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軌道共鳴2024大阪

2024.09.20
なんばhatch

※今回はなぜかとてつもなく長いです
お時間ある方のみお付き合いください

ツアーも春フェスも終わり
「独白」が主題歌となった映画を
友達と見た日に東名阪対バンツアーが
発表された

2021年1stツアー以来のなんばhatch
2022年ACIDMAN以来の軌道共鳴

あの時は3箇所ともゲストはACIDMAN
だったけれど、今回はゲストが場所ごとに
違うらしい…しかもチケット発売開始にも
かかわらずシークレットだそうだ



お互いの曲をやったりコラボしたりする
対バンの魅力には抗えず

迷わず東名阪申し込もうとFC専用サイトに
アクセスしたけれどいつまで経っても
ローディングがぐるぐる…
『大変混みあっております』

(…!!)

こんな事今までなかった!!

Xのタイムラインには

「全部申し込みました!」
「3箇所行きます!」

の声が…そう言う事か!
これも全国ツアーの効果かな
すごい!!

その後まだかまだかと
ゲストの発表を待ち続け
ついに発表!!

今回はなんとyamaさん自ら
XやYouTubeを使ってゲスト発表!

大阪…Reolさん
名古屋…imaseさん
東京…PEDROさん

意外なような納得なような…
でも、過去の経験から対バンは
新たな音楽との出会いがあるから
絶対後悔しないのだ!!

という事で当日を迎えました。
初日の今回は尊敬すべき
大先輩のReolさんだ

去年の9月のミラパレでReolさんの凄さは
経験済みなのでまたあのバチバチが
見られるかと思うとめっちゃ嬉しい!

今回はオールスタンディングだが
開場は 18:00と遅めなので
大阪といえば…のお好み焼きを

自分で焼くスタイル!
みんなでワイワイ楽しかった!


その後、会場に向かう

ここなんばhatchは忘れもしない
最初の1st全国ツアーの大阪会場

本当は初日と名古屋と最終日だけの
つもりだった
前日に友達に誘われて急遽参加することを
決めて
初めてファン仲間の山脈さんたちと
集合写真を撮った所だ

上が3年前で下が今。
当時yamaポーズはまだなかった

残念ながら都合により大阪に
来れない人もいたけれど
変わらずyamaさんを応援して
こうやって年齢や性別を超えて
繋がれていることに感謝だ

物販は15:30からだったので余裕を見て
15:00に会場に入ると…なんと!行列が!
すでに50人はいるだろうか!!
大阪アツいな…

対バンツアー初日にに対する期待が伺える

早速物販に並びグッズとガチャを…

ガチャを…

そう、まさかの前日にグッズ発表!
ガチャはツアーの上を行く14種類!
オフィシャルさんのいけず!


どれも可愛いし
会場限定アクスタなんてのもある
これはぜひゲットしたいところだ

なんとか5回目で出た!
ヒョウ柄飴ちゃんyamaさん


入場時間になり整理番号順に整列する
今回なぜか友達はみんな二桁なのに
整理番号はあまり良くなくて147…
FC先行でも3桁が当たり前になってきた

yamaさんが遠くなっちゃうのは
ちょっと寂しいけれど
新しいファンがどんどん増えてきている
事は本当に喜ばしいことだと自分に
言い聞かせる


入場し早速見やすい場所に落ち着く
勝矢さん側センター寄りの5列目
思ったよりもよく見える!

でも…周りはFC先行の人ばかりなのに
全然知っている人がいない…

お隣にいる男の子が割とガチ目に
グッズをたくさん付けているのが
すごく気になって
普段はあまりしないのだけれど
思い切って声をかけてみる

話を聞くと、最初のFirst Takeの時から
ファンでANNのインタビューを見て
本格的に好きになったとのこと

(…同志!!)
全くの同感で思わずガッチリと
握手してしまった

ずっと1人でライブに参加していて
語り合う人がいなかったらしい

反対側の女の子にも声をかけると
やはりこちらの方も色彩でyamaさんの
ことが好きになってそれ以来
1人でライブに来ているらしい

今まで気づかなかったけど
周りを見ると1人参加らしい人が
確かにたくさんいる

これって実はすごいことじゃないのかな!

