術前説明
少し秋の気配?
雨が降りそうな空模様。
今日は、入院前最後の受診。
夕方の病院は落ち着いていて、いつもより静か。
診察室に呼ばれると思いきや、エコー室へ。
先生がエコーでみながら摘出範囲を決めていく。全ての乳腺を取り切らないと、再発の恐れがあるので、乳腺の端を見極めて全て切除する必要がある。
入念にエコーを当てる。
その後、マジックでメスを入れるところと、くり抜く範囲を描いていく。
鏡を渡され、映しながら説明を受ける。
もうすぐ無くなる私の右乳房。
マジックで「目👀」みたいな模様が描かれている。
腹芸みたいで、ちょっと面白い。
診察室に夫と2人で入る。
「治療・検査の説明書」に絵を描きながら、改めて手術の説明を受ける。
念の為の「輸血同意書」「教育・学術研究へのご協力のお願い」など、説明を受け、全てに署名する。
そして、会社の人事部から求められている「診断書」を記載してもらう。
夏期休暇、連続休暇、有給休暇を使ってお休みするので、今回は「欠勤」にはならない予定。ただ、長期に及ぶ休暇のため、手続き上、診断書が必要とのこと。
今後、万が一、傷病休暇や傷病欠勤になった場合に、最初から診断書が出ている方が手続きしやすいという、人事部の配慮らしい。
健保の補助といい、会社の制度に助けられていることを、実感した。
また、うちに外勤に来ている先生方も、
「入院したらお見舞いに行くね」
「欲しいものあったらメールして、届けるから」
と言ってくれる。
みんな、大学では偉い先生なのに、有り難い。
そんなこんなで、みんなに見守られて手術に臨む。