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IMPACT!19

2023.04.01 Zepp sapporo

札幌のサーキットフェス
かなり魅力的だ…
なぜならサーキットフェスは自由席
早く並べばかなり前の席で見られる。

しかも会場はZepp。音が良い。

しかし…札幌…遠い…。

翌日の大阪も魅力的だ。
良い整番のチケットも取れた。

悩んでいた所、自分が出演する
地元の桜祭りとモロ被りしてしまい
どうしても大阪の入場時間に
間に合わない事が決定してしまった…

い、いくか、札幌…!!!

当日は朝11時からリストバンド交換開始、入場は昼の12時

朝ホテルを出て会場近くのカフェで
朝ごはんでも食べようかななどと
下見がてらZeppに寄ってみると…


…もう並んでる…人数にして6人くらいか。外でみんな寒そうに並んでいる。

時間は08:30、気温は6度…まじですか…

と…とりあえず…並ぶか…

青空だけど冷たい風が吹いてる…

一緒に見る約束をしていたOちゃんに
早速連絡。

準備を終えたOちゃんが合流
ホッカイロを買ってきてくれた
ありがたい…

なんとかリストバンドを交換し
Zeppの入場の列に並び直して
更に1時間…雨も降ってきた

足先の感覚がなくなるほど冷えた
Oちゃんと2人、おしゃべりをしたり
アスリートのようにスクワットをしたり
カロリーメイトを食べたり笑しながら
ようやく入場!

なんとか最前を確保…!

yamaさんの番までの3組も
とても良かった

ズーカラデルはどの曲もすんなり
耳に入ってきて
聴きながら涙している1人参加の
女の子を見てもらい泣きしてしまった

キタニさんは相変わらずシュッとして
カッコ良くてみんなを乗せるのが上手くて
なんでも完璧なこの人にも悩みは
あるんだろうかなんて考えてしまう

にしなさんは初めて聴いたのだけれど
ソフトな高音の中にあるとっても
凝縮された芯のようなものを感じ
ギターも歌も本当に上手くて感激した


こんな風に新しい出会いがある
やっぱりフェスは良いなぁ…

そしてそして満を持しての
yamaさんの出番!!

去年の10月振りと言うOちゃんと
「やっと…やっと会えるねぇ〜!!」
と大興奮

ところがいつまで経っても
バンドセットは登場せず、
ステージに置かれたのは
マイク一本のみ…

ポツン…本当にこれだけ!?

…確かにいつもならバンドメンバーが
インスタストーリーに「出演します!」
とか、「移動中!」とかあげてくれるのに
今回は静かだったな…


…yamaさん1人!?だ…大丈夫かな…

私の記憶する限り、カラオケ音源での
有観客ライブは初めてだ

通常、フェスのリハは観客の前で
バンドの音の調整から入り
最近ではyamaさんも姿を現して
1〜2曲歌ってくれるのだが

今回は一向に現れる気配がない

しばらくするとステージ側から
マイクを通さないで歌う
春を告げるが聞こえてくる

「え?これ生歌かなぁ?
yamaさん舞台袖で歌ってるの?」

すると突然、「ないの。」のカラオケが
流れる。

え?え?「ないの。」やるの!?

ところが歌声は聞こえず伴奏だけが
虚しく響く…

「????」

私もOちゃんも困惑しっぱなし。
せっかくなら歌って欲しい、
一曲でも多くその姿が見たいな…


すると、「チェックお願いしまーす」
と、yamaさんの声。

姿は現さなかったけれど舞台袖で
a.m.3:21をワンコーラス歌ってくれた


わ!今日もめちゃ良い声だな!

会場も「おおっ!」と響めく

「本当に実在したんだ!」とか
「口から音源じゃん!」と言う声が
聞こえてくる

なかなかにアウェイなステージかと
思ってたけれど、yamaさんの出番まで
ほとんど席を立つ事がない観客の期待が
びしびし伝わってくる

うん!大丈夫!きっと大丈夫!!


