プロレス観戦
山の日の振り替え休日は、昨日のサッカーとは打って変わって、プロレス団体FTOのバトル・シャーク選手の引退興行の観戦だ。FTOとは20年前の設立当初からのお付き合いだ。
フォーエックスの引退に続いて、今回はバトルシャークが引退する。世代交替なんだろう。障害当事者の介助者として、よく観戦させて貰った。特に2年前に癌で亡くなった吉田春美さんの終末期闘病を精一杯支援し、病室で激励してくれたことは今も、鮮明に覚えている。病室でのシャークの舞は、プロレス好きの吉田さんへの最高のエールになったんだな。
さて、17時開場の随分前に着いたら、もう行列が出来ていた。18時前には満員御礼状態となった。応援の紙テープが配られる。始まりまでの時間、悪戯に回想をする。
最初にプロレスを観たのは、きっと昭和35、6年あたり、近所のテレビがある家に行って大人に混じって観たのがプロレス中継だった。その後も父親に連れられて荷揚町体育館にジャイアント馬場、サンダー杉山、とよのぼり、グレート小鹿などの試合を観た記憶が薄っすらと残っている。その後は小中と誰もがプロレスごっこに熱中した。血だらけの選手が掲載された雑誌ゴングやスポーツ新聞を見ては興奮したものだ。いつかプロレスブームは低調となり、私の熱も冷め大人になってしまった。
さあ始まった。6試合もあるのか。第1試合、新人デビューで逆エビ固めで新人負け。第2試合,ご当地キャラの登場で笑いを取るお決まりの流れ。第3試合、ベテラン選手脳出血からの復帰戦、大丈夫なのか。第4試合、インターナショナルタッグマッチだ。面白かった。中入りが入って、第5試合、岡崎恭也選手,テープ投げ、皆頑張った、満足。第6試合、ファイナル、バトルシャーク敗退。その後、番外試合,エイジとシャークの殴り合い。バトルシャーク、「今日の俺はみんなのヒーローになれているか」の言葉を残してフィナーレ、引退のテンカウントゴングが響き渡る。シャーク、お疲れ様でした。20240812