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鹿児島国際大学遊華俚祭

2024.11.16
鹿児島国際大学

昨年の南山大学に続き
今年も学園祭出演が決定

場所は…鹿児島!?

たくさん遠征に行ったけれど
まだ未踏の土地だ

学園祭はお値段控えめな割に
たっぷり時間をとってくれるのと
アンコールがあったりちょっと普段無い
ようなセトリだったりするから 
絶対行きたいと思っていた


幸い名古屋鹿児島の格安チケットも取れ
久しぶりの遠方遠征…のはずだった

急遽韓国行きが決まるまでは笑

とはいえ世界で活躍するyamaさんも
学園祭で歌うyamaさんも
どちらも見たい…!!!

気がつけば月曜、帰国して5日後
鹿児島の飛行機に乗っていた

韓国で一緒だったMちゃんと
お互い話し合ったわけでは無いのに
同じホテルの
同じプランの
同じクーポンで割引
まで一緒だった笑

そして飛行機もほぼ同じ時間だったので
空港で待ち合わせてバスでとりあえず
ホテルのある鹿児島中央まで向かう

すると福岡でいつもご一緒する
Hちゃんから「今どこー?」の連絡が

彼女たちは車で4時間かけて 
鹿児島に来たという

早速合流して黒豚のとんかつを頂く

ころもがサクサク&脂身が甘い!

朝からバタバタでお腹が空いていた私達は
めっちゃ一気に食べる。満足。

そこからHちゃんの車に同乗させて
頂き、会場へ向かう
本当なら電車と路面電車とシャトルバスを
乗り継いで会場に行くつもりだったから
車、本当にありがたかった。感謝!

…ところで
来る前の晴天の予報とは裏腹に
この日の天気はあいにくの雨
結構しっかり降っている

会場である大学のキャンパスは
小高い山の頂上にあった。
階段を登り肩で息をしながら会場である
体育館の前に着くと早速
学生さんたちが描いたyamaさんの
大きな看板があった

学園祭ならではの手作り感。可愛い

学園祭のもう一つの良い所
アーティストの事をしっかりと
事前に聴いてこんな風にイラストや
ポスターやSNSで拡散してくれる所
学園祭のアカウントもyamaさんの
おすすめの曲を毎日のように
ポストしてくれていた



あいにくの雨の中
ライブは16:00開始

14:30に整列が始まると聞き
到着後何となく体育館の近くで
待機していると
ドラムのドンドンと言う音から
いつものa.m.や春を告げるの音が


そういえば去年の南山大学の学祭も
外でリハの音漏れを楽しめたなぁ
雨だし傘ないし…
他の展示を見に行くことも諦め
体育館の前の屋根のある所で
雨宿りをしながら音漏れを楽しむ

(…⁉︎)

唐突にyamaさんが歌い出した

Downtown、クリーム
偽顔、と次々と歌う
フェスとは違い結構長めに
どの曲も歌って確かめている
ワンマンの時はこんな風に
リハしてるんだろうか
なんだか2度得した気分…!


「うん…。これは、韓国の時と
セトリ同じだね…」   
Mちゃんとついつい買ってしまった
17アイスを食べながら
yamaさんの歌を聴いて話す

もう一回あのセトリ聴けるなんて
何と言う贅沢な時間…

雨は降っているけれど寒くはなくて
遠くにはたくさんの山が連なっている。 
晴れていたらきっともっとはっきり
鹿児島!って感じだったのかも
しれないけれど、これはこれで
なんだか神秘的で

