シニアの両親とオーストリア旅行 2
集合は成田空港で
成田空港を11:10に出発する飛行機だったので、集合時間は少し余裕をもって、2時間半前の8:40にしました。両親は遠方に住んでいるため、前日に羽田空港→都内を少し観光→成田空港近くのホテルに宿泊して貰いました。
前泊のホテルは、空港の近くが良いとのことだったので、東横イン成田空港新館を予約しました。空港間の無料シャトルが利用でき、朝食が付いている点も良いと思いました。ただ、周辺には飲食店などがあまり無さそうだったので、前日の夕食は都内で済ませるか、食べるものを買って来て、と伝えていました。スーツケースは、チェックイン前日または当日であれば、ホテル宛てに送って良いとのことだったので、前日到着するように手配。
横浜駅から成田空港へのアクセス
最寄りの横浜駅から集合時間の8時40分までに成田空港に着く経路を調べてみましたが、鉄道なら乗り換えが必要で途中少し歩くみたいだったので、大きなスーツケースで歩きたくないと思い、少し高い(3,700円)ですが、リムジンバスを利用することにしました。
YCATを6:30に出発するバスだったので、余裕をもって6時過ぎには横浜駅に着いたのですが、早朝のためいつもは通れるところが施錠されていたりして、思いのほか時間がかかってしまい、割とぎりぎりの時間にチケット購入。
成田空港 搭乗時間までの過ごし方
空港が混む時期でもないので、チェックインや保安検査もすぐに終わり、搭乗時間まで結構時間が余りました。
ここから先ずっと両親と一緒なので、少し一人になって一息つこうと思い、一旦両親と別れ、搭乗時間まで買い物や朝食を食べて過ごすことにしました。
化粧品(しかも大事な下地とファンデーション)を忘れてきてしまったことに気づき、丁度よいので免税店で買おうと思ったのですが、お目当てのお店がない。。ということで、ドラッグストアで間に合わせのものを適当に購入し、遅めの朝食を食べることに。
でも、全然惹かれるレストランが無いんですよね。。ぐるぐる回ってみたけれど、大して美味しくなさそうなありきたりなメニュー、しかも値段は空港価格というものばかりで。時間も無くなってきたので、適当に入ったお店でビールを注文。まだ午前中のビール、旅行中ならではという解放感があって好きです。
オーストリア航空の機内食
この日のエコノミークラスは満席。少しするとローズマリー味のクラッカーが配られました。往路でも同じクラッカーが配られました。日本の航空会社だと煎餅だったりするけれど、私は機内でワインを飲むことが多いので、クラッカーの方が嬉しい。
少し間が開いて機内食が運ばれてきました。確か、パスタorチキンの選択肢でした。特典航空券だったからか、事前にHPから食事を選んだりすることはできませんでした。ヴィーガン、ヒンズーなんかの特別対応食の方はどうするのかな?とふと思いました。
ドリンクは白ワイン、そのあと赤ワインをお願いしました。どの銘柄かは分かりませんが、どちらも美味しかった。そして大き目のコップに並々とついでくれるので、ちょっと揺れたときにドリンクが少しこぼれたほど。
フライト中に出たものはクラッカー、機内食2回、途中で軽食のおにぎり(帰りはサンドイッチ)。見た目も少なく見えるけれど、実際に量は控えめ。欧米の男性って体格が大きいひとも多いですが、これで足りるのかな~と思う感じの量でした。そして肝心の味は、、正直あまり口に合いませんでした。
オーストリア航空のサービス、エンタメ
日本語の案内も聞こえていたので、日本人のCAさんもいらっしゃったと思いますが、エコノミーの方のサービスは全て日本人以外のCAさんでした。
東京からウィーンは通常12時間弱のフライトですが、現在は露ウ戦争の影響で飛行時間が2時間位プラスになるとのこと。映画を観て時間を潰そうと思っていましたが、日本語吹き替えや日本語字幕のものはあまり多くなく、あまり観たいものも無かったので、時間つぶしに苦労しました。機内ではあまり寝られない方、という方は事前に動画をDLしておくとか、本を持参するとか、暇つぶしを予め考えておくと良いかもしれません。あまり寝られない人にとって、14時間超のフライトはかなりキツイです。