家でyamaさんの曲を聴いて
『どうしてもライブに行きたい!』

『1人でもいい!生でこの歌声を
感じてみたい!!』って思って

チケットを取ったり場合によっては
新幹線やホテルを予約して
会いに来る原動力は
『yamaさんへの想い』ただそれだけ

かつての自分もそうであった事を
思い出した

初めての一人旅
初めてのぼっち参戦

入場から退場まで
誰とも一言も会話せずに


(わ!!本当に存在したんだ…!)
(え!!この曲歌ってくれるんだ!!)
(…本当に来て良かった…涙…)

なんてライブ中は心の中で
叫び続けていた

帰り道の満足感と
緊張が解けた脱力感
語り合う人がいない寂しさ

なんだかしみじみと
そんな事を考えていたら
照明が消え開演時間となった

Reolさんは相変わらずカッコよくて

舞台中央の大きなお立ち台の上で
最初から最後までメラメラと燃える
赤い炎のように全身からパワーを
放出して歌い、踊る

デビューして10年目という節目に
つい最近武道館公演を終えたばかりで
それ以来初のライブだと言っていた

MCでも「yamaはすごく真面目で、
考えすぎちゃうところが私と似ている」 
と言っていた

本当に頼れる優しい先輩
そんな雰囲気だ

大好きな「きっ先」も聴けて
それだけでも満足なのに
アイボリーのDuesenbergの
エレキを持って来て
メロウな感じで
「春を告げる」をワンコーラス
弾き語りからの至高のバラード
「染」への繋ぎが素晴らしい

歌い手であったお互いをリスペクト
しているようで本当に良かった

という事で、さあ、yamaさんの番です!
(始まるまでが長いわ!)

バンドメンバーがオープニングSEに
合わせて登場。
今日のメンバーは
コレさん、カツヤさん、
オカディさん、ヨッシーさんだ

ん??…SE新しくなってる!!
これは、対バン仕様なのかな!!

MoonWalker

なんと!一曲目はムーンウォーカー!
前回のツアーに続きセトリ入り!

「おお〜!」という観客の声

でもよく考えたらツアータイトルの
『軌道共鳴』に掛けているのかな

そもそもこの曲がdアニメストアの
タイアップで「好きに全振り!」
というテーマだったから

私たちファンとしても
この曲で最初の開幕を飾るのは
正解なような気がする



この時のyamaさんのコメントも
含めて、ファンのみんなへの
メッセージなのかもな

yamaさんは気合いたっぷり
という感じで両手を上に上げ
お立ち台に上がって手拍子をする

私もサビで思いっきり
「メーデー!」と叫んで手を差し出す

何度もいうけれどいつかこの曲を
フェスでやって欲しい
そしてみんなでタオルを回したり
ジャンプしたりしたい

色彩

一瞬の静けさの後
聴き慣れた色彩の歌い出し

あれ?でも?
なんだろちょっとだけ
演奏が…アレンジ変わってる?
なんかカッコいいぞ!

yamaさんの歌は変わらず安定していて
でもちょっとまだ緊張しているのかな
いつもならステージの端っこまで
来てくれるんだけど今日は割と
移動が小さめで中央寄りだ

それでも少しでもyamaさんが
近くに来てくれるのは嬉しいので
観客からは「キャー!」という
黄色い歓声が飛ぶ

この歓声ももう定番だな

こだま

最近セトリ定番化しつつある爽やかな
この曲!
みんなが両手をあげて手を叩くと
会場の一体感が増す


実はこの曲を最初に聴いた時に
個人的に考えた事があって

曲の構成がなんとなく
「春を告げる」に似ていて
歌詞の内容も内から外に出る感じで
MVも畳の6畳半から外に飛び出してる

勝手に「春を告げる」の
アンサーソングの気がしている

この曲同士をいつかライブで
マッシュアップしてくれないかなあ
絶対かっこいいと思う

憧れのままに

コレさんのギターリフで驚いた!

(え⁉︎え⁉︎1人で歌うんだ!!!)

確かにキタニさんもフェスで
最近何度か歌ってくれていたけど

yamaさん側でも1人で歌うとは!

こちらは音源に忠実な演奏で
キタニさんの声も入っている

でもyamaさんが時々低音の方を
歌うのでドキッとする


私はyamaさんの低い声マニアなので 
こういうドキッは大歓迎なのだ

ただ、ハモるところはメインのマイクが
yamaさんなのでyamaさんが高い方を
歌っているとあまりにも聞こえすぎて
ちょっと耳慣れない感じはした

去年どうしてもイベントでキタニさんと
並んで歌っていたのがとても良くて
(あのぶつかって『ゴメン』のポーズ
するところとか)

やっぱりこの曲は2人で歌ってほしいな
なんてちょっと思っちゃった

でも、みんなを驚かすとっておきの
サプライズとしては大成功だ!!

「軌道共鳴大阪!来て頂き
ありがとうございます!!

