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フランス式と中国式の耳介療法の違いについて

魔法の耳ツボブログへようこそ🌙

今回は一番よく聞かれる「フランス式と中国式の耳介療法の違い」について。けっこう混乱する人もいるみたいです。何を隠そう以前の私がそうでしたから。

ではその違いについて、簡単に説明したいと思います。

フランス式と中国式耳介療法

耳ツボと言えば中国をイメージしがちですが、実はヨーロッパのほうが歴史が古いんです。ここで歴史の話をすると長~くなってしまうので、この話はまた機会のあるときに。

以前もブログの中で出てきたと思いますが、フランス式では「耳ツボ」とは言いません。正式には「オリキュラーポイント」と言います。

私はフランス式の耳介療法を取り入れているセラピストですが「オリキュラーポイント」と言っても馴染みがないので、このブログでもあえて「耳ツボ」と表現しています。

フランス式では「神経生理学」に基づいており、また中国式では「鍼概念」を耳に適応させています。

神経生理学というと難しく聞こえますが、要するに神経細胞が電気信号に変わり→脳に知らせ→そして考えたり(思考)、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を感じている、ということです。

それらが不調になると電気信号が狂ってきます。その狂った電気信号を正常に戻して心身を整えていくのがフランス式耳介療法(ニューロオリキュロセラピー)です。

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圧痛法と微弱電流法

一般的な耳ツボ療法を試したことのある人はご存じかと思いますが、中国式は圧痛法を用いて痛みを感じる場所を押して刺激します。

血流の滞っている場所は、耳をちょっと触るだけでもかなり痛みを感じます。以前の私は耳マッサージすらできないくらい痛みがありました。

そこをいきなり強く押したり耳ツボシールで刺激なんかしたら、かえってその痛みがストレスになってしまうこともあります。

ですから耳をさわって痛みを感じる人には、少しづつ慣らしていくために、耳マッサージからやることをお勧めしています。

参考ブログ→耳ヨガは耳ケア初心者に絶対おすすめのセルフケア

一方でフランス式では、決められた場所(オリキュラーポイント)から脳神経へアプローチしていく療法です。

専用の機器を使用して、微弱電流により耳から脳神経へアプローチし、電気信号の乱れを整えて体調不良を治します。

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神経へのアプローチがダイレクトにできるため、特に体のあちこちの痛みを治療するには最高のメソッドだといわれています。

また依存症にもかなりの効果があり、アメリカでは薬物依存、タバコ依存、アルコール依存など、あらゆる依存症患者にこの療法が用いられています。

ちなみに電子機器を使用しての耳介療法の正式名は「ニューロオリキュロセラピー」と言います。略して「オリキュロセラピー」と言われることが多いですけどね。

最後に☽☽☽

オリキュロセラピストと名乗ってるセラピストでも、電子機器を使用している方と使用していない方がいるので、施術を受けたい場合は事前にチェックしてくださいね。

フランス式療法に基づいて、耳ツボシールやジュエリーなどを貼り、ダイエットやリフトアップをするやり方もありますが、それはまた次の機会でお話しますね。

それではまた次回のブログで。

アナタの耳は魔法の耳☽You have magic ears!
一人でも多くの方に耳ツボマジックが届きますように🌙

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