「遠くまで来たなぁ…」って感じだ。

「よろしくおねが、、、
よろしくお願いしまーす」
yamaさんが噛む所まで声が
はっきりと聴こえる笑笑

ライブを2回聴けるお得さプラス
こんな裏側まで

これだから学祭は楽しい

時間になって指定された
Aブロックの列に並び入場する

とすごく大きな体育館に
しっかりとしたセット
私たちのAブロックは下手側で
かなり鋭角になってしまうけれど
ステージは高めなのでよく見えそうだ

おそらくセンターのBブロックは
学生さん達専用で
我々一般のチケットは両サイドの
A.Bブロックという仕組みらしい

客層はやはり若い学生さん中心で
中には小さなお子さん連れや
お父さんお母さん世代もいる

tricotのTシャツを着た
ヨッシーさんファンと仲良くなり
おしゃべりして一番よく見える場所を
譲りあったり

「ヨッシーさん」ではなくて
tricotのファンの間では
「吉田!」と呼ばれている
(本人がそう呼んで欲しい、と
言ったそうだ)

なんて話をしていて、じゃあみんなで
「吉田ー!!」って叫ぼう、
なんてワイワイして開演までの
時間を過ごす


初々しい学生さんの開会の挨拶があり
ついにライブがスタート!!

オープニングSEの後
ヨッシーさんと半ちゃんが登場

私達は事前に打ち合わせた通り
かなり大きな声で、
「吉田ーーー!!」と叫ぶ

聞こえたかな、びっくりしたかな笑


そしてyamaさんが上手から登場!!


さあー始まるよ!!



あるいは映画のような

やっぱり一曲目はあるいはだ!
yamaさんはいつも通り
お立ち台に乗り
両手を耳の高さに上げて
手を叩く

…あれ?

センターBブロックの人たち…??
何だろう?
めちゃくちゃ控えめだな…?

みんな棒立ちになってじーっと
yamaさんを見つめていたり
すっごく控えめに手を叩いていたり

一曲目でこんなに温度低いのは久しぶり…

もしや、これは、、!
大変なアウェイなのでは…!?

色彩


イントロで少し観客が沸く
やっぱりアニメの力は強い
親子で来ている人達は嬉しそうに
ニコニコしている

それでもやっぱりみんな控えめに
拍手だけで、いつもみたいに
歓声が上がったり手を上げたり
する人はあまりいない

そして、私たちAブロックの4人だけが
いつも通りワーワーと騒いでいる笑

おお、こちらも結構なアウェイ感…笑

ステージの両サイドがセットで
阻まれていて、yamaさんも
ステージの端まで来れず

そのおとなしいAブロックの範囲内を
移動するだけだ

もっと自由に私たちの目の前に
来てくれたら、もっと盛り上げるのに!!

こだま


yamaさんは会場の雰囲気を
知ってか知らずか、淡々と次の
曲を歌う。

先週の韓国のあの大騒ぎから
打って変わって
ワンマンであるにもか変わらず
この静けさ…ギャップが激しいな

とは言っても、みんな決して聴いていない
訳ではないし、
曲と曲の終わりには「フー!」
と言う歓声も聴こえる

前にいる学生さん達はライブに来るのが
初めてだったり友達と並んで見ていて
ちょっと恥ずかしい、っていう人も
多いのかもしれない

みんなとにかくステージの
yamaさんに釘付けになって
どうしていいのかわからない
と言った感じだ。

なんかすごく可愛いし微笑ましい

MC
「鹿児島国際大学、遊華俚祭、
呼んで頂いて、ありがとうございます!

初めての鹿児島です!
美味しいものをたくさん食べて
パワーをつけて来ましたので
皆さんにもパワーをお届けできると
思います!
よろしくお願いします!」

(…美味しいものって何だろ?)

