寝不足
三つ子の魂100までという言葉があるように子供のころの思いは一生を蝕む
高校のころまでは冴えない学生だった
見た目にも気を遣ってない、いじめられてからかわれるような学生だ
自分はスクールカーストが低いということをなんとなく感じながら劣等感を抱えて過ごしてきた
そんなころの思いがあるから今も人の褒め言葉を素直に受け取れない
受け取ってるけれどもどこかで否定している
今もだが蕁麻疹やアレルギーなどで常に体のどこかに湿疹や傷がある
それを恥ずかしいと思うし、それを見た人からは気持ち悪いというものや、憐れむ目線を受けた
大学に行ってからは以前より見た目を褒められるようになった
高校の頃見た目をもうちょっと気にすればカッコよくなるとクラスのかわいい子が言っていたのを聞いてからそれを支えにやってきたことが花開いたんだと思う
それでも人と比べてしまう
背が高くていいなんて言われても自分より背の高い人間なんてごまんといる
だれかの特別になりたいと恋人を探そうと無理をしたこともある
その時のたいして好きでもない人との交友関係が今はつらい
こんな心を落ち着けるための文章も自分で気取ってるななんて思って恥ずかしくなってしまう
自分の趣味嗜好も誰かに好きになってもらうためのものなんじゃないかと考える
これはきっと寝不足のせい
常に人の目を感じ自分を分解している
虫取り網を片手にあのころの自分は出て行った
二礼二拍手はお寺だったか
嘘つき
俺はだれだ
自分はどこだ