見出し画像

きらめくわたしのファッションショー in OPAM

 桜は3分咲き、弥生最週末の土曜日は春を通り越しそうなほどにいい天気だ。「きらめくわたしのファッションショー」がOPAM1Fアトリウムで開催された。

 鶴丸礼子先生曰く、大分市障害福祉課からの委託でスタートして7年間、今日がその集大成、だから最後なのだと。えーそんな、マジですかとあちこちから声があがる。

 始まってみれば、お馴染みの二宮夫妻の華麗なドレスウォークにポージングで始まって、ポーっと魅せられていたら、なんと我が家のかみさんが着物で登場したのでびっくり。我が家のかみさんも鶴丸先生と一緒でモデルはこれが最後だと気合いの入れ方は半端なかった。はいはいお願いだからお前はこれで終わりにして下さいな。

 続いては、仲良し親子のコーデが微笑ましい。感動を誘ったのがこはるちゃん親子、来年の成人式に着る衣装で登場、どんな障害があってもお洒落は出来るんです。鶴丸先生がランウエイから戻って来る都度、モデルさんとの繋がりから人柄から衣装の特徴、そして簡単なインタビューに時々無茶ぶりでショーは進んで行く。

 来場者も100名近くは居て、準備した椅子では足りず立見が出るほどに盛況、真横では「佐藤哲の世界展」も開催中、マスコミの取材も入っていた。お祝いの花束がちょっと困ったことに、何でも、美術館の利用規則あたりで生花は虫を持ち込む可能性があることから持ち込めないことになって、受付で帰る時まで保管されるということになってしまって、名実ともに生花がないというちょっと寂しいことに、それでも太陽の家の中村裕先生の奥さんがモデルさんお一人お一人にブーケをプレゼントしてくれたりもして、嬉しい一幕もあった。

 最後は、中島みゆきの「糸」を生歌で鶴丸先生が歌い、合わせて皆で合唱、この7年間を振り返る人、今日のショーの準備から本番までを振り返る人、鶴丸先生、本当にこれが最後なのかなと思う人、皆の思いがアトリウムに響いたのでした。

 オマケとは言え、記念撮影は決まり。3時だよ全員集合、はいチーズ。そんな思いで深いファッションショーのレポートでした。鶴丸先生、ありがとうございました。参加した皆さんも裏方の皆さんもお疲れ様でした。
20240330

ここで頂く幾ばくかの支援が、アマチュア雑文家になる為のモチベーションになります。