仕事の醍醐味。大人の仕事の仕方。
今日は、ズームで新人研修についての打合せ。
新人が今一人いるが、
あと二人やってくる。
全員30前後、私からしたらずっと若い人たち。
入社から今まで研修してくれている担当者から聞く話では
新人同士で
自分はあの人ほど仕事を覚えていない、とか、
入る回数が少ないからなかなか研修が進まない、とか
気にしている人がいると。
どのように指導するか?と聞かれて
仕事を楽しめるように意識してほしいと伝えます、と言った。
長い時間を職場で過ごすのだから
楽しめるように、そこは自分で責任をもってもらいたい。
私が仕事を楽しませることはできないし、
楽しむには
例えば、どうすれば受講生に喜んでもらえるか?
どう伝えれば仕事の引継ぎがうまく行くか?
自分で考えて動く。
失敗はしても、チームなので全員でカバーすればいい。
そして、失敗した時どう対処すればリカバーできるか、は、
失敗して覚えること。
なので、失敗しないことが大事なのではなく
失敗したとしてもそこから学べばいいし、
間違いを伝えられた時に素直に
次から気を付けよう!覚えておこう!と思うことでいい。
落ち込まないでほしい。
間違いを恐れたり
自分はダメだと落ち込んだり
そういうの時間の無駄なのです。
大人の仕事は、そういう無駄なことにエネルギーを使わない。
自分が仕事を楽しめるように
自分で責任を持つこと。
それが大人の仕事の仕方ではないかな?と私は思っています。
うちの教室は本当に忙しい。
受講生の対応に追われ、事務仕事に、機器のメンテ、入会希望者への対応、やることは満載で
バタバタばたばたしていると、ミスもします。
できるだけミスはなくしたいけど、
やってしまったミスは笑い飛ばしてみんなでカバー
エネルギーは
どうやって受講生に満足してもらうかについて
考えて実行することに使う。
目の前の受講生の声に耳を傾け
チームの皆でシェアし、
受講生から出た問題を解決して行ける方法を考えて
それをイベントにしたり
オリジナルの教材にして渡したり
そうやって自分たちで考えて実行したことが
受講生に喜ばれないわけがなく
喜ばれることで
また頑張ろうというモチベーションになるし
一番勉強にもなる。
そして必ず教室の営業成績につながる。
そういう順番。
数字が先ではなく、中身というか、そういう意識が先。
そうやって仕事を楽しもう!と言って
4年半、教室を運営してきました。
結果、インストラクター全員が
パートも社員も生き生きと楽しく仕事をして
受講生から
この教室は明るくて居心地がいい、と言ってもらえるようになりました。
何よりの嬉しい言葉です。
仕事の醍醐味って
自分が目の前の人の問題を解決して喜ばれることではないかと思います。
そのことにどれだけ
真摯に努力できるか。知恵を出せるか。実行できるか。
それが仕事を楽しむ秘訣だということを
新人さんたちに話したいと思っています。