読書記録⑫ あなたの世界をガラリと変える 認知バイアスの教科書
あなたの世界をガラリと変える 認知バイアスの教科書
西剛志
2024/10/22
1つのバイアスについて数ページ程度で書かれており、ジャンルで分けて40程度のバイアスが紹介されていた。なので、いろんなバイアスについて大まかに掴む入門書という感じだった。読んでいると自分がどんなバイアスに興味があるのか気付けた。
・注目バイアス
欲しいものを明確にする習慣を取り入れよう。知ってたのに、なんで今までしてこなかったのか不思議。関連する情報が集まるのに。
・五大バイアス
プレミアムバイパス
人は最初に聞いた言葉に影響される
・作話
自分も怪しいと思った。ピアノにまつわる恐怖は事実よりも大きく記憶を作ってるのかも。私はそんなにひどい経験をしたのか?本当に思ってるよう下手くそなの?改めて、客観的に見つけるきっかけになった。
・知識の呪い
長い時間一緒にいると、相手が自分の気持ちやルールをわかってくれてると思い込んでしまうこと。他人なのに自分の思いがわかってくれると思ってしまうよね。ちゃんと伝えることが大切なのを再認識。
・クラスの学力を上げるには一番下のレベルに合わせること。
すると、わからない子がわかるだけでなく、すでにわかっていた子も基礎を再認識し応用などがきき全体のレベルがあがるという結果が出ている。
☆使える。わからない前提で丁寧に伝えることは、自分のチームのレベルを上げていくし、相手への尊重にもなる。
・理由をつけると相手聞き入れてくれるようになる
・インパクトバイアス、誇張された不安
火災、0.06%、1位たばこ確率で考えるとかなり低いのにとても恐れ保険に入る。
わたしたちは数字で見たらとても低いのに、それを冷静に考えられず不安になりがちということ。ちゃんと冷静に数字みたり考えたりすることが大切。
・心理的リアクタンス
人は誰かに強制されると反抗したくなる。宿題しなさいーしたくなくなる。
☆対策、やる前提で選択肢を2つ用意して自分で選ぶ。(目的をもつ)
ー最低限だけやって終わらす
ーめっちゃ早くやって相手をビビらす。自己決定はドーパミンでる。
ーリアクタンス弱ませる。
・人はコントロールできる環境にいると理性的でいれるが、コントロール不可な環境になると、おかしな選択をする。
コントロールできない状況にいかないよう先回りしておく。
・エリートほど自己中になる可能性が高い。対策としては世界を広げておく。