検査結果

CTと胃カメラの検査結果が出ました。

食道胃接合部がん
明らかな遠隔転移なし
リンパ節への転移らしきものが2個見られる
横隔膜浸潤の可能性あり

とのことで、4月に胃を全摘し、その後抗がん剤治療に入ります。

ただしもうひとつ問題があり…。
CTを見ながら、右乳房に気になる影があるんだけど…でも12月まで授乳してたからかな…?と消化器外科の先生に言われ、一応乳腺の先生に見てもらうことになり、マンモグラフィーとエコーをしてもらったところ、非浸潤がん(ステージ0)の乳がんも見つかりました。
後日、胸に針を刺して生検をしてからの確定になりますが、乳腺の先生の見立てでは8割はがんでしょうとのこと。

あくまでも転移ではなく、がんが多臓器に同時に出現してしまった状態。
乳がんの方はまだ放っておいていい、胃がんの切除が優先!といわれましたが、ステージ0の乳がんとはいえ、がんのタネが広い範囲に散らばっているため、切除は全摘となるそうです。

命には代えられないので、手術でも抗がん剤でも全摘でも標準治療ならなんでもやります、やってやりますが、さすがに38歳になったばかりで重複がんとなると、悲しみよりも、どこにぶつけたらいいのかわからない怒りの気持ちが強く込み上げてきました。

プラスに考えれば、胃がんの方は決して楽観視はできない状態ではあるけれど、明らかな遠隔転移がなかっただけ希望はまだある。
乳がんも、かなりの初期段階で見つけられたのだからよかった。
頭ではそう理解できるのですが、これまでの病歴も含めてここまで著しく健康を脅かされていると最悪のことばかりを考えてしまうようになり、ここ数日は受け入れ作業がとても困難でなかなか気持ちが上を向きません。
子どもの前でうまく笑えてるかな……。

頭が爆発しそうな情報量に溺れそうになりながらも、検査が次々に入るため毎日忙しく病院通い。長男の保育園のお迎えや次男の面倒、わたしの付き添いなど家族にも負担をかけ、心身の疲れが蓄積しているのを感じます。

次男の入園準備や慣らし保育と、検査や入院、手術が同時進行していくので、まだまだバタバタな日々が続きそうですが、病院の都合で土日には絶対に予定が入らないので、今週末は無理やり弾丸旅行をねじ込みました。
少しの間、忘れられる時間になりますように。

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