軌道共鳴2024名古屋
2024.09.22
Zepp Nagoya
大阪から1日空いて
三連休の中日に名古屋公演
おそらくチケットは3ヶ所のうち
一番売れているのでないだろうか
yamaさんご一行も東京には戻らず
そのまま大阪から名古屋に来ると言う
『大好きなyamaさんが名古屋にいる』
と思うだけでなんだかとても嬉しい
久しぶりに昔からの仲間
(山脈発足メンバー)と恒例の
カラオケにて名古屋尽しのおもてなし
yamaさんしばりで次の人の歌を
勝手にリクエストして入れると言う
ガチファンならではのカラオケを
しつつ物販の時間までワイワイ過ごす
もう知り合って3年になるだろうか
X(当時Twitter)で知り合った大切な
お友達
yamaさんがメジャーデビューして
オフィシャルのアカウントが出来た頃に
日本全国から自然と集まってきて
毎日ワイワイとyamaさんの魅力について
語り合ったり交流している中で
なかなか自分を出してくれないyamaさんに
ステージで笑ってほしくて
『「山の形の被り物」をつけてライブに
参戦しよう!』なんて冗談で言っていた
その時にAちゃんが言った
「そうだよ!うちら山脈になろうよ!」
その時はそこで終わっていたのだけれど
どうしてもこのフレーズが頭から
離れなくて
まさかこの何気ない一言が
ここまで広がるとは…笑笑
これから先もっと小洒落たファンネームを
公式がつけてくれたとしても
心はいつも山脈の精神でいたい笑
と、懐かしい話はここまでにして…
今回私にはもう一つの非常に重要な
ミッションがあったのだ
それは
毎回ツアーの度に有志を募って
送っているファンからのフラワースタンド
今回は対バンという事で平等に
三公演全てに出すことになった
ここ、地元名古屋での公演分を
勇気を出して担当させてもらう事に
なったのだ
協賛頂いたファンの皆さんの想いを
なんとかyamaさんとゲストのimase君に
お伝えしたい…責任重大だ
テーマは以前参加した茨城の
Lucky Fesのステージセットに
背面に大きな翼が描かれていて
ステージの上のyamaさんが
まるで羽を広げているように
見えたあのイメージを
どうしても表現したかった
ステージで歌うかっこいいyamaさんと
MCの時の緩くて可愛いyamaさん
そして東海地区が地元のimaseくんの
ポップな印象も取り入れて
かっこかわいいフラスタにしたかった
フラスタに飾るイラストパネルは
いつも素敵なファンアートを描いている
愛知県のファンの2人にお願いすることに
チームA(愛知)でおもてなしだ!
お花屋さんに出向き打ち合わせをし
何度も試行錯誤を重ね、皆さんの
サポートのおかげでなんとか
イメージ図が出来上がった
2人の素敵なイラストパネルも入稿して
あとは当日フラスタが搬入の連絡を
待つだけ…
ところが、当日昼になっても
お花屋さんからの連絡がなかなか来ない
そうこうしているうちに物販の時間に
胃がキリキリと痛くなって
冷や汗が出てくる
物販でガチャを終え、yamaさんへの
お手紙をプレゼントボックスに
入れた所で
やっとお花屋さんが到着!!!
想像通りに出来上がったフラスタを見た時
安心して膝から崩れ落ちそうになった
協賛頂いた皆様、イラストを描いて
くださったAちゃん、Tさん
イラストを描き直してくれたMちゃん、
相談に乗って頂いた運営の2人
本当にありがとうございました!!!
と言うわけで待ちに待った
名古屋公演です
(今回も前置きが長くてすみません)
会場のZepp Nagoyaはyamaさんの
ライブではお馴染みの場所
先行はゲストであるimase君だ
7月のジャイガで彼のステージを
見ていてとても楽しかったので
楽しみにしていた
今回もサッカー少年みたいな姿で
元気いっぱいステージに現れ
「どうもー!『ima』です!
先ほど『yamase』さんと楽屋でお会いして話したんですが、先日のコヤブソニックで
僕の一発ギャグをご覧になったと聞きました
今回はギャグの代わりに
『yamase』さんに『se』を
プレゼントしました!!
今日は『ima』と、『yamase』で
よろしくお願いします!!」
もう、これだけでimase君のファンも
yamaさんのファンもハートを鷲掴み!
次々と馴染みのあるヒットソングと
ファルセットを駆使した
おしゃれな歌に心持っていかれる
そして何と言っても彼の素晴らしい所は
会場全体を巻き込んでちょっとした
ダンスパーティー会場にするような
観客とのコンタクトの上手さだ
「もっと行ける? Nagoya!!!」
「みんなでジャンプー!」
ニコニコの爽やか笑顔で手を振り
ステージ上を端から端まで駆け巡って
遠くの観客にまでそのハッピーな
オーラがキラキラと届いてる
コヤブソニックからの疲労をまだ
引きずっている足腰がギシギシ言っても
一緒にジャンプしたくなっちゃう!!
