2018/08｜一人旅（１日目）ひたすら北へ, つくば～青森
（2018/08/某日）記。
大学生になってから一人旅にはまり、バイトで貯めたお金で毎年夏休みは日本のどこかに旅に出るようになりました。
そして大学３年の夏。どこに行こうか。
「日本海側の地域は全く行ったことがないなぁ」という事実と、大学１年生の時に「こぎん刺し」という民芸品に「すごい！」と思った感動、そして「古事記」「日本書紀」を読んで「舞台となった場所の一つ、出雲に行ってみたいなぁ」という思いが重なりました。
そして、いま住んでいる「つくば」から「青森」へ北上し、日本海側を通って島根県・出雲へ、そして（行けるか分からないけど）尾道へ、そこから佐賀へ帰省するという、壮大な計画が立ち上がりました。これが７月中旬ごろ。
車の運転免許を持っていない私の基本的な移動手段は電車。移動距離が過去最長で運賃もえげつないことになるので、貧乏旅の見方「青春１８きっぷ」が使用できる期間中に旅を決行することにしました。
そしてもう一つ。旅をしていて「その時ふと考えたこと、思ったこと、起こったこと」をTwitterとかに打ち込むように、普段使っている「何でも記録ノート」に記録してみました。山口晃さんのアイデアを借りて「紙ツイッター」とします。
そこから抜粋した、とりとめのない文章をnoteで紹介していきます。
◇◇◇
旅のはじまり
【１日目のザックリ予定】
つくば→いわき→盛岡→青森
とにかく北上していく日。大学1年生時の福島県・宮城県の旅では内陸の路線で行ったので、今回は海岸沿いの路線（常磐線）で。
◇◇◇
以下、紙ツイッターより抜粋
始発の電車。夏休み中は旅の格好をした人が多い。
その日決めたスケジュールをこなすことは、日常と何ら変わりない。
電車のクーラーが冷たくて、端っこの端っこに座った。
電車に乗る人と降りる人、どちらも同じくらい少ない。足を思いっきり伸ばせるくらい空いている車内が好き。
まさかの「富岡」行きが、普通列車のはずなのに特急の形をしていて驚いた。予想外。フカフカ椅子を独占。この椅子に座って田畑が広がる風景を眺めるのは気持ちいい。田んぼの稲が波打っているのが見える。泳げそう。
全部覚えているワケではない。
全部覚えているワケではない。
さっきスゴイ「サマーウォーズ」みたいな光景を見た！
駅の隣に並んでいる、しなだれたヒマワリたち。
富岡駅に着いた。
みんな写真を撮ってなんだか観光地みたい（私も撮ったけど）。これ、自分の地元だったらどうだろう？嫌な気分になる？
代行バスに乗る人が多い。し、早々からみんな並んでいて日陰がなくなりそうだったから、私も40分前から並んでみた。
「車内での撮影はマナーとモラルを守りましょう」の貼り紙。
「窓の開閉は厳禁。帰宅困難区域。撮影は風景のみ。」
周りから聞こえるシャッター音がツライ。
◇◇◇
一年半ぶりの「松島」を見た。一年半前は早朝の春に見た。
低いところを漂う雲と、高いところに居座る雲。
盛岡寒い。
エスカレーターの手すりがあったかい。
新幹線であっという間に「八戸」だ。「青い森鉄道」にも無事に乗れた。
青森さっむ！
とりあえず絶対明日寒い。
12時前には寝る。11時半には寝るつもり。20歳のまま寝たい。
◇◇◇
「2018/08｜一人旅（２日目）弘前で「こぎん刺し」体験」へ続く。
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