もっと柔軟に気楽に、幅を持って考える。
先日、友達とリアル脱出ゲームに行った。
アニメの主人公となって謎を解き、脱出を試みるという体感型ゲーム。
私は友達に連れていってもらい初めて行った。
参加者の3分の1はクリアしているとのことだったので、まあ普通にやっていればクリアできるだろうと軽くみていた。
しかし、やってみると、なかなか難しい。
まず、アニメの設定、世界に没入して、現実の考えから抜け出さなきゃいけない。
問題文がなかなか頭に入ってこないのだ。
自分が設定されたアニメキャラになりきって読まなくてはいけない。
そして、使えるものはなんでも使う。
何個も前にクリアした謎解きのアイテムや考え方を使ったり、なぞなぞやパズル、クロスワードなどたくさんのコンテンツを使ったりする。
小道具だと思っていたものが実は大事な鍵であったりした。
最初は制限時間にこなせていても、だんだん難しくなり、焦る。
友達もわからず、煮詰まってしまった。
とうとう最後の1個がクリアできずに終わってしまった。
最後の答え合わせ。
あー!そうなっていたのか!悔しい。
最後までたどり着いたらさぞ達成感があるんだろうな!!
と思うような仕掛けになっていた。
よくできているなぁと思った。
大事なのは頭の柔らかさ。
前使ったアイテムは使わないものだという固定概念に勝手に囚われていた。
指示通りにやってるつもりがしっかりできていなかった。
反対の視点から見たら1発でわかるようなものだった。
一度解けなくても諦めずに、「これは違った。ということは?」と違う視点から見ることが必要だった。
とにかくゲームに集中して楽しむこと。
現実の自分の固定概念は捨て去ること。
空間にあるものはなんでも使うこと。(ヒント然り。。)
それが大事なんだな。と思った。
社会人10ヶ月、働いていても思う。
自分にとっての常識は実は非常識であること。
だからこそ今まで生きてきた考え方は棚卸しして一から学ぶ姿勢が必要なこと。
こうであるべきという固い狭い考えに囚われないこと。
先輩、上司、同期、使えるものはなんでも使うこと。(言い方悪い)
一度失敗しても挫けずに何度も挑戦すること。
過去や未来の考えに惑わされず今に集中して取り組むこと。
共通することがたくさんあった。
リアル脱出ゲームは意外と社会の縮図という感じがした。
なかなか面白く、また行きたいと思った。
悔しさとクリアした時の快感も体感したい。
社会の縮図とか言ってまた考えすぎちゃうのも私の癖。
もっと気楽に、柔軟に、幅を持って考える。