ふと左上の関係者用の二階の
バルコニー席を見上げると
真っ白な人影が…
(yamaさんだ!)
バルコニーの手すり掴んで
ノリノリでリズムをとっている
imaseくんがヒット曲
「NIGHT DANCER 」の歌の合間に
おしゃれな感じに「春を告げる」を
混ぜ込んでマッシュアップする
めっちゃいい!!
気になって2階席のyamaさんを見上げると
両手をあげてすごく嬉しそうに
「ワー!」って形の口をして喜んでた
「踊ろう」も一緒にしていたとか…
尊いな…
そして、最後の曲テクノロック
「LIT」ではみんなの手拍子と声出しで
会場の温度は最高潮!!
とてもいい雰囲気でyamaさんへの
バトンタッチとなった
さあ、今日のyamaさんはどんな共鳴を
見せてくれるのかな??
大阪と同じオープニングSEで
バンドメンバーが登場
観客の期待が拍手の大きさに表れている
yamaさんが下手から登場
歓声がものすごい!!
いつも通りマイクを取り
コードをサッと捌いて
一瞬の沈黙の後、始まります!
MoonWalker
イントロのyamaさんは
早速お立ち台に上がり観客をしっかり
見つめながら手を上に上げて叩く
リズムを取っている首がめっちゃ
前後してる!
最初から舞台の端まで来て歌う
なんだか今日は大阪よりも更に!
気合いが入ってる気がする!!
色彩
一曲目からの気合いを目の当たりにした
観客もそれに応えるべく2曲目は更に
観客の反応が上がる
yamaさんはそんな空気を
体感しているのかステージ端の
すごく近くまで近づいて来て歌う
観客は黄色い歓声を上げたり
手を振ったり…オープニング2曲で
この盛り上がり…むむむ、すごい!!
こだま
高低差の激しいこの曲で感じる
歌い出しに
(yamaさん…歌うまっっ!!!)
こう思うの、もう何度目だろうか…
両手を上に上げて
独特のリズムで「タンタン!」と
手を叩くのが楽しい
そして、個人的にこの曲のサビから
2番のバンドの演奏が好きなんだよね
シンプルなメインボーカルである
yamaさんの声の後ろで
バンドの各パートはすごく複雑な
旋律が互いに絡まってて
なんか色んな色のキャンディーや
チョコレートが混じってるみたいな
キラキラした歌、ってイメージだ
憧れのままに
おおー!歓声
yamaさんのまたまた低い歌声!
嬉しい!!
気づけば観客はキタニさんのパートを
みんなで歌っていてyamaさんと
掛け合いになってる
そして、ここで意外にも男性ファンが
結構いるな!!と気づく
「yamaseです!(笑)軌道共鳴名古屋!
来て頂きありがとうございます!
さっきの話ですが、
コヤソニ見ましたって言ったらimaseさんに
『一発ギャグは無理なんで『セ』
をあげます』って言われて…
いただきました。
ありがとうございます笑
imaseさんの曲、実は昔からずっと
聴いていてすごく好きで
今回対バンのゲストを決める際に
全然深いつながりとかなくて
ロッキンでご挨拶させていただいた
程度だったのですが
以前自分が対バンのゲストで呼ばれた時に
ある人から「曲が好きだから」と言って
呼んでもらえたことがあって
(2023年のAlexandrosとの対バンの話)
その時の事を思い出して、
『曲が好きだから』というだけで
対バン相手に呼んでもいいんだ!
と思いご招待させていただきました!!
imaseさんの曲はメロディももちろん
好きなんですが、言葉の選び方が
とても好きです
…という…感想…?です…?(観客笑)
いや、そう思ったからちゃんと伝えないと!」
(言いたいことが多すぎて笑いながら
無理やりまとめたんだね、yamaさん)
「曲の印象からクールな方かなと
思ったんですが話してみたら
意外とキャッチーな方で、
さっきのステージを見て
「春を告げる」まで歌っていただいて
すごかったよね?ぶち上がった!
今、ものすごく感化されてます
今日はどっちのファンとかではなくて
みんなで楽しんでいきましょう!!
(観客の大きな歓声)
偽顔
イントロで歓声が上がる
チカチカする照明の下
みんな手を叩いてノリノリだ
yamaさんはサビを歌いながら
自らジャンプする
みんなそれに合わせて重いビートに
身を委ねるように各々自由に身体を揺らす
さっきのimase君のステージが
真昼のビーチパーティだとしたら
今のyamaさんのステージは
夜のクラブみたいだ
どっちも色や雰囲気は違ってるけど
どっちもはちゃめちゃに楽しいって事!
