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軌道共鳴2024 東京

2024.10.17
Zepp Haneda


ついに対バン最終日!
会場は東京のZepp Hanedaだ

前回の名古屋公演から1ヶ月近く
期間が空いてしまったので
なんだか新鮮な感じだな

いつも通り夜行バスで
早朝東京駅に到着し
ドームシティのスパに行き
すっきりした後銀座で髪を切り
お清めを…笑。

丁度最寄駅の有楽町駅前でSushitechの
イベントが開催されていて
前日に快歩さんの展示がある事を知ったので
行く事に

今回は朝から盛りだくさんだ

快歩さんの仮面をつけて1人でノリノリ

『香り共に快歩さんの世界を体験できる』
という不思議で素敵な展示だった

平日の開場直後という事もあって
館内はまだガラガラで解説員の方
数人に取り囲まれ

「可愛いですよーー!」
「素敵です〜!」
などどみんなから声をかけられながら
1人で何回も仮面つけてポーズを取る
という稀有な経験…

でもあの世界観の中に飛びこめて
すっごく嬉しかった!

他にも体験型の展示がありひと通り体験

始まったばかりのイベントなので
解説をする人たちが結構みんな初々しくて
優しくて1人で行っても全然寂しくなかった

12月まで開催されているとのことなので
もしお時間ある方は是非!

その後羽田に到着すると
お友達Wちゃんと合流

先日の名古屋公演の前日に
豪雨の被害を受け
楽しみにしていた名古屋公演に
参加できなかったWちゃん

コヤブソニックの後の疲労困憊の私を
泊めてくれた神様みたいなWちゃん

今回は来られて良かった…!
顔を見たらなんだかとても安心して
ハグしたかったけど
朝から泣いてしまいそうで我慢した

天災は誰のせいでもないけれど

こうして会ってまた一緒に音楽を楽しめるのが
本当にありがたいことだと思った

30分前に物販に到着
さすが最終日、30人くらいの列だ
ガチャでは東京限定のアクスタが出なかったので
「もう一回ガチャやってきていい?」なんてWちゃんと話をしていたら

隣の見知らぬ男性が
「もし良かったら…交換してくれませんか?」


なんと私がダブりまくっていた布と交換してくれるという…!

神様やー!ありがとうございます!

そんなこんなで会場近くでいろんな人と
ワイワイ話をしていたら突然ある人から
声をかけられた

(…!!!)

2年前まで一緒に良くライブに
言っていたR君だ!

色々あってyamaさんの現場から
遠のいてしまって
昨年の年末CDJで久しぶりに
顔を見てから細々とインスタで
繋がっていたけど

yamaさんメインのライブに来たのは
本当に久しぶりだというR君が
あの時みたいにごく自然に
あの時の姿でまた現れてくれた

しかもこんなにこんなに
たくさん人がいるのに

別々で買ったチケットが…
何と連番!!!

ものすごい奇跡!!

今日は何だかいいことばかりだ
きっと最高のライブになるだろう!!

めっっちゃ久しぶりだけど違和感ない!!

R君と2人並んでまたyamaさんの
歌が聞けるなんて…


入場すると何とセンターの三列目
丁度仕切りのフェンスがあるところが
ぽっかりと空いている
視界も良好で最前列と言っても良いくらい
何という幸運!!

2022年の10月のAbemaSONICで
隣同士で見た時、Rはあの頃色々と辛いことがあって

「あるいは映画のような」で号泣したよね、
なんて話をしているうちに開演です!

アユニちゃん率いるPEDROは
想像していたよりもものすごく重いサウンドで

アイドル時代からきっと数々の
困難を乗り越えてきたんだろうなぁ
と感じさせる決意とか熱を感じた

観客もアユニちゃんのファンは
アイドルファンというより
しっかりがっつり彼女の
作り出す音楽が好きな人が
多いのだろうな、という印象だった

唯一残念だったのが
マイクとの相性なのか
周りの音とのバランスなのか
素人の私にはわからないけれど

せっかくの歌詞が聞き取れない曲が
多かった

たくさんの想いを載せた歌詞だけに
そこはちゃんと聴こえるように
スタッフの方に調整して欲しかったな

でも情熱はすごかった
いわゆるアイドル的なスマイルは無く
真正面から音楽に対峙している
生き様を見せられた気がした

ふと気がつくと左側の二階席に
白くぼんやりと立っている人影が

多分yamaさんだと思うけど
あまり横ばかり見上げては
アユニちゃんに失礼なので
一瞬しか見なかった

でもきっとこの音の圧に圧倒され
ノリノリでニコニコしているだろうな

という事でyamaさんの出番です!
(今回もここまでが長いわね)

