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AFC女子アジアカップ グループC組日本対ミャンマー前半レビュー
<大会概要>
2022年1月20日、AFC女子アジアカップインド2022が開幕しましたね。2023年ワールドカップ(オーストラリア&ニュージーランド開催)出場権をかけた大会でもあります。大会上位5チーム(オーストラリアが含まれていた場合は6チーム)が出場権を獲得できるようです。日本にとっては三連覇をかけた大会でもあります。
<日本対ミャンマー前半戦レビュースタート>
今回は、1月21日日本時間17時キックオフで行われたCグループ日本(世界ランキング13位)対ミャンマー(同47位)の試合の前半の試合の様子をお伝えしたいと思います。
<前半の印象>
ミャンマーの守備陣の集中力がまだあったこともあるのか、攻めてはいるものの、前半序盤はやや硬い入りで、なかなか点が入らなかったが、21分、GK山下からのロングボールを受けた長谷川のセンタリングを、植木がヘッドで決め、ようやく先制。しかし、前半戦はこのゴールのみで終わってしまった。右は清水ー長谷川、左は三宅ー宮澤という縦のラインのコンビネーションや長野の展開力は非常に良く目立っていたが、長谷川と宮澤の絡みがもっと増えたり、林を経由したプレーがもっとあれば、バリエーションが増えて更に良くなるように思った。
<先発選手の印象>
GK山下(INAC神戸)→先制点を生んだロングキックは素晴らしかった。
右SB清水(日テレ)→長谷川とのパス交換が非常に多く、相性の良さを感じさせた。
CB熊谷(バイエルン)→ミャンマーが攻められなかったので、守備面で目立つ場面はほぼなかった。CB南とのコンビネーションに違和感はなし。
CB南(浦和レッズレディース)→良いフィードも沢山あったが、パスミスもあった。
左SB三宅(INAC神戸)→普段所属のINAC神戸ではCBをしているそうだが、左SBでも存在感があり、宮澤とのコンビネーションも非常に良かったし、サポートに入ったりオーバーラップするタイミングも的確だった。アグレッシブな守備が、時々ファウルになりそうなところがやや不安要素としてある。
ボランチ長野(マイナビ仙台)→攻守にわたり存在感を示した。決定機を演出するスルーパスもあった。
ボランチ林(AIKフットボール/スウェーデン)→ボール奪取で奮闘している姿はあったが、攻撃面でやや存在感が薄かった印象。終盤で故障し、猶本と交代する。元セレッソの選手だそう。
右MF長谷川(ウェストハム)→ボールを奪われないパスの受け方、ファーストタッチやボールコントロールのテクニック、センタリングなどロングボールの質も高かった。枠内シュートをもっと増やしたい。
左MF宮澤(マイナビ仙台)→左SB三宅やボランチ長野と息の合ったコンビネーションを見せていたし、多くのチャンスを生み出していた。14分に長谷川が左サイドから右の宮沢に大きく展開した良いシーンがあったが、もっと長谷川との絡み増えてくれば、バリエーションが増え、面白くなっていきそう。
FW田中(INAC神戸)→序盤、左サイドの宮澤の崩しからのセンタリングを走りこんでヘッド、3分、右サイドから清水のセンタリングをヘッドなど、ゴールに迫ったが、決めきれず。
FW植木(日テレ)→21分、長谷川からのセンタリングをしっかりヘッドで決めた。その後も決定機があったので、追加点も欲しかった。中盤まで降りてきてボールを受けるプレー、多くボールを触ろうとしていることも多かった。
<交代選手>
ボランチ猶本(浦和レッズレディース)→終盤で林に代わって出場。前半はそつなくプレーしていた。
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