WONDER LIVET 2024韓国①
2024.11.10 KINTEX
(覚書の様な個人の韓国旅行記です。
yamaさんは②に出てきます。あしからず)
韓国でのフェスが発表された
アーティストの豪華さに
まるで日本のフェスみたいだなって
思った
でも、行かないつもりだった
翌週に鹿児島の学祭もあるし
メンバーは豪華だけど
持ち時間30分〜40分のために
わざわざ海外か…?と思うと
どうしても踏み込めなかった
そして何よりも去年のアジアツアーに
韓国が入っていなかったので
今年ワンマンのアジアツアーが
あったら行こうと思っていた
ところが、タイムテーブルが
発表されると、yamaさんは
なんとトリ、しかも持ち時間が
ヘッドライナー並みの1時間!!!
そしてその前にMAISON desにも
出演が決定…!!!
そして新曲「オリジン」は韓国の
モバイルゲーム『NIKKE』とのコラボだ!
…これは見逃してはならない気がする…
悩みに悩んで…行くことに!
初めての韓国、しかも一人旅。
不安だけれど少し楽しみでもある
ホテルの質は落としたくないけれど
航空券は一番安い行き方で…
を追求した結果、静岡発関西着と言う
ものすごい行程が出来上がった笑
すると、いつもライブで顔を合わせている
Mちゃんも参加する事がわかり
ライブの時合流できる事になった
これは心強い!!
朝、電車に乗る時間に起きるという
過去最大の過ちを犯したにもかかわらず
奇跡的に一駅先が始発の別のバスに
間に合ってソウル空港に無事到着。
(これは本当にミラクル)
ここでまたトラブル。仁川空港から市内への
事前に買っていた買っていたシャトルバスの
安いチケットが実はホテルの近くには
停まらない路線しか運行していないとのこと
チケット売り場のおばさんが渋い顔をして
「一番近い停留所のロッテホテルからも
かなり歩きますよ、歩きますか?」
と聞かれたが、チケットを
買い直すのも勿体無いので
「わかりました、歩きます」
と言うと、おばさんはめちゃくちゃ
びっくりしていた
(そ、そんなに歩く人いないのかな…)
腹を括ってバスに乗車する。
思いの外豪華な車内に喜ぶが
市内中心地で大渋滞に巻き込まれる。
窓の外はなんだか物々しい
シュプレヒコールと昔よく新橋で
聴いた様な勇ましい曲が大音量で
流れている
(なんだなんだ…?)
何かはわからないが大規模な集会が
道の真ん中で行われているらしく
道路は大渋滞。
20分ほどその場でジリジリと
進んだだろうか
ドライバーさんがついに立ち上がり、
私たちに
「ロッテホテル歩いたら7分!
そのほうが早い!降りて!」
と早口の英語で捲し立て
半ば無理やり全員市内の大きな交差点で
スーツケースと共に降ろされる
大音量の勇ましい曲の中、
なんとなく人の流れに沿って
大きなスーツケースをガラガラ
押しながら歩くとすぐに地下鉄の駅が
(地下鉄に乗ってしまえば
きっとホテル最寄りまで
行けるはず!ラッキー!)
大都市なら地下鉄はわかりやすいと
台北で経験しているので迷いはない
ただ、想定外なことは
大きなスーツケースを持っている事だった
バスを選んだ理由は
大きな荷物をあちこち持ち歩く
必要がないから…だったのに
乗り換えも含めて階段が多い事!
そしてこの日は土曜日。
地下鉄はぎゅうぎゅうで
大きなスーツケースの肩身の狭い事!
この日のソウルは暖かく
上着がいらないほどの晴天
汗だくになりながら
なんとかかんとかホテルに辿り着き
お部屋に入られたのは予定していた
チェックインの時間をゆうに2時間も
超えていた笑
とりあえず荷物をばらして
すぐに外出の準備をする
何しろ明日は一日中フェスなので
せっかくのソウルゆっくり楽しめるのは
今日だけだ!
とりあえず向かった明洞はまるで
渋谷みたいに賑やかで
コスメやファッションのお店が
たくさんあって夜遅くまで
やっている。楽しい!!
ぶらぶらと買い物をして
お目当てのコスメも沢山買って
1人ご飯もなんとか食べたかった
ソルロンタンを食べられた
大体のお店に日本語か英語のメニュー
が置いてあるし、お店の人はみんな
とても優しかった
翌朝は約束していたMちゃんと
地下鉄のホームで待ち合わせて
約1時間の旅。
窓の外がみるみるのどかな風景に
変わって行く
会場のKINTEXは幕張メッセとか
インテックス大阪みたいな国際展示場だ
でも多分規模はその数倍大きい
チケット引換は10:00からだけど
リストバンド引き換えに長蛇の列が
できる事を考え09:20くらいに到着
しかし…なんと、そこにはすでに
長蛇の列が…
結局外で1時間待ち、やっとリストバンドに替えられた!さあ!入場だ!
…と思ったら、会場は11:30だという。
再び外に出て今度は入場待ちの列に
並びなおす
この日の気温は比較的暖かく
上着もいらないくらいだったので
本当に助かった
そして周りを見ると…日本から来た
欅坂46のファンの方々がたくさん
そしていろんな日本のアーティストの
グッズを身につけた韓国の方々…
みんな好きに全振りだ。
なんだろう…この中にいると
推しているものや国籍は違えど
めちゃくちゃ居心地が良いな!!
なんて感じている間に
やっと入場時間に!!