軌道共鳴から新しくなった
オープニングSEが聞こえると
会場からは大きな手拍子が

バンドメンバーが出てきて
すぐにyamaさんが登場

観客から大きな声で歓声が飛ぶ

(そうか、そうだった。ここは東京だ)

この前のツアーの時の東京も
ファンの熱量がすごかったこと
今更ながら思い出した

一瞬の静けさの後、

ブーン…という音と共に
ステージが始まる!!


MoonWalker

イントロで「おおーー!」という歓声
やっぱりこのオープニングは
色んな意味で意外だと思う

両手をあげてお立ち台の上で
手を叩くyamaさんの表情は
アユニちゃんからの影響か、それとも緊張からか
めちゃくちゃ「気合い」が感じられる

歌う歌声にもいつにも増して
力が漲っているように感じられる


周りのバンドメンバーも
一曲目からエンジンがかかっていて

半ちゃんがジャンプしながら
片手を上げて観客を盛り上げてくれる

大阪、名古屋といなかったから
半ちゃんおかえりなさい!の
安心感!!

曲のエンディングがまたちょっと アレンジが変わったのかな?かっこいい!

色彩


一曲目の熱量そのまま二曲目に
イントロのアレンジが少し変わったかな?
ツアー最終日にもかかわらず
まだまだどんどん進化しているのかも

yamaさんはいつもならここで左右
移動するのだけれど
今日はあんまり移動しないな

私はセンターでずっと見られて嬉しいけど
まさかアユニちゃんがずっと
センターで歌ってたことも
影響しちゃってるのかな
(多分気のせい)

こだま

お立ち台に乗って歌うyamaさん
声はとても力強くて、澄んでいる
そんなyamaさんに向けて
みんなが両手をあげて手を叩いている

今日も本当にみんな一緒になって
楽しんでいるって感じだ

「僕は僕の眼差しで」
のところで手をビシッとするところが
めちゃくちゃハマっていて
かっこいい

これは以前「Downtown」を歌っている時に
時折見せてくれた
「視線の先胸の奥」のビシッ!を
思い出させる私の好きなポーズだ
(伝われ)

前回歌えなくなっちゃったラスサビの
音程が上がるところは
慎重にお立ち台に登ったので
非常にスムーズに歌えて
ちょっとほっとしてるのかな
嬉しそうに見える

隣のR君を見るともうすでに
呆然としていて、涙、涙。

ステージのyamaさんに釘付けの
Rくんの背中をポンポン、とたたく。

今のyamaさんの変化を
真っ正面で受け取って
泣きながら笑ってる

憧れのままに


イントロで歓声が上がる
初めて参加した人たちはきっと
めちゃくちゃ驚いてるのだろう

まさか1人で歌うなんて…!

「子供みたいに…」
のところは前と同じく上を歌う
下のキタニさんのところを歌いたいけれど
低すぎて声が出ない笑
だからyamaさん上を歌ってるのかな

でも流石に周りはFC先行の人ばかり

「猫は眠る!」

と、キタニさんとの掛け合いは
完璧に歌っている

そして
「僕らがずっと抱いてきた
あこがれのままに」
の後の

「あーあーあー!」
をびっくりする位の音量で
みんなが歌っている!

お立ち台に乗っているyamaさんも
ちょっと驚いているのかな
でも、すぐに両手を広げて大きな口を開けて
一緒に歌う

何だか音楽の先生みたいだ


MC

「軌道共鳴2024東京最終日!
来て頂きありがとうございます!

さっきのPEDROさん
上で見させて頂いたけど
めちゃくちゃカッコよかったです!

こうやって対バンをするとゲストの方に
自分も刺激を受けて、一つ一つ違った
ライブになるので本当に楽しいです

今日はPEDROのファンとか
yamaのファンとか関係なく
最後まで一緒に楽しみましょう!」




偽顔

大大大好きな偽顔だ!
yamaさんはイントロでいつもみたいに
首を傾げてリズムを取る
この曲を歌っている姿が1番
カッコよくて好きだ


1番でステージの下手端に行くと
観客から「キャー!」という定番の声が

やっと両サイドにも行く事を
思い出したのかな…と思ったけれど
なぜか上手側は行かなかった

なんか今日すごくyamaさん
センター中心じゃないか??
(私は嬉しいが)

Oz.