ウィーン到着
長い長いフライトを終えてやっとウィーン国際空港に到着。入国審査に向けて、what is your purpose of your visit? Sightseeing位のフレーズは両親に教えておいた方がいいのか、と思いつつ列を進んでいきましたが、係員はあまりパスポートを確認している様子もなく、誰も特に何も言われるずに、スムーズに入国できました。
ターンテーブルの後ろには、シュニッツェルが有名な老舗レストランFiglmullerの広告が。このレストランは後日予約して行きました。
空港からタクシーでホテルへ
空港からホテルへの行き方をGoogleマップで調べてみると、どうしても歩行時間が長めのルートしか出てこなかったので、空港のカウンターで料金がフィックスされているエアポートタクシーに乗るのがよいかなと考えていました。
空港の到着ゲートのところで、鉄道とかタクシーなどの表示が出ていて、ここで確かリムジンとタクシーという表示があったと思います。リムジンと書いてある方向に行けばよかったのですが、つい、タクシーの方に向かって歩いてきてしまったようです。途中気づきましたが、両親を戻らせるのも気が引けて、そのままタクシー乗り場の一番先頭にいるタクシーに乗ってしまうことに。
エアポートタクシーだと料金一律で42ユーロのはずなのですが、そうでない場合は帰路空港料金として18ユーロが加算されるようで、料金は60ユーロになりました。これにチップを加算して支払い。
相場40ユーロ位だと思っていたため、あれ?ぼったくられたかな、と思ってしまったのですが、後で調べたらそういうわけではなく、帰路料金が加算されたからなのだと分かりました。当然ですが電車やバスの方が断然安く市内に行けます。帰りはバスだったので、10ユーロ以下で移動できました。
ホテルに到着
ウィーン到着日のホテルは、中央駅から遠くなく、3人で泊まれる部屋があって、比較的手頃なところ、という条件で探しました。エクスペディアで予約して、20,190円でした。
今回の旅行では3か所の宿泊場所を利用しましたが、ホテルを探すの結構苦労しました。前回来た時と料金が違いすぎて。。ここは立地も値段もまぁまぁだなと思ってよく見ると、シャワーが共同だったり、セキュリティに不安があるようなところだったり。
こちらのホテルも、エクスペディアに掲載されているトリプルルームはシングルベッドがきつきつに並んでいるような感じだったので、一瞬躊躇しましたが、初日だけだからまぁ良いかと思って予約しました。
実際に通された部屋はすごく広い上に、バスタブまであるお部屋でした。3人分のスーツケースを広げてもまだ余裕があるくらい広い部屋でした。部屋の真ん中に大きい棚があって、目隠しもばっちり。私はソファベッドでしたが、寝心地が悪いというわけでもなく、快適に過ごすことができました。
日没が遅い
この時期のウィーンは21時位まで明るいです。ホテルに着いたのが19時位で、のんびり翌日の準備をしていると、近場のスーパーが閉店してしまっていました。24時間営業のコンビニがある生活に慣れてしまっているので、あっ。ヨーロッパは閉店時間が早いんだった、と思い出した瞬間。日曜日は完全閉店のお店も多いので、目当てのお店がある場合は予め営業時間を調べておく必要があります。
Googleマップでまだ開いているお店を検索。10分位あるいて中東系の方が営んでいるお店で何とか水を購入することができました。このホテルの周辺は観光地から離れており、あまりレストランやカフェもないみたいで、割とひっそりしていました。
飛行機を降りる少し前に食事が出たので、特別にお腹も空いていなく、翌日は8時40分の電車に乗ってハルシュタットに向かうため、早めに休んでしまおうと言い合うも、外があまりにも明るいので、何だか体内時計が狂いそうでした。実際両親はあまり眠れなかったのか、早朝から会話しているのが聞こえてきました。