一昨年のツアーのオープニングSEが流れる
人一倍大きな手拍子で迎えた

Downtown


わーー!!大好きなDowntown!!!!!
久しぶりだ!!
イントロからOちゃんと歓喜する

yamaさんいつもよりカッコ良さ
増しましでノシノシと歩いて
最初上手の方に来てくれ
目の前で歌ってくれた

ステージからの距離が近く柵もない為
本当に手を伸ばしたら届きそうだ
なんとなく客席の一人一人を
見てくれている感覚

バンドメンバーがいない分
yamaさんはステージの端から端まで
移動したり、全身で表現しながら
エモーショナルに歌ってくれている

あまりメジャーな曲ではないから
どうかな、と思って振り返って
観客席を見ると、みんな
サビのところでは手を上げて
しっかり盛り上がっている


「こんにちは!yamaです!
札幌は去年のツアーぶりです。
IMPACTみなさん楽しんでますか?
一緒に最後まで楽しみましょう!」

今日も元気いっぱいだ!

麻痺

今日も拳を上げて煽るやまさん
ステージを行ったり来たり
いつもよりもアクションが多め
そしてそれが歌にもより一層
迫力を与えている

なんだか今日のyamaさん
大きく見えるな…!!

色彩


全身でリズムをとって歌うyamaさん
なんだかツアーを思い出してしまう

この曲も周りの反応も悪くない
踊っているのは私だけだったけど
みんな手を上げて集中して聴いている

途中乾燥してたからかな
ちょっとだけ声が掠れて
可愛い声になってて

終わってからお水をたくさん飲んでいた


くびったけ


今日は「歌ってください」コールは
なかったけれど、yamaさんは客席を
しっかり見て、上手から下手へ行ったり
来たりして全身で歌うその姿に
みんな手を上げて反応

サビのところでちょこっと
yamaさんが歌うのをやめて
ほんの一瞬マイクを…客席に!

歌っている声が割ときこえる!
会場はすっかり『yama色』だ!

MC


「早いもので残り2曲となりました。


春ですね…みなさん、春は好きですか?

(観客の好意的な拍手)


「自分はあまり好きじゃなくて。」

(観客笑い)


「…なんとなく、春は別れの時だったり

寂しい季節っていう印象があります。」



「環境が変わったりして不安を感じたりすることもあると思うけれど


人はいつかゴールに向かっている中で
こうして共に過ごす時間はほんの
一瞬かもしれないけれど
ここでこうして歌っている事は
当たり前のことじゃない、

皆さんと一緒に過ごせるこの
30分…35分?がとても貴重で尊い
そう思っています

生きていく中で大変な事
自分ではどうしようもない事で
悩んだり苦しんだりしている人は
いるとおもうし、そんな人たちを
直接救えるわけではないけれど

音楽で肯定していきたい
簡単に頑張れとか言えないけれど
大丈夫なんだよって

綺麗事かもしれないけど
自分はそんなうまく語れる
人間じゃないかもしれないけれど

そういう気持ちを込めて
歌っています


世界は美しいはずなんだ



MCで観客の心をグッと掴んだ
yamaさん

歌声に更に感情がこもる

ウェーブする人は少なかったけれど
手を上げてみんなyamaさんを見ていた

今回のサーキットフェスは
出演者のメンツからも観にくる人は
圧倒的に若い人が多かった

進路や就職、友人や家族関係
悩むことばかりで
そんなyamaさんに
勇気つけてもらったり
慰めてもらったり

おそらく今回のMCも
心に深く刺さったんだと思う

大人の私ですら
泣きそうになったから



「最後の曲です!

あ、今度5月にアコースティック
ライブがありますので、是非また
お会いできたら嬉しいです!」

春を告げる



一番メジャーなこの曲
会場の盛り上がりは凄かった


yamaさんもニコニコしながら
両手を上に上げて手拍子をアピール

本当に本当に今日はyamaさんが
頼もしく見えた

広いステージにたった1人
全身で歌を届けるyamaさんが

観客一人一人と
見えない何かで繋がれている

そんな気がした。


以前のインタビューで
「元気がない時もライブの後は
元気をもらえている。
最近は支えになっています」

と、yamaさんが言っていたけれど

私もそうだよ

この35分のために

遠いところから
飛行機に乗って
寒い中何時間も並んでも

この一瞬、共に時間を過ごせた事が
本当に心から嬉しいから

来て良かったと
心から思えたよ

私にとっても
支えだよ

ありがとう

またね

Oちゃんもありがとう


おまけ
ステージはける時のyamaさん
脇にあった照明に
ぶつかりそうになって
焦って
スタッフさんにまた
誘導されてた
可愛い

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