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本をもらう

 今月23日の大分合同新聞のコラム「灯」を執筆していた故平松鷹史さんが残された随筆を譲りますという息子さんの記事に目が止まった。どうしようか迷って、いや、もう問い合わせすることは決まっていて、いつ連絡しようかを迷って今日になった。

 電話をすると、息子さんの岳史さんが出て、気持ちよく促されるままに遠慮することなく、手ぶらで訪ねて行ってしまった上に、気に入ったものをどうぞと言われるままに、それではとばかりに6冊も頂いてしまった。

 パラパラと捲ってみるだけで、大分の知っている地名や店の名前が出て来る。作者しか持ちえない記憶があっちにもこっちにも散りばめられている。多くの人が誰にも語ることなく伝えることなく、その人の記憶もろともにこの世を去って行く。こうして残して頂いた記憶は心して読まねばなるまい。とは言っても、読んだ先から忘れることも断らないとダメかな。兎に角、早く読みたいから、今読んでる浅田次郎さんの本、少しスピードをあげようか。20241126

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Hajime Susukida
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