Reolさんとは去年の
ミラパレでご一緒させて
もらって以来です

今日の軌道共鳴、みんなで
作り上げていきたいと
思っていますので、今日は
『どっちのファン』とかなくて
楽しんだものが…優勝です…ふふ(照)」

行ってる途中で恥ずかしくなったのか
照れながら言うyamaさんかわいいな!

偽顔

ほっこりしたMCの後またカッコいい
yamaさんにガラリと雰囲気が変わる

観客もイントロから歓声を上げ
この曲を待ち望んでいたのがわかる

少しずつ緊張がほぐれてきたのか
yamaさんが舞台の端まできて
歌ってくれている

下手側に行った時、yamaさんが
しゃがんでオラついて歌うので
最前にいたファン達が
キャーキャー言っている

これは嬉しいね!
その後もサビでジャンプしながら
歌ったりしても全然ブレない
高音もすっとキレイに出ていて
最早貫禄すら感じてしまった

この曲を歌うyamaさんが
本当に好きすぎて
2分29秒が短すぎと感じる

アレンジして
もっと長くしてくれないかな…

Oz.


いつもの青い照明の下
歌い出したyamaさん

先ほどの『動』から『静』に
スッと切り替わっている

今回の対バンは
相手とのバランスも考えてか
最近ツアーやフェスで使っていた
スクリーンの映像などが全くなく

演出としては照明のみだ

だからこそ歌詞やメロディを
意識しなくても曲そのものが
ダイレクトに耳から脳に
伝わってくる

気がつくとやっぱり涙が
溢れていた

新星

バラード2曲目は最近3年振りに
MVを出した新星だ

Oz.で
「ひとりぼっちにはさせないよ」

で締めくくった後に

「君のこと思って歌っているよ」

と言われるとまた涙が出てきた

やっぱり今回の対バンのセトリは
よりメッセージ性の強い曲を
選んだのかもしれないね


Reolさんの情熱的なステージを
見た後だからかな
なんだかとてもこの曲の底に
yamaさんの熱いものを感じる

最後のサビのところで
yamaさんは客席正面を向いて

この僕で

と歌いながら胸をドンドンっと
いつもよりも強く
たたいたような気がした

a.m.3:21

セトリの大定番
安定のピンクの照明と安定の歌声
カッコいいyamaさんと
バンドメンバーの掛け合いも
いつも通り…うん?


エンディングがだんだんと音が
スローになっていき
時計のコチコチ音の後…
次の曲のイントロに繋がる

なんだこのかっこいい繋ぎは!!
そして

軽い電子ピアノのこれは…
この旋律は…!!


愛を解く

嬉しい!!!
なかなかライブではレアなこの曲が
セトリ入り!

なんかこの曲、一度頭の中で
歌い始めるとずっと永遠に
リピートし続けてしまう
中毒性があるんだよね

こういうキャッチーな曲を2曲目で
作れるなんてyamaさんとんでもなく
才能あるんでないの

そして、ライブで歌っている時の

手放したっていいさ」の
『たっ』のところで片手を
軽く上げて首を傾げる仕草が
すごく好きだ

yamaさんが書いた歌詞は
いつもはシリアスな内面を歌うことが
多いけれど、この曲はyamaさん曰く
フィクションなので

ただひとり
君だけが
いてくれたら


こんな重いフレーズも
すごくサラッと聴けて

「愛だろぅ!!」と
大きな声で一緒に歌えるのも
とても楽しい

MC
「後半まだまだ力残ってますか?
これからもっともっと
盛り上げていきます
よろしくおねがいします!!」

あるいは映画のような


おお!久しぶりだ!
久しぶりにお立ち台に乗って
耳の脇で「パパン!」と
手を叩くyamaさんを見た

さすがFC先行、ツアーで確立した
イントロでの手の叩き方、
みんな普通にやってくれているから
一体感がすごい!!

間奏のキーボードソロの時
オカディさんを指差すyamaさん
勝矢さんは相変わらず
めちゃくちゃかっこいい!


春を告げる

インディーズから2曲!会場から
オオーーっ‼︎という歓声が
Reolさんのファンの方もきっと
知っているこの曲

みんな手を上げたり叩いたりして
楽しそうだ

ラスサビでお立ち台に上がるyamaさん
めちゃくちゃ堂々としていて
なんだか貫禄さえ感じる

「次が最後の曲です!
今日は本当にありがとうございました!
聴いてください!「声明」

声明


今一番新しい曲を最後に持ってきた!
この一番息切れしそうな曲を!!

この歌は言うなれば今のyamaさん
そのものだ

最初は興味本位で歌ってみたを投稿して
それがきっかけでどんどんと
夢が現実になっていって

その時の憧れだった歌い手さんと
同じステージに立って対バンしてる!