ここ最近のyamaさんのバラードの
威力は半端ない

Oz.の歌い出しはやさしくyamaさん
本人に語りかけている様なのに

後半に行くにつれてまるで大きな
渦みたいにこちらの感情を巻き込んで

泣こうと思っていなくても
気がつくと心が揺さぶられている

ラスサビで俯いて歌いながら後ろに後ずさる姿は
まるで身を削っているみたいだ
でも決して悲観的な意味ではなくて
何かが憑依してる、って感じ

新星

だからこそ次の新星の歌詞の冒頭で
「君のこと思っては
歌っているよ」

なんて目の前で歌われたら
もう目も耳も心も釘付けだ

この歌を歌う時yamaさんは
最初は観客を見ないでちょっと
斜め横を向いて歌っているんだけれど

最後の
「君のこと思っては歌っていたいよ」
のところで一歩前に踏み込んでドンっと真正面を向く

そこで照明がぱっと明るくなって
私たち観客がはっきりと見える様になる

だからyamaさんの歌に込めた想いが
こちらにダイレクトにドンッと
伝わってくる

こんなふうに真正面から感情をぶつけられたら
何度聴いても泣いてしまうのは
もう仕方がない事だ

MC


「…みなさん、楽しんでますか?」

リラックスした様子で左手を腰に当てて喋るyamaさん
今日はラインの入ったフーデイセットアップを
着ているからなんだか体育の先生みたいだ

「いや、今日は本当に1番時間が経つのが早い!

今回の対バンは毎回違うゲストを、ということで
以前PEDROさんのドキュメンタリーを見させて頂いて、
音楽に対する想いとか、葛藤とかすごく共感できるところがあって、
今回対バンをお願いしよう、と思いました

すごくカッコよかったよね?
自分もものすごく良い刺激になっています
本当に来てくださってありがとうございました!


後半まだだ元気ありますか?

よろしくお願いします!」


a.m.3:21


やっぱりアレンジが変わってる!!
うまく表現できないのだけれど、Aメロの静かな所
ドラムの拍にほんの一瞬空白があって
それが本当に何というか職人技レベルで
バンドメンバーがピッタリ合わせてくるのが
本当にめちゃかっこいい

そしてアウトロがどんどんとゆっくりとなって
チクタクという音に変わり

観客が「…??」となってる時に
軽快なエレピのイントロへと繋がる

愛を解く

ライブでは珍しいセトリに「わっ!」と会場が沸く

yamaさんはいつも通り「手放し『たっ』ていいさ」と
「た」の音が上がるところで少し肩を上げ首を傾げる

観客は両手を上に上げて叩いたり
「愛だろう!」って歌ったり
yamaさんの作詞作曲したこの曲で
みんなでライブを作り上げているって感じがすごくする

「ただひとり君だけがいてくれたら」

と歌いながら客席に向かって手を差し出す
この姿にみんなキュンとするんだろうなぁ


あるいは映画のような


華やかなイントロに会場は、「待ってました!」のムード

最近のyamaさんは「カチャ」をやってはくれなく
なっちゃったので代わりに私がする
でもまたやって欲しいなぁ

お立ち台に上がって耳の横で手を叩く
今ではお決まりのポーズだ

観客もそれに合わせて手を叩く
会場全体の息のピッタリと合った盛り上がりに
yamaさんは満足そうに頷く


「知らないはもういない!」の所で客席にマイク向ける

間奏のキーボードのソロで
半ちゃんノリノリだ

yamaさんが後ろを向いて
楽しそうに半ちゃんを見つめる

そして次はベースソロ!
めっちゃかっこいいけれど
アクションは控えめだ

前みたいに勝矢さんに
前出てきて欲しいな!