Downtown


オラついているyamaさん    
去年もそうだったけど
学祭の時は圧倒的に自分より年下の観客が
多いので何だかyamaさんが頼もしく
かっこいい

「オーオーオーオー!」
手を上げて声を出す

ほとんど我々4人くらいだ笑
笑えてしまうけど、楽しい

そんなふうに一列になって
騒いでいるのに気づいたのか
何となくyamaさんも
こちらの方をたくさん見て
歌ってくれている
(ような気がする)

a.m.3:21


この曲も観客がちょっと湧いた
やっぱりみんなしっかり聴き込んで
来てくれているのかな
世代的にもこの曲がリリースされた時
学生さん達は中高生だから
きっとリアルタイムで聴いていた人も
いるのかもしれないね


しっかりと照明もいつものピンクで
学祭だけれどいつものスタイルは
変えないという気概を感じる

yamaさんの歌もまた同じで
それが韓国の大歓声の中でも
おとなしい学生の前でも
変わらずいつも全力で
届けてくれている

一つだけ違うのは間奏の時観客の歓声が
上がらないため激エモの半ちゃんの
ピアノがしっかり堪能できた事だ
これはこれで嬉しい!

偽顔

間髪入れずに次の曲へ
大丈夫?新しい曲だよ?
みんなついて来れる?

気がつけば保護者のように
観客をちょいちょい観察してしまう
このおとなしいオーディエンスを見て
韓国との落差にショックを
受けてはいないか

そんなことも気になってしまって
勝手に(yamaさん頑張れ!頑張れ!)
そんな風に応援しながら見ていた

クリーム

韓国の時と同じエレピのイントロからの 
歌い出し

やっぱりyamaさんの歌い方が以前の
内省的なものから外に開いて来ている
ような気がする


最初にこの曲を聴いた時
なんだかわからないけれど
独り言のような寂しいような
不思議な魅力のあるこの声に惹かれて
好きになったけれど

今のこの包み込んでくれるような
歌声もやっぱり素敵で好きだなぁと
しみじみと思った

曲が終わるとものすごくカッコ良い
落ち着いた声でyamaさんは
「ありがとう」と言った

「…実は自分も学生の時、
学祭の実行委員をやっていたんです

見ての通りの陰キャラなので…
やりたくなかったんですが、どうしても
と頼まれて、しかも結構重要な役を
やらなければいけなくなって

こうやって『イベントを作り上げる』
っていうのは本当に大変で、
自分も一生懸命模擬店の配置とか
考えたんですが、
「こことここが被ってる!」とか
言われてすごく苦労したのを
覚えています

運営の皆様、そして、こうして
来て頂いた皆さん、
本当にありがとうございます
(ぺこりとお辞儀…律儀…可愛い)

実は最近曲を出しまして…
NIKKEというゲームの2周年記念の
担当をさせていただいているのですが…

今日はその曲をやろうと思います


オリジン

ゲームに慣れ親しんでいる人もいるからか
ちょっとだけ歓声が上がる

yamaさんは今回もこの難解な曲を
淡々とそして感情込めて歌い
テンポもタイミングも全部完璧だったった

そしてMCを聴いた限りでは
とてもリラックスしていて
あんまり観客の温度については
気にならないみたいだ


憧れのままに



この曲も対バンのときから意外に
セトリ入りしている

相変わらず我々4人が
並んで「猫は眠るー!」と
歌って大騒ぎする

ステージのギリギリ来れる
こちら側まで来てくれて
なんとなく「気づいてるよ」感を
出してくれるyamaさん
(ような気がする)

最後まで私たちも手を抜かず
全力で着いていくよー!!


新星

学生さんの前で歌う新星は
また違った意味があって

いつもはどちらかというとyamaさん
本人の想いというか独白的なところが
あるんだけれど

「きっとこれからの人生悩んだり
辛かったりすると思うけれど
自分もこうやって精一杯生きて
歌っているよ」

って言う
ちょっとだけ人生の先輩からの
応援歌にも聞こえた

Oz.

