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2017/09|佐賀で遊ぶ|有田・武雄観光

(2017年09/某日)記。

故郷・佐賀へ帰省している間、「有田町」と「武雄市」へ幼馴染と2人で観光してきました。大学1年生の春休みに、「佐賀県内で今まで行ったことのない場所へ行く」というミッション?が意外と楽しくて、今回はちょうど同時期に帰省中だった幼馴染と行くことにしたのでした。

そういえば、全体を通して今回は「旅」というより「観光」という方がしっくりくるのですが、この2つの言葉の違いって何なんでしょうかね。もっと言うなら「旅行」という言葉も上記2つとは違った印象を受けます。ちなみに前回・3月にやった佐賀巡りは「旅」という言葉がしっくりくるんですよね。そういうふとした疑問も浮かんだ日でした。相変わらず、言語化するのって難しいです。

旅のはじまり

まずは有田町へ行きます。二人とも車の免許を持っていないので、「有田駅」まで電車で向かいます。途中の「肥前山口駅」で「佐世保線」に乗り換え。

「有田」といえば「有田焼」。「佐賀県って何が有名?」と聞かれたら、いつも「有田焼」と答えています。個人統計上、相手の反応が「ああ~!」ってなる確率が非常に高いです。

佐賀の実家で使われているお皿のほとんどは、恐らく「有田焼」や「伊万里焼」と言われる佐賀の磁器。特産品でありながら、日常に溶け込んでいます。佐賀県民にとっても、きっと身近なものだと勝手に思っています。

そういえば、小・中学校の給食では磁器のお皿が使われていました。磁器なので、クラスの人数分の枚数となると非常に重く、給食当番の「食器運び係」がまわってきた週はちょっと憂鬱でした。落とすともちろん割れるので、神経もはりつめます。でも、今振り返ってみると、「食器を使って食べる」ってちょっと温かみというか、食事を大事にしている感があります。聞くところによると、アルミ?のお皿が全国的には一般らしく、これにはかなり衝撃が走りました。

さてさて。まずは朝ごはん。腹が減ってはなんとやら。前々から行きたいと思っていた「ギャラリー有田」でモーニングをとります。

2017年09月撮影|ギャラリー有田

店内にズラリと飾られた有田焼のカップは、展示物でありながら使用できます。自分が選んだ好きなカップで飲食できるのです。

2017年09月撮影|ギャラリー有田
2017年09月撮影|ギャラリー有田

朝ごはんの後は、町を散策します。さすが、あちこちに陶磁器関係の建物があります。

2017年09月撮影

陶器でできた鳥居が印象的な「陶山神社」へ。

2017年09月撮影|陶山神社

狛犬も陶器でできています。

2017年09月撮影|陶山神社
2017年09月撮影|陶山神社

もう一つの おもしろポイントは、参道の途中に線路が通っている事です。情報過多な神社ですね。

2017年09月撮影|陶山神社

「泉山弁財天神社」の境内にあるイチョウの巨木。樹齢約1000年!!高さは30mほどになるそうです。

2017年09月撮影|泉山弁財天神社
2017年09月撮影|泉山弁財天神社 イチョウの樹

だいぶ圧倒されましたが、イチョウの黄色が見頃になる秋は、もっとすごいだろうと思います。

お昼ご飯は、友達が行きたいと言っていた「Fountain Mountain」で。100年以上前に建てられた民家リノベーションした、オシャレな古民家カフェです。元々は、有田焼の製造販売のお店だったらしい。

2017年09月撮影|Fountain Mountain

午後から「武雄温泉駅」へ移動します。同じ佐世保線上なので、乗り換えなしでスグ行けます。

武雄といえば「武雄図書館」と武雄の「ゆめタウン」…そのイメージしかありませんでした。

「武雄図書館」は改装後、画期的なデザインが話題を呼び、盛り上がった時期がありました。私は改装前、幼少期によく利用していたのですが、親が用事を済ましている間に、そこで本を読んだり、キッズルーム的なところで遊んだりして過ごしていた思い出があります。その後に、武雄の「ゆめタウン」に行く、というのが週末のお楽しみルートでした。

で、ちゃんと調べると、他にもいろいろ見どころあります。まずは「武雄温泉楼門」へ。竜宮城を思い起こすようなデザインは「天平式楼門」と言うそうで、なんと釘を一本も使っていない建築物だそうです。「東京駅」を設計した「辰野金吾」の設計とのこと。

2017年09月撮影|武雄温泉楼門

楼門をくぐり、「武雄温泉 新館」へ。大正初期に建てられた姿へ復元され、中を見学できます。

2017年09月撮影|武雄温泉 新館
2017年09月撮影|武雄温泉 新館
2017年09月撮影|武雄温泉 新館
2017年09月撮影|武雄温泉 新館

それから武雄市は、佐賀県内の大楠ベスト3が集結しているところでもあります。

まず第3位、「塚崎の大楠」です。

2017年09月撮影|塚崎の大楠

昭和38年の落雷で失った部分もありますが、恐ろしいほどデカイです。写真で上手く伝わらないのが残念。というか、この大きさで第3位とは…。

2017年09月撮影|塚崎の大楠

中は空洞になっていて、入ることができます。上を見上げるとポッカリと空が見えます。ていうか、中広すぎる。幹まわりの大きさを感じます。

第2位は、「武雄神社」の御神木になっている「武雄の大楠」です。

2017年09月撮影|武雄神社
2017年09月撮影|武雄の大楠

竹林を抜けた先に、神々しく登場。こちらも大きすぎる!!こちらも、幹の中は空洞になっており、中はなんと12畳もの広さがあるらしい。12畳!?

2017年09月撮影|武雄の大楠

第1位は「川古の大楠」ですが、今回は残念ながら行けませんでした。どの大楠も、樹齢2000年~3000年ということで、とんでもなく果てしない時間を生きています。自分がちっぽけに見えてきますね。

最後に武雄市のシンボルの一つ「御船山」へ。1845年に完成した庭園「御船山楽園」の後ろにそびえ立っています。

2017年09月撮影|御船山

「御船山楽園」では、「TEAM Lab」が「かみさまがすまう森のアート展」という展示をやっていました。

2017年09月撮影

夜は佐賀県のB級グルメ「シシリアンライス」を初めて食べました。というか、そもそも、佐賀県にB級グルメがあるなんて、知らなかったです。

2017年09月撮影

久々の友人と、久々の佐賀観光でした。

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