Oz.
「ひとりぼっちにはさせないでよ…」
yamaさんの歌い出した声に
さっきまでの喧騒が
嘘みたいに鎮まる
ステージの上のyamaさんは
青い照明の下
いつもと同じように歌っているけれど
なんだか今日は曲の浸透度が違う
何もしていないのに
yamaさんの歌声を聴いているだけで
涙がほろほろ出る
なんていうか
あったかい涙だ
周りを見渡すと
さっきまで踊っていた人たちが
みんなただただ、その場に佇んで
yamaさんの歌声に全集中している
すごく短い曲なのに
後半のクライマックスに近づくに従って
胸が熱くなって感情が昂っていく感じ…
なんだか一つの映画を見ているみたいだ
新星
映画の第二章、という感じで
歌い出すyamaさん
変わらず観客の心は
yamaさんの歌声に釘付けで
今日は「隣に寄りそってもらっている」
というよりも
目の前で自分のためだけに
真正面からメッセージを
受け取っているみたいな気持ちになる
今この世界にいるのは
ステージの上のyamaさんと
わたしだけで
直接語りかけてもらってるんだよね
そんな感覚になってしまう
yamaさんは大阪公演から
1日空いていたけれど
ものすごく声の調子が良いみたいだ
高い声まですごくクリアに出てる
「この星で
この僕で」
最後のハイトーンは
ステージの真ん中に立ち
マイクを両手で持って全身全霊
まるで咆哮するみたいに
歌い上げる
そんな直向きな姿に
「ああ、私も一生懸命生きなきゃな」
そんな風に感じて
温かい涙がまた溢れてきて
思わず拍手してしまう
きっと周りも同じように
感じた人が多かったのだろう
拍手の音が物語っていた
「楽しんでますか?
これから後半に入っていきますが
まだまだ力残ってますか?」
(観客、オオーーー!!)
a.m.3:21
相変わらずこの曲ではクールで
かっこいいyamaさん
照明の加減でいつもの青い髪が
不思議と赤くなって衣装が青に見える
そしてアウトロのところで
前回の大阪の時と同様
だんだんと回転が遅くなっていく
レコードみたいになった後で
時計のカチコチ音からの
電子ピアノ
もしかしたらこれは
過去(インディーズ)の頃から
今のyamaさんへの
タイムトリップを表してるのかな
過去は『諦めの悪い私』だったけれど
今は『手放したっていいさ』と
言えるようになった、と言う事なのかな
なんて考えてしまった
(勝手な考察です)
愛を解く
イントロでまた歓声が上がる
2022年のシングル「色彩」と
アルバムにしか入っていない曲なのに
ともわかさんのMVもあって
(このイラストと色使いが本当に好き!)
歓声が上がる
やっぱりFC会員は聴き込んでる人が
多いね
yamaさんはポップな曲調に合わせて
リズムに乗って歌いながら
舞台の端まで来て
「ただひとり
僕だけを
見てくれたら」
なんてイケボで歌うから
観客はその度に手を振ったり
黄色い歓声を上げたり忙しい!!
「愛だろう!」
と観客が歌っているのに気づいて
最後の方はマイクをこちらに
向けてくれる
なんだかみんなでこのライブを
作り上げて、楽しんでるって
すごく感じるな!
あるいは映画のような
イントロが聴こえると更に歓声が上がり
さあここから怒涛のクライマックス!
yamaさんはお立ち台に上がり
耳の横で「パパン」と手拍子を叩き
手を叩く私たちに向かって満足そうに
親指を立て『いいねポーズ』をして頷く
観客は嬉しくなって更に大きく手を叩き
会場の一体感が高まる
yamaさんはそんな観客に答えるかのように
ステージの端まで何度も往復して
観客一人一人指差ししながら歌う
yamaさん!!!
めちゃくちゃファンサしてる!!!
imaseくんの観客を巻き込む
ステージパフォーマンスを
見事に取り入れて自分のものにしてる!
これは「目が合った!!!」って
言うファンが絶対いつもよりも
増えること間違い無いな!!!
なんだかよくわからないけれど
嬉しくなってしまって
途中から
こんなに楽しい曲なのに
涙が溢れた
同じこの空間にいて
この瞬間を分かち合えている今が
本当に幸せで
幸せすぎて
その後もずっと
泣いてるのか笑ってるのか
わからない変な顔になりながら
必死に手を叩いていた
春を告げる
観客の熱量はそのままに
大定番の「春を告げる」に突入する
今回の対バンではReolさんも
imase君もこの曲のカバーを
セトリに組み込んでくれた
対バンは色んな人の「春を告げる」
が聴けて嬉しいな
yamaさんは変わらず全身を使って
リズムを取り歌っているにも関わらず
全然歌声がぶれない
本当にすごいことだ!!
