【vol.8-4】9月に映えたクリスマス・コントラスト~weリーグ4年目の始まり~
2024年、9月中旬。WEリーグの4年目が始まった。
パリ五輪のパブリックビューイングに引き続き、サッカー仲間エミリーと一緒に観に行くことにした。
耳すまたちは、9月15日(日)18時キックオフの味の素フィールド西が丘での開幕戦を観るために、15時半くらいから現地にいた。
到着が早すぎたらしく、ベレーザの会員の人の先行入場が16時、一般入場は16時半とのことだった。
入場口のDゾーンには、フードやグッズ販売などが展開されていた。入場できるまでかなり時間があるので、スペアリブをおつまみにしながら氷結レモンを楽しんだ。
フォトブースもあったので、ベレーザのマスコット、リヴェルンと一緒にしっかり写真撮影。
そんなこんなで、16時半となり、入場。
「ホーム自由席」という席だったが、勝手にゴール裏ではないエリアの方を想像していたが、そこは「バック自由席」だった。「バック」という言葉が「裏」とリンクしてしまって勘違いしていた。「ホーム自由席」とは即ちベレーザのゴール裏のことだったのである。初歩的ミス(笑)!
スタジアムの中に入れば、Aゾーンで、選手考案メニューのフードエリアも楽しめた。
詳細はこちら↓
山本柚月選手考案の「キウイソーダ」
かきまぜるとちゃんと甘くて美味しかったし、見た限りノンアルコールでも、バカ売れしてたような感じだった
もうひとつ、樋渡百花選手考案の「百花大好き!たっぷりチーズのジェノベーゼチリドッグ」。これまためちゃくちゃ美味しい!
フィールド外にいるときはなかなか暑かったが、スタジアムに入ってみると、秋風が吹き始め、心地よい観戦環境となった。
お客さんも続々と入ってきて、日テレ東京ヴェルディベレーザの緑と、三菱重工浦和レッズレディースの赤で、さながら、季節外れのメリークリスマス感満載の雰囲気が、ちょっと笑えた。
ベレーザのホームながら、レッズレディースの熱いサポーターの数がシンプルに多かったし、応援の声量も上回っていたんじゃないかと思うくらい激しかった。
いよいよ、ウォーミングアップ開始。
秋風が吹く中、両チームのサポーターの声援、スタジアムDJの控えな音量のトーク(近隣への配慮かな?と思いました)、雰囲気、素晴らしかった。ベレーザ側の席にいたわけだが、子どもも結構いて、しかも男の子も結構いるなーと思った。
さあ、いよいよ試合開始!
「ぬかりない」という言葉がぴったりの、レッズレディースの攻守に渡る、選手間の距離感の良さ、連携の良さが、試合を通して印象に残った。
ベレーザは、個の突破力で打開していこうとするケースが目立ち、そのたびに期待感はもたせるけれども、レッズレディースの冷静沈着な連携プレーでのボール回収で、なかなか決定機を作れない展開に終始した。
試合は2-0でレッズレディースの完勝。めちゃくちゃ強いという印象だけど、今シーズン、レッズレディースが独走する展開ではなく、レッズレディースのレベルの高さに各チームが切磋琢磨で引き上げられて、熱い展開になることを期待したい。
4年目を迎えたWEリーグ。応援する人がいなければ、続いていかないと思うので、応援の輪を広げて、文化になっていく一助となりたいと改めて思った次第です!