リストバンドをつけている左手を
高々とあげてMちゃんと入場する
どうしてもピカピカする
オフィシャルグッズのリストバンドが
欲しかったのでまずは物販に行くことに
yamaさんのグッズは結構人気みたいで
タオルやTシャツを身につけている
人を見るたびに握手したい衝動に
かられる…売り切れも早かった様だ
そのあとは企業ブースで景品を貰ったり
プリクラを撮ったり
ミニゲームに参加したり
まるでちょっとしたお祭りだ
規模で言うとキタサンローリング
とCDJを足して2で割った感じ(伝われ)
フェス飯もたくさんのお店が並んでいて
日本のお好み焼きには長蛇の列が
出来ている。
私たちはシェアできる様に大きなトレイに
乗ったトッポギとエビをチョイス。
とても美味しい!
これはビールが進む!
すでに最初のアーティストは
歌い始めていたけれど
同じフロアなので遠目にステージを
見ながら聴きながら過ごすことができる
これはとてもありがたいな
なんといってもyamaさんの出番は
7時間後…体力温存しなければ
食べ終わるとyamaさんの出演する方の
ステージがある会場へ
アーティストのフォトスポットと
メッセージボードを見つけ
早速写真を撮る私たち
どんどん人は増え続け
だんだんステージの様子が
気になってきた
照明や映像も凝っていて歌の間に
かなりの音量の大歓声が聞こえる
私たちがいる後ろの方はだいぶ
余裕があるし
ニコニコして聞いてはいるけれど
みんなそんなに声を出して盛り上がって
いるわけではない
…それではこの大歓声はどこから…??
これは…もしかしたら最前近くには
かなり熱いファンが沢山いるのでは?
何しろ待ちに待った日本の
アーティストがたくさん出演するフェス
日本のようにアーティストごとに
大半が入れ替わるような
のんびりした感じでは
ないのでは…?
うん、きっとそうだ。
「これは…もしかしたら、
早めに行って少しずつ前に行ったほうが
いいのかもしれないね…」
せっかく行くなら最前で
ビーチタオルを広げたい、まで
思っていたかなりの強火な私に
Mちゃんは嫌な顔ひとつせず
着いてきてくれた(感謝…!)
これは長時間の戦いになりそうだ
足がパンパンになったコヤブソニックの
記憶が蘇る
yamaさんの出演するステージ
LIVET STAGEではCHEEZEさんと言う
韓国の女性アーティストが歌っていて
とても素敵な歌声だった
すべて韓国語の歌だったが
途中で安全地帯の「悲しみにさよなら」
のカバーを歌ってくれていた所が
日本へのリスペクトを感じる
そして最後の方でキラキラとした
紙吹雪がブワッとステージから
会場に噴射された
「ねぇ、yamaさんの時も
春告あたりで紙吹雪来そうじゃない?」
「もし来たら良いよね、泣いちゃう」
なんて話しながらステージ前方に向かう
そこにはいつもと違った雰囲気が。
…圧倒的に男性が多い。
そして、みんな、背が、高い。
最前がどこにあるかも
見えないしわからない
これは…厳しい戦いになりそうだ…
次は韓国のガールズバンド『QWER』だ
みんな可愛くて細くてアイドルみたい
男性が多いのも納得だ
ところが!歌も演奏もめちゃくちゃ
上手くてカッコよくて本当に驚いた
さすが韓国…!
きっとたくさんの才能ある子たちの中から
選りすぐりの選ばれた子達が一生懸命
トレーニングしてこの舞台に立って
いるんだろうなぁ
(調べたら本当にそうだった)
ファンもものすごい熱量で
合いの手を入れる声は
前方だけではなく後ろの方からも
聞こえて来る
最後のバラードなんかは
特に素敵だった
まだ2023年にデビューしたばかりの
彼女達
これからきっと大注目だ
そして舞台転換…
案の定次のReolさんでだいぶ人の
入れ替わりがあり、スルスルっと
3列目まで来ることができた
でも周りを見るとこの後に続く
MAISON desやyamaさんのタオルを
持った人たちが多くいる
これ以上は退場する人はいないのかも…
最前の人たちは何やらスタッフの人と
揉めていてちょっと不穏な空気が漂う
スタッフの人が大きな声で
「一歩下がって!」と言っていた
恐らく多くの人が押し寄せ
危険な状態にならない様
注意喚起をしていたんだと思う
かなりピリピリした雰囲気に
(今回は流石に最前は無理かな…)
と怖気付いてしまった。
でも、こんなにも日本の音楽を
愛している人たちがいるということを
目の当たりにして
なんだかすごく嬉しいなとも感じた
Reolさんは流石の貫禄
先月の対バンで見たばかりだけれど
人の視線を惹きつける
手足の使い方、ホイッスルや扇子を
使って観客を煽るテクニック
そして何より歌が超絶上手い!!
特に「白夜」は凄まじかった
そして驚いたことがもう一つ。
おそらく日本人ではない観客の方々の
掛け声が完璧に揃っている!
さすが先輩!
韓国に何度も来ているだけある!
そして更に驚くことにMCの時に
Reolさんがかなり日本語の自然な
スピードで、
7年前の初めての韓国でのライブの
担当者が今回のこのフェスの担当を
していてこうして韓国に呼んでくれた
と言う事をさらっと話したのだけれど
多くの人がそれを完璧に理解していて
拍手と歓声が自然に起こっていた
すごい!!
日本の音楽だけじゃなくて日本語も
しっかり学んで、マスターしているんだ!
台北の時もそうだったけれど
きちんと好きなアーティストの文化を
しっかり学ぶ海外のファンの姿勢
尊敬するなぁ…
と言うところでついに!
次はMAISON desの出番です!
さぁ、yamaさんはいつ出て来るのか!?
(②に続く)