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【UI Desgin】要件定義書とは何なのか?

皆様、お元気でしょうか?UIデザイン勉強中のmiuraです。
今回は要件定義書という存在を知ったので、BONOで学んだことをメモしていきます。


要件定義書とは

そもそも要件定義の「よ」の字も分からない状態なので要件定義書とは何か検索をかけました。調べた結果、要件定義にて決定した内容をまとめて文書化したもの。つまり、かなりかみ砕いて言うと使用者が”「こういう事したい」という要望をサービスやアプリで実現する為にまとめたものです。(UI制作においての定義なので他分野では差異があるかも)これがあることで関係者(発注側含め)全員が認識のすり合わせができます。

なぜ、要件定義が必要なの?

まず、要件定義をしなければ要件定義書は作成できませんが、要件の定義とは何なのか。

UIデザインを作成する際、「とりあえず作ってみるか。」で制作すると、どのページが必要なのか、なにをメインに表示するのか、なにを一番強調すればいいのか…どうすれば良いのか分からないまま制作し、そして修正の嵐が巻き起こります。

  • 自分で決められない

  • 構造が考察できない

  • 永遠に繰り返す指摘

☝これらを防ぐために誰がいつ使うかを考えてデザインする必要があり、その「指針」として要望を満たすために必要な事を決めていきます。とりあえず、これが要件を定義する事かなぁという認識です。

UI要件定義書のメリット

BONOの情報設計(初心者向け)の解説を見て一番心に刺さったものがあります。それが、【「見た目が良き」で終わらせない】という事です。
正直、見た目重視になり情報が分かりづらい物を制作してきた自覚があったので、聞いた瞬間に呻きました。

ユーザーがやりたい事を満たすためのUIなので、サービスの目的・要件を明確にし優先度をデザインに反映させることが重要です。情報の優先度がつけば、ユーザーが知りたい情報・行いたいアクションを強調できるようになり、より使いやすいUIに近づけます。

構造を組むときのポイント

また、表示しなければいけない情報の抜け漏れ防止にもつながります。

要件定義書のメリット

定義書の中身

UIで実現したい事を書き示す必要があるので記載する内容は下記のような形に。こうしてみるとデザインを行う前の工程がかなり長く感じます。ここではさらっと概要だけ纏めておりますので、具体的な内容が気になりすぎる方はぜひBONOの仲間入りをしましょう。

「誰がいつどんな時に使う?」を考えよう。
①ユースケース
②行動フロー
③オブジェクト
④タスク

1.ユースケース

”ユーザーが何をする為にアプリやサービスを使うか”をまず最初に考えます。ここで、ユーザーが行いたい事を整理し、UIに生かす下準備をしておかなければいけません。ただ、私は初心者の中の初心者なので似たようなジャンルのものを参考として漁り回りユーザーの行動を考えます。

ユーザーケースってこんな感じ

2.行動フロー

ユースケースを行う時の具体的な流れ・内容・ステップとか。

3.オブジェクト

要件を踏まえつつ、具体的にユーザーが入力するような内容を考えます。ここでも、元々あるフォームや既存サービスを参考に必要な事を書き出します。参考大事。超大事。

4.タスク

必要なアクションをひたすら書き出し、優先度をつけ、抜け漏れを無くす工程。

こうして材料が整ってきたら参考を探した後にラフの制作に入り、ようやく制作に入ります。そして、出来た段階で要件を確認。ここで必要なら再定義を行い、制作したものの改善点を挙げていく…と続いていくので最初から最後まで要件定義書が重要だという事が分かったのでした。

まとめ

  • 要件が更新される度、関係者全員の認識のすり合わせが出来る。

  • ユーザーの要求を満たすUIが作りやすくなる

  • 抜け漏れを無くす

  • デザインの指針ができ、改善案などアイデアを出すときに判断材料になる。などなど…

要件定義書を作ることで良い事しかないので、作るのに慣れようと思います。


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