〈パイロット版投稿その2〉鼓動→胎動 ~サッカーを初めてプレーした日のことを覚えていますか?~
サッカーを初めてプレーした日のことを覚えていますか?
本格的な女子サッカーに関する投稿記事の第1号は、
さいたま市の小学4年生以下中心のメンバーで行われた、とある練習試合に関する投稿から始めたいと思います!
読んでいる皆さんの中には、サッカーをやったことのある人も多いと思います。
初めてボールを蹴った日のこと、
初めて試合に出た日のこと、
覚えていますか?
私は中学生のとき、11人制のサッカーの練習試合を通じて
サッカーの試合デビューしたのですが、
その日のこと、少し覚えています。
小学生のとき、Jリーグの清水エスパルスが大好きで
テレビ観戦や、競技場に行っての生観戦、サッカー関係の新聞記事や雑誌の読み漁りをするなど、
とにかく、クレイジーなほどにサッカーが大好きでした。
そんな私がイメトレだけはバッチリなまま、
いざ、練習試合に参加してみたら、
まず、とにかく一番よく覚えていることは、
味方11人+相手11人=合計22人がそれぞれにうごめいている!
(サッカーなんですから当たり前なのですが)
その状況の情報量の多さ、です。
その情報量の多さに圧倒され、
その22人の中の1人である私が、
一体何をしたらいいのか?
何が正解なのか?
全くわからない!!!!
誰も教えてくれない!!!
という衝撃でした。
それでも、手探り・試行錯誤を繰り返し、
グランドの上でなんとか思いつくままに動いていく中で、
たまにボールが転がってきたり、たまにパスがつながったり、
たまにシュートが打てたり、
そんな小さな出来事でありながらも
嬉しいことがたまに起こるので、
それは静かに私にとっては大きな感動だったりして、サッカーの虜になっていくのでした。
初めて試合を経験する子どもたち
今回取り上げるのは、そんな感じでサッカー人生のスタートを切った私が現在住んでいる町にある、
2021年6月27日(日)に、さいたま市北区の番場公園で行われた、
大宮日進SSレディースと浦和ラッキーズの練習試合です。
※番場公園が生まれた背景には大宮日進サッカースポーツ少年団の歴史と深い関わりがあるようです。
詳細はコチラ→http://www17.big.jp/~omiyansj/about/history.html)
小学4年生以下を中心としたメンバーで構成された今回の練習試合は、
どちらのチームにも、
(おそらく人生で)試合を初めて経験する!
という子たちが沢山いたようです。
最初は、全体的に緊張からか少し硬い雰囲気が漂っていましたが、
1試合目、2試合目、3試合目、4試合目と
進むごとに白熱さが増していきました。
全試合終了後、「楽しかった」と口にする選手、ゴールを決められない悔しさが滲みつつ充実した表情の選手・・・etc、
様々な選手の姿がそこにはありました。
ちびっこ選手たちの奮闘の陰には、
さまざまな人たちの支えがありました。
この練習試合を開催する段取りをした人たち、
試合前の試合のコート作り、
審判の方々、
選手のことを考えながら言葉を慎重に選びつつ声掛けをするコーチの方々、
人数の少ないメンバーに混じって応援にかけつけ練習サポートをしたOGメンバー、
選手たちを温かい目で見守り、シャッターを切る保護者の方々・・・等々。
いろいろな形でサッカーをする環境を支えている人たちがいます。
そして、このようにサッカーが今思い切りできる環境にあるのは、
過去に頑張ってサッカーをする環境づくりを開拓し、継続し、
やりつづけてきた人たちの存在が、
みえないけれど、間違いなくあります。
初期衝動を忘れずに、これからの未来をつくっていく
これから、女子サッカーの環境を支えていくのは、
私たちの番です。
見える存在、見えない存在、
いろいろな存在に想いを馳せながら、
これから、互いに尊重しながら、
新たな女子サッカーの環境づくりをみんなで
知恵を出し合い、ともに悩み考え行動しながら、
一緒にやっていきませんか?
そのときに、やはり大事になってくるのが、
この練習試合の子どもたちがみせてくれたような、
サッカーに夢中で取り組む姿、
初めてサッカーをした日の気持ち、
戸惑いながらも、ドキドキ、わくわく、鼓動が鳴り響く···
この気持ちが続いていくようにするには?
という発想なのかもしれません。
そんなヒントをもらったところで、本投稿を〆ます。
チーム情報
最後に、今日の練習試合を行った2チームのチーム情報を掲載します。
「大宮日進SSレディース」
チーム情報 http://www17.big.jp/~omiyansj/teaminfo/girls_team.html
※facebookページもあります。
「浦和ラッキーズFC」
チーム情報 http://urawa-luckys.jp/
今回の投稿にあたり、ご協力いただいた2チームの皆さん、本当にありがとうございました。
サイトの深化・発展のために大切に使わせて頂きます。