見出し画像

日曜日のプライオリティ

 大分もここらあたりにまだ梅雨が来ない。神楽女湖の菖蒲が見頃らしい。自転車の整備も出来ている。距離も27キロか。行けないことはないけど、午後からOPAM行動展の最終日、友達のragtagちゃんからダンスパフォーマンスで踊るから来るように指令が飛んで来た。むむっ。

 同じ時間に「優生保護法裁判を支援する大分の会の総会・シンポジウム」が新しい荷揚リンクススクエアである。さあ困った。一番行きたいサイクリングに行けば、先の二つのイベントには参加出来ない上に、後でfacebookに神楽女湖の菖蒲をバックに笑ってたら、ちょっと不味い。少し悩んで大人の選択としては、2つのイベントに行くことにした。

 まずは行動展、初日に一番乗りして作品は観た。最終日の今日は大盛況で作家さんが自分の絵についてトークをしているところだった。居た居た、tagtag 姫にさつき姫、一通り作家さんトークが終わると、50周年記念のダンスパフォーマンスが始まった。踊るのはtagtag姫だけではなかった。普段着とはちょっと違う衣装を纏う人たちが、次々と踊り始めた。舞台はあの広い会場全面、ぐるぐるのびのびと廻り踊る。見ている方も心が躍る。ずっと見ていたかったけど、優生保護法裁判イベントはもう始まっている。OPAMを出ると、私とは逆で行動展に大きな作品を2つも展示している藤野さんが優生保護法裁判イベントから行動展に駆け込んで来た。作品を観来たことを伝えて、お互い目指すイベントに向かう。

 荷揚町の新しい建屋の立体駐車場2階に乗り込んで、荷揚リンクスクエア2階の会場に入ると、ざっと100人くらいの入りだろうか、空いてる席が後ろに一つだけという感じだった。シンポジウムは後半に入っていた。会場からの意見質問の時間になって、阿部マンが最近の驚いた事例を話し、退院したばかりの宮西さんも意見を言っていた。他にも知っている顔がたくさん、閉会後には寄村さんともお話が出来た。徳田先生も元気だった。作業所ゆうの代表にも会えた。河野龍児にもあの人にも、声を掛けたり掛けられたり。イベントの内容も然ることながら、こういう出会いでお互いに確認し合うのは、安否確認ではなくて、一緒に頑張りましょうのエール交換だったり、よく頑張ってますねという労いだたりと様々なんだ。だから遅刻しようとも、出来るだけ顔を出すことも大切なんだな。

 以上、2つのイベントの超私的レポートでした。あー、サイクリングに行かんで良かった。雨が降れば迷うことなくイベントになるのよ。何でもが転機次第ではないけれど、やっぱり次はサイクリングを優先するか。
20240616

いいなと思ったら応援しよう!

Hajime Susukida
ここで頂く幾ばくかの支援が、アマチュア雑文家になる為のモチベーションになります。