男女トラブル
お互いに依存している人が多いからか、男女トラブルは日常的に至るところで起きています。
・夫が子供たちの居る前で手をあげた
・喧嘩して彼女が玄関ドアを開けてくれない
・妻が玄関ドアを開けてくれないので窓ガラスを割った
・別れ話をした後で彼氏が公共の場で暴れまわっている
・妻が包丁を持ち出して「殺してやる」と叫んでいる
といった当事者からの通報や、
・アパートの隣の部屋の夫婦がいつも喧嘩しているようだけどDVではないかと心配
などといった第三者からの相談があり、多種多様です。
色んなパターンがあるのですが、ひとまず男女問題が絡んでいて、ヒートアップしているものを110番通報では「男女トラブル」「夫婦喧嘩」といった題名で指令が下りてきます。
題名を見ただけで、なんだその場限りの個人間のトラブルか、なんてことは思いません。
大きな事件になりうる可能性もある、とても厄介なもので、心して向かうのです。
流れとしては
通報によって現場に駆け付け、
双方を引き離して話し合いをし、
整合性を結び付け、
事件性の判断をし、
お互いの意向を聞きます。
大抵は警察官が来たということで落ち着きますが、継続的に見ていかなければならないものもあるのです。
生命に関わる事態、というのを常に念頭に入れていますから…。
漫画『ハコヅメ!』のかなちゃんも、男女トラブル事案によって精神的に追い詰められ、退職してしまいましたよね。
作者は、それほど重いものなのだということを、叩かれる警察ではなく、「世間一般に」伝えたかったのだと思います。