後半のサビは会場の盛り上がりに
お立ち台に登ったyamaさんが
マイク向けてくれて大合唱になる
観客の私たちの声の大きさ!!
(名古屋、やるなぁ!!!!)
いつも名古屋に来るたびに
「名古屋はあたたかい」
と言ってくれるyamaさんに
なんとかお返ししたい
この感謝の気持ちが
舞台の上で輝いている
あの人の元に少しでも
届きますように
そう思って泣きながら歌った
声明
「最後の曲です!今日はどうも
ありがとうございました!」
と言って息切れのするこの曲を
さらりと歌うyamaさん
スタミナは一体どうなっているの!?笑
こちらはもうジャンプのしすぎで
足がパンパンで肩も痛いし
息切れしてるし汗だくだ
それでも最後まで楽しかった
楽しすぎた
アンコール
「あらためまして、imaseさん、
対バンに来てくださりありがとう
ございました。
先ほどimaseさんのステージを
上から見させて頂き
自然体で盛り上げている姿を見て
『すごいなぁ』と…
まさに自分が今目指している姿なので
『あんなふうになれたらな』と思って
今日ずっと歌っていました。
今回対バンということもあって
本当にどの曲も好きで悩んだのですが
この曲を演りたいと思います
聞いてください
『nagisa』」
nagisa
yamaさんが歌うnagisa!
小首を傾げながらリズムをとって
ファルセットからはいる歌声は
いつものクールさとこの曲の歌詞の
キュートさもあって
すごく小悪魔的な魅力満載だ
imaseさんのファンも喜んでいるし
その後の低音ボイスに今度は
yamaさんファンが喜んでるのがわかる
ワンコーラス歌うと
(やっぱりもっと聴きたかった)
曲が変化していき…
???
大阪の時の『くびったけ』とちょっと
違うぞ…??
イントロのリズムに乗っている
yamaさんが気のせいかイタズラっぽい
ドヤ顔をしてるように感じる
(この曲は…?)
(この曲は…!!!)
『ないの。』だ!!!
「オオオーーーーーッッ!!!」
歓声上がる
ないの。
アンコール2曲目はご当地限定ソング!
名古屋は「ないの。」なんだ!!
これこそアルバムにしか入っていない
しかも2022年のツアー以来
ほとんどライブでやっていない曲!
2枚目のアルバムが出た直後の
山の日にFC限定の生配信をした時
yamaさんが
「今回のアルバムの中で1番好きな曲は?」
という質問をファンに投げかけてくれた
みんな色んな意見があったけれど
私は迷わず
『「ないの。」と「光の夜」』
と答えたくらい好きな曲!!
だから、名古屋でこの曲を
選んでもらって
本当にめちゃくちゃ嬉しい!!
あまりに久しぶりなので
yamaさんも途中で歌詞が
飛んじゃって
前の列の子達に助けられてた笑
アルバムの曲もしっかり
聴き込んでいるから
こんな時に自然と助けてあげられる
ファンが多くいることを知って
今更ながら胸熱だった
「なーいの!」
みんな大きな声で歌う
2022年のツアーは
まだ声出しができなかったから
記憶する限りライブでこれを言えたのは
2回目くらい…?
yamaさんも声出ししてもらうのが
嬉しいみたいで
最後の「なーいの!」は
マイクをこちらに向けてくれる
私も思いっきり叫んだ
ハロ
とうとう最後の曲!
寂しい…けれども
すっっごく楽しい!!!
yamaさん、最後まで
めっちゃステージを行き来する
もう走ってるって言っても良いくらい
あっちこっち行ってはみんなの顔見て
歌って、手を振って、走って
みんなを笑顔にして
虜にして
幸せにしてる
この軌道共鳴の対バン
大阪名古屋と参加して
yamaさんはまるで
強い敵の必殺技を
自分に取り込んで
さらに強くなる
主人公みたいだなって思った
仮面をつけたyamaさんは
どんどん進化して強くなってる
内側に変わらず持っている
儚さとか弱さとか
あるとおもうけれど
今このステージに立っている
yamaさんは
それはまた別のもう1人のyamaさんで
どちらも本物のyamaさんで
本当に本当に今、目が離せない存在だ
これからも、ずっと見ていたいよ。
yamaさんはステージを後にする時
いつもならこちらが余韻に浸る暇もなく
スッと舞台袖に戻っていってしまうけれど
今回は珍しくまるで
素の自分に戻るのが
惜しいみたいに
名残惜しそうに何度か振り返り
私たちに手を振って
そして捌け口を間違えてた
そういうところが好き