M1見た。

この状況下で開催できて本当よかったねぇ。

全体的な感想としては2019年が神がかった大会だったのでちょっと物足りなさも否めなかったけど、漫才見れるだけで嬉しい。自分が一番好きだったのは、うーん、決勝ではおいでやすこが、第一ラウンドではNY。ニューヨークは私の好みじゃない漫才師で、いつもは苦手なんだけど、この、みんながコンプライアンスを気にする中で、あのネタで来るところが好きだった。それいうたらヤバイ奴やーん、笑われへん人おるやろな、ってわかってて、もってくるところに、芸人らしさと、彼らの個性を感じて好きだと思った。その点で、天晴れです。ただし、うまさという意味で、かまいたちや和牛レベルには至らないけどねーwと言ってみる。そう、今年はあの2大巨塔が出れるはずなのに出ないところがさみしかったなー。

審査員のみなさん、コンプライアンスを気にしすぎなのか、コメントが甘くなってきたーって気がしますなぁ。上沼さんも巨人師匠もシラク師匠もめっちゃ優しないですか?辛口大好きの私的には物足りない。ネットや世間の反応を気にせずズケズケ言うのが難しくなっているのはわかるんだけど。(いうと反感が一部の人から自分に返ってくる、その代償を考えると、他人のためと思っても、わざわざやる必要なし。というのも十分わかる。そしてズバ抜けておもろいものが見れなくなる、という悪循環を理解してない人が居るせいでますます、丸くて甘いだけのものになっていくのだろう。)辛口もまた「おもてなし」であることがわからない人が多い気がする。

そういう意味で、コンプラを意識しない様に見せかけてるのか、気にしてないのか、わからんけど、自分たちのネタ、自分たちらしさを押してやり通したニューヨークにポイントあげる。私のポイントなんか要らんかも知らんけど。あと、予選も見てたけど、とってもポジティブ、誰も傷つけないでおなじみのぺこぱが去年とは打って変わって、ちょっとネガティブさを打ち出してきたことも私の中ではポイントが高かった。色々試して、試行錯誤してそうなところがよかった。まぁ、ネタ的にはまだまだ荒削りすぎて決勝に出れなかったのが結果として出ているけど、それでも同じことだけを続けているよりも幅が広まっていいんじゃないかしら。世間受けだけを考えて同じことを続けるのも手だけれども、いろんなものを見たいお笑い好きとしては色いろ見せて欲しいと思う。



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