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【読書記録】『僕が親ならこう育てるね』
皆さんこんにちは、第1子妊娠中のmimi です。いわゆるバリキャリ・高齢出産妊婦です。最近、やっと産休に入り、気になっていた育児書を何冊か読んだので読書記録という形で書いてみたいと思います。
今回の本はこちら。
『僕が親ならこう育てるね』、著者はあのひろゆきさんです。
ひろゆきさんが好きとか嫌いとか特にないんですが、独特な彼の目線から見た時の「育児論」ってどんな感じなんだろう?と単純に気になったので読んでみることにしました。
感想
今回の本はノウハウ系ではないので、まず全体を通しての感想から。極端な意見もありますが、ひろゆきさん視点で育児というものを捉えて解説されている点が単純に面白いなと思いました。
例えがゲームやインターネットの世界の話もあり、ゲームを一切しない私からするとちょっとハテナな箇所もありましたが、全体的には理解しやすく「なるほどな」と思う点も多い内容でした。
読んでいて特に気になったのは「そもそも、ひろゆき氏には子供がいるのか?」という点。
イメージがないので勝手にいない人と思っていたのですが、ググると「実はいる説」がたくさん出てきますね。
「育児をしたことがない人が育児を語るな」と思われる方は一定数いるかもしれませんが、私はあまりそこは関係なく内容を受け取りました。
プロスポーツ選手が必ずしもいいコーチになれるとは限らないのと一緒で、経験しないとその道のプロになれない訳ではないと思うからです。
ちなみに子育てママ界隈では超有名人の保育士の「てい先生」、彼も子供はいないようですが、その道のプロとして参考にされている方は多いのではないでしょうか。
特にひろゆき氏の場合は子育て経験・未経験関わらず、彼の視点が他の人にはないものだと思うので、これはこれで参考になると思いました。(冒頭書いた通り極端な意見や表現もあるので、そこは話半分に、という感じでしたが)
読書メモ
本書の構成として
・第一章:頑張りすぎない親になる
・第二章:正しい勉強の向き合い方
・第三章:子供とお金とインターネット
・第四章:日本のバカな学校&子育て環境
という章立てになっています。
特に気になった箇所を少し抜き出してメモとして残したいと思います。
キラキラネームをつけない
読めない名前はいじめにもつながる、就職にも影響
名前は他人が呼ぶためにあることを忘れない
授乳以外の子育ては全て体力仕事
基本的には男性の方が向いていることの方が多い(この意見も意外でした!)
見せたくない親の姿はそもそもやらない
子供は親の真似をして育つ
真似る力を生かして、やってほしいことを見せておく
夫婦の悪口は子供の前で言わない
「ああなってほしくない」という思いから言ってしまう親が多いようだが、子供はそれも真似してしまう
夫婦仲が悪くても子にとっては親。自分の好きな人が悪口を言われるのは傷つくことになる
育児を手抜きすることが子供のためになる
親が疲弊するくらいなら市販の離乳食を使うなど、多少の手抜きは必要
親が健全であることが何より重要
子供に失敗させる勇気を親が持つべき
子供のうちは失敗を克服する経験を積ませた方がいい
習い事をさせるなら格闘技
いじめのリスクを軽減し、痛みを知る
子供の勉強方法を親が決めてはいけない
YouTubeなどから学ぶ手段もある
親はモチベーションの管理に徹する
学ぶ手段が多様な現代は、勉強=苦行と思わせず子供は自発的に取り組みたくなるようなモチベーションの管理にこそ親は注力すべし
根拠のない自信を持たせてあげる
小さな成功体験を積み重ねることで「未知のこともこなせそうな気がする」という自信のタネを植え付けることが重要
頭の良い方の親が勉強を見た方がいい
暗記教育に時間をかけても微妙
暗記するならネット検索で事足りる
闇雲にレベルの高い環境で子供を教育してはいけない
ちょっと頑張ればできるくらいの難しいことを続けると脳が簡単に処理する回路を作り上げようとしてくれる
しかし能力的な部分でついていけないのに、根気のみで続けさせるのは危険
お金の正しい使い方ではなく、間違った使い方を教える
ゲームの課金など間違った使い方を教えてあげる
そもそもお金は持たないが一番。お金を使わないで生活する術を子供の時から覚えておくと、本当に必要なものだけにお金を使う判断力が身に付く
子供に「裕福な家庭」と思わせない方が良い
子供にお金を渡しすぎてしまった結果、まともな金銭感覚が育たない
そもそも子供の世界にお金は不要
お金がなくても豊かになれるということを教えた方がいい
鬼滅の刃を見せない親は子供の好奇心を殺す
首が切られる残酷なシーンなどが多く、見せない派の親も一定数存在
いくら制限しても見る抜け穴はいくらでもある
であれば学ぶ教材として学ばせてあげれば良い(ex. 花魁は昔事実として存在した)
ゲームはとことんやれが正解
抑圧すると逆にやりたくなる心理
手先が器用になったりゲームからも学ぶことはある、時間などルールを定めてやりたい事はやらせる
インターネットはどう使うかを考える
今の時代でインターネットなしの生活はありえない
スマホは何歳から?は何歳からでも
学習の機会を奪わないこと
ルールを教えて正しい使い方ができるように伝える
閲覧はOK、発信はNGなどそこは親が線引きする
教育の章は少し今の自分のステータスから距離が遠いのと、それこそ極端な意見が多かったのであえて内容には含めませんでした。
いかがでしたでしょうか。いかにも「ひろゆきっぽい」という意見も多々あ
り、取り入れる取り入れないは別として読み物として面白かったです。
ということで、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!何かの参考になれば幸いです。
mimi