けれど、決して今の自分に対して
自信に満ち溢れている訳ではなくて

この現状を「足るを知る」と言っている

今年のツアーが小さなライブハウスから
始まったのもそんな意味があったのかな


そしてyamaさんはいつもこんなふうに
自分に言い聞かせて
変わらず葛藤を続けているのかな

『不完全を愛していくんだ
そうやって添い遂げてくんだ
どうやってダメになったって』

私も大きな声で叫ぶ
「見限らないから‼︎」

ああ、こんなyamaさんだから私は
ずっと変わらず好きなんだろうな

この曲を、この対バンの最後に持ってきた事
本当に意味のあることだろうと思う

これは
未来のyamaさんへの声明だ

アンコール
MC
「アンコールありがとうございます。
そして、対バンを受けてくださったReolさん本当にありがとうございました

自分は昔『歌ってみたを』をしていた
時期があって、
その時にすでにReolさんは有名な
人気の歌い手さんで、
ものすごくカッコよくて、Reolさんの曲を
何度か挑戦してみたんです、その頃…
でも全然上手く歌えなくて!!

『どうやって歌ってんだ!?』
って思ってました

今回対バンをするにあたってそんな
『画面の向こう側にいた人』と
同じ舞台にこうして立てているなんて
本当に光栄な事で

どの曲をカバーしたらいいんだろう、と
すごく考えました

今、めちゃくちゃ緊張しています
この時が来るから!今日はこのために!
ずっと緊張していました笑

『ヒビカセ』を歌わせていただきます
聴いてください」


ものすごい高低差のある
確かにかなり難しい歌だ
あのyamaさんが必死に
音に食らいついているのがわかる

きっと当時は家で1人で録音しながら 
何度も何度も歌ったけれど
納得できなかったんだろうな

しかもこの歌詞だ

忘れないでね
私の声を
画面越しでいい
ちゃんと愛して


少し前に「もうカバーは歌わない。
自分に自信がついたら歌うかもしれない」
と言っていたyamaさん

今回あえてこのかつて歌い手として
チャレンジしたことのある曲を選んだのは

少し自信がついたのか
考え方が変わったのか

何にせよすごく良かった

ワンコーラス歌ったところで
(もっと聴きたかった…)
演奏が変化していき
次の曲のイントロに変化していく

「今日は来て頂きありがとうございました!あと2曲となります!」

というyamaさんは
歌い切った!という安堵感で
いっぱいの様子で

「次はこの曲になります!
くびったけ!」

くびったけ

やはりきた!!
大阪では必ず入る鉄板ソング!!
ありがとうFM802!!

yamaさんは大先輩のカバーを
ライブで歌うという
プレッシャーから解放されたからか
両手を広げめちゃノリノリで
イントロに合わせて体を前後する

きっと仮面の下はニコニコだ

歌いながらステージの端まで来て
「瞳たらしの君の瞳には」
で客席に向かって指を刺すと
歓声が上がる

会場の温度がググッと上がって
みんなでお立ち台に立つyamaさんに
向かって手を上げながら

「世界はもう僕らじゃ問題に!」

みんなの心がyamaさんに集中する
楽しい気持ちの中心にyamaさんがいる
なんという幸せ空間。

やっぱり大阪はこの曲が似合うな

ハロ

さあ、進め!雲突き抜け!!


わー!!!ツアーに次いで今回も
ハロが!しかも最後の曲!!

yamaさんは曲に合わせて
スキップのような独特な
ステップを踏んで片手を上げる

それに合わせて観客も「ハイ!ハイ!」
と声を出す

yamaさん客席の遠くまで見渡して歌う

両隣の1人で参加した子達も
恥ずかしさなんてない

大きな声で「ハロー!!ハロー!!」
と歌っている

みんな気持ちは一つ
ただただ、楽しい!!


3年前のここなんばhatchでは
ステージの中央で全集中で
立ち尽くして歌っていたyamaさんに


私たちが出来ることは
ただ、黙って熱い視線を送り
手をたたくのが精一杯で

こんなふうに身体の奥から
大きな声で一緒に歌えることが
一緒にステージを作り上げている
この瞬間が

本当にありがたくて貴重だ

今回の対バン、Reolさんが行先を真っ赤な
炎で燃やしてくれた
それに触発されるようにyamaさんは
真っ青な炎になって会場と観客の心を
焼き尽くした

そんな風に感じた

明日からまた日常に戻ってしまうけれど
この瞬間を大切に胸に取っておこう

また会う日まで



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