
韓国就活初心者が❝国民就職支援制度❞を利用してみた①〜국민취업지원제도(国民就職支援制度)について〜
韓国に来てはや6ヶ月。日本で仕事を辞めてから、6ヶ月。
やっと移住に関連する手続きが終わり、仕事を探し始めることにした私は、『国民就職支援制度』を利用する事にしました。
今回は、국민취업지원제도(国民就職支援制度)について、詳しく載せていきたいと思います。
○国民就職支援制度とは?
韓国の労働部が行っている支援制度。
就職相談,職業訓練プログラム,就職斡旋などの手厚いサービスが受けられる。
支援期間は6ヶ月(就職が決まらない場合は、さらに6ヶ月支援を受けられる)
所得と年齢によって、受けれる支援内容がⅠ類・Ⅱ類に分類され、支援を受けることができる。
職業訓練学校とも連携していて、就職のために資格取得目指すことも可能。(給付金あり)
簡単にいうと、日本のハローワークに似た機関で行っている就活支援制度です。
○支援サービス

所得・年齢・過去の就職経験などによって、Ⅰ類・Ⅱ類に分類され、支援を受けることができます。
◼︎Ⅰ類・Ⅱ類ともに
✳︎12ヶ月の就職支援サービス
心理・就職・進路相談。
職業訓練、創業支援、就職前にトライアルで仕事を経験できる制度あり。
雇用・福祉の連携制度あり。
✳︎初期就職成功手当
就職計画を立てた後3ヶ月以内に就職した場合、手当が支給される。(Ⅰ類:残った求職促進手当の50%、Ⅱ類:条件付きの受給者→50万ウォン)
✳︎就職成功手段
就職または創業時、最大150万ウォン支給される。(中間所得60%以下に該当した場合)
◼︎Ⅰ類のみ
求職活動を真面目に行う場合、月50万ウォンを6ヶ月間の求職促進手当を支給。また、家族手当も月最大40万ウォンまで支給される。(家族手段は、1人当たり10万ウォン)
◼︎Ⅱ類のみ
就業訓練参加時、最大195万4千ウォンが就職活動費として支給される。
○申請方法

◼︎申請対象
国民就職支援制度の支援を希望する本人
◼︎申請方法
申請方法は、オンライン(www.kua.go.kr)から申請するか、直接機関へ訪問の2つ
私はネットからだと、外国人のためエラーが出てしまったので直接窓口を訪問しました。そして電話の掛け方がよくわからなかったのと、電話まじ苦手なので、全部窓口で手続きしました。
手続きするまでのやり取りは以下のような感じです。
窓口に行き手続きに必要なものを確認→必要書類を揃えて再度窓口へ行く→窓口でワークネットに登録・国民就職支援制度への申請
電話ができるのであれば事前に電話で必要書類をきいて、揃えてから訪問した方が効率的です。
◼︎申請場所
居住地を管轄しいる雇用センター
◼︎申請期間
年中いつでも
◼︎提出書類
就職支援の申請書・就職にあたり個人情報を共有してもいいかの同意書(その他追加書類をお願いされることがあります。)
○30代・韓国で就職経験なしの私が申請した場合
申請時の状況をまとめると…
30代前半
過去にこの就職支援制度を利用したことがない
韓国でアルバイトを含め働いた経験がない
旦那の年入が平均年入の120%以内に収まる(18〜34歳まで)
アルバイトやパートタイムではなく、フルタイムで働く意欲がある
このような状態で、受付時はⅡ類になる可能性が高いと言われたのですが、ダメもとでⅠ類でダメならⅡ類の支援を受けれる形で申請を出したところ、Ⅰ類の支援を受けることになりました。
✴︎結婚移民ということで確認されたこと
外国人が支援を受ける際は、同じ住所の家に住んでいるのかもチェックされます。(最近は偽装結婚てのがあるそうで、一緒に住んでいるのか、旦那さんとの写真はあるかなど聞かれました)もし引っ越して、片方の住所変更が遅れている場合は、変更手続きを行ってから、申請を受けにいくことをおすすめします。
今回は、韓国就職初心者の私が利用した국민취업지원제도(国民就職支援制度)についてまとめてみました。こちらは段階ごとに体験談をまとめていきますので、ぜひ楽しみにしていてください☺️
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