そしてそれをもっともっと人生の先輩で
あるはずの自分が聴いて

やっぱり何度聴いても人生からのOz.の
流れがとてもよくて

一生懸命生きて
全身全霊かけて歌っている
yamaさんを見て

やっぱり泣けた

大きな舞台でも
小さな舞台でも
歓声があっても
なくても

やっぱり私はyamaさんの歌を
何度でも聴きに来たい

そう思った

MC
今の時代あるあるなんですが…
自分には昔からネットで繋がって
ゲームとかをする仲の鹿児島の友達がいて


その友達が時々ゲーム中に、
「将来何になるの〜?(鹿児島のイントネーションで)」
って突然いうんですよ!(会場笑)

そうすると、もうこう言うのが
決まっている?らしくて

「こうむい〜ん!」
(鹿児島のイントネーションで 
会場めちゃくちゃ盛り上がる)

「これ、鹿児島の人はみーんな、
何だかわかるんですか?」
(鹿児島の人、うんうん頷く)

「最初はお母さんと子供の会話?って
不思議に思ってて、後で調べたら
『ああ、こう言うことか』って
解ったんですが…

なんか全然関係ない話してる!」

(会場ほっこり笑い声もおきる)

これからたたみかけていきますので!
よろしくお願いします!」


愛を解く

MCで観客の気持ちをほっこりとしたからか
会場がだいぶあたたまってきた。

学生さんのブロックの中でも
手を上げて乗っている人も増えて来た

思わず手を上げたらもっと楽しくなって
きたのかもしれないな
音楽って素敵だな

きっとこの人たちの中には
「生まれて初めてのライブはyama」
という人もたくさんいるんだろうな


学生の多感な頃にこんなに素晴らしい
音楽に触れることができて
本当に羨ましいと思った

麻痺

だいぶ会場も温まって来たし
これは盛り上げるかな!と

思い切り「ハイ!ハイ!」と声を
出したが観客は手は上がるけれど
流石に声は恥ずかしいのか

めちゃくちゃ私たちだけが目立って
なんか逆に面白くなって笑ってしまった

(なんかすげえな…あのガチの人たち…)て
思われてたら結構恥ずかしい笑


yamaさんも全体の大人しさに
気づいているのか
あまり会場を煽ることはせず
(「まだまだ行けんだろ!」も流石に封印)

それでもいつも通り熱く
最後まで全力で歌い切った

ハロ

(子供連れの皆さん!お待たせしました)
勝手に思いながら小学生くらいの
子供連れを見ると、大人の真似をして
手を上げて乗っている
可愛い!

この子達の心にもきっと

「初めて見た芸能人はyama」
という素敵な思い出ができているのかな
そうであればいいなぁ

yamaさんは変わらず元気いっぱい
できるだけステージの端まで何度も往復
しては観客を見て歌う

「ハロー!ハロー!」の所で
頑張って声を上げると
最初は恥ずかしがっていた人たちも
yamaさんの音楽に少しずつ
心を開いて自由になって来たのか

麻痺の時よりも少し大きくなった声で
「ハロー!ハロー!」が聴こえてきた

韓国の「ハロー」とは音量は大きく
違ったけれども
楽しそうな顔はみんな同じだ


「最後の歌です!
今日はありがとうございました!」

春を告げる


会場がわっと沸く
みんなやっぱりこの曲は人気だね

きっとみんな待っていたのかな
yamaさんはいつものように
お立ち台の上に残って観客みんなを見て
歌っている

そして最後のサビ、どうするかな
と思ったら迷わずみんなにマイクを向けて
「歌って!!」

ちょっと驚いた
てっきり歌わせるのは諦めているのかと
思ったから

みんなもまさかのシンガロングに
ちょっと驚いていたけど、
さっきより大きい歌声が聴こえてきた

それでもまだまだいつものライブの時に
比べたら声は小さいけれど

あれだけ静かだった観客の心を開いて
これだけの声を出せるなんて
もうそれだけで満点!
すごいと思う!

yamaさんの歌声や作り上げる世界
MCで見せる人間的な魅力や
ステージパフォーマンス

いろんな経験を通して
少しずつ進化してきているんだろう

韓国から1週間

また一つ驚かされたよ
本当にいろんな経験をしているね
だから私は今のyamaさんから
目が離せないんだと思うな

やっぱり来て良かったよ
ありがとう











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