春を告げる


ああもう少しで終わっちゃうんだ
もうこの曲を聴いただけで
寂しくなってしまう

観客のテンションは最高潮だ
みんな思い思いに楽しんでいる

「深夜…」とマイクを客席に向けると
今日も大合唱だ
もうこの曲の定番になりつつある
そして歌いながらこの曲の難しさを
改めて感じる

「ここには誰もいない」

のところで斜めに構えたその
ビシッと決まったポーズが
あまりにもハマっていて
後ろにいた人から思わず

「カッコいい…」というつぶやきが
聞こえてきた


声明


「最後の曲です!今日はどうもありがとう
ございました!」


ものすごく凛々しい感じに
最後の曲紹介をするyamaさん

この息切れ必須の曲を
最後に持ってきても全く
息がブレることがない

本当にyamaさん鍛えられて
きたんだなぁって思う

「不完全を愛していくんだ
そうやって添い遂げてくんだ
どうやってだめになったって」

昔の完璧を求めていた
ストイックなyamaさんも
今の自然体なyamaさんも
どっちも好き

今こうやってお互いが声を出したり
手を叩いたりして高め合っていく
ライブが本当に好きだ

これからも色々と
悩んだり葛藤したりすることも
あると思うけど

どんな決断をしても
どんな変化があっても


「見限らないから!!!!」

私の1番好きなフレーズを
思いっきり叫んだ

アンコール


MC

(ステージに戻ってきたメンバーに
黄色い声が飛ぶのを聞いて)


「ちょっと…
自分今日勝矢女子多くない?笑
すみません、気になったもので
つっこんでしまいました

一つ、ここで告知をしても
よろしいでしょうか(拍手)

12月18日と24…
(ささっと後ろのカンペを見に行く
yamaさんに観客が
『24日ー!』と教える)

ほんとは覚えてたんだけど!
一応24日!確認のためにね!
(必死になって可愛い)

今までとは違ったコンセプチュアルな…
ライブをします

今までの内省的な自分から
今こうしてライブを楽しいと
思えるようになるまでの
想いとか葛藤とかを
ストーリーのように演出が
入るライブになっております

みなさん、もしよろしければ
是非来て頂きたいです(ぺこり)

本当にライブが苦手だった自分が
今こうして楽しいと思えるように
なったのも、今こうやって
応援してくださるみなさんのお陰です

本当にありがとうございます…。


今日は対バンということで…で!
ゲストの曲を少しだけカバーさせて
頂きたいと思います



浪漫(PEDROのカバー)


首だけでリズムを取り
可愛らしい歌詞の曲を
クールに歌うyamaさん新鮮だ

ゲストの失礼にならないように
集中して歌っているのがわかる
しかもしっかりとその歌声には
唯一無二のyamaさんらしさが
残っている

軌道共鳴三公演ともアンコール一曲目は
ゲストの方のカバーを歌ってくれたけど

どれもオリジナルに忠実な音に
yamaさんらしさをしっかりとのせて

どれも新鮮で素晴らしかった
音源で残して何度も聴きたいくらい

対バンの醍醐味はやっぱりこういったお互いを
リスペクトして自分なりに表現してくれる
貴重な瞬間に出会える事だ


いぶき


ご当地ソングはいぶきだ!

お隣のRくんと顔を見合わせる

というのも、久しぶりに来た
Rくんはライブの始まる前に

「最近の曲で好きなのは
『いぶき』なんだよね!!
今日聴けたらいいなぁ」

と話していたのだ 

嬉しさのあまりまた固まるR君

そして、その横で私は
大きな声で「OneLove!」と歌う


くびったけ、ないの、いぶき、
3箇所ともこのアンコールの2曲目は
コール&レスポンスのある曲だ

これらの曲をセトリに入れたって事は
yamaさんもみんなと歌いたかったのかな
そうであったら嬉しいな

ハロ

ああ、ついにこの軌道共鳴も終わりだ!

でも全然寂しく無くて
このキラキラした瞬間を共にシェアできている

楽しい!!の気持ちが圧倒的勝利だ

yamaさんは元気に時折り手を振ったり
客席を指さしたりして
ステージの端から端まで移動する


観客はyamaさんが近くに来てくれる度に
歓声をあげて手を振って
本当にみんなが幸せそう

今日のこの時間を
大切に大切にとっておいて
また日常に戻ってそれぞれ頑張って
生きていくんだな、なんて思った

yamaさんがライブを好きになれたのは
みなさんのおかけです、と言ってくれた事が
本当に嬉しかった

ステージにいるyamaさんと
会話はできないけれど
こうやって音楽を通じて心で
繋がっていられる今がとても幸せだ

これからも会いにくるよ
何度でも
何度でも

yamaさんはお立ち台から思い切り
跳んだ




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