正しい耳掃除のやり方とは?日米考え方の違い
魔法の耳ツボブログへようこそ🌙
今回はアメリカと日本の耳掃除のやり方・考え方の違いについて。そして近年、日本でも耳掃除に関しての考え方が変わってきているということも合わせてお伝えします。
アメリカの耳掃除のやり方
まず日本での定番の耳掃除は、やっぱり耳かきですよね。可愛いキャラクターが付いていたり、今ではライト付きなど便利な物もあります。それだけ耳掃除が大好きな日本人だから、耳かきにも需要があるんだと思います。
しかしアメリカでは基本的に耳かきをしません。かといって綿棒を使ってすることも推奨されていないのです。ではどうやって耳掃除をするのかというと・・・
点耳薬を落として自然に耳垢(earwax)を出すというやり方です。
キレイ好きな日本人からしたら、摩訶不思議なやり方ですよね。アメリカでは指はもちろんのこと、綿棒でさえ耳の中に入れるのは衛生的によくないとされています。
なぜ耳掃除はやっちゃダメなの?
耳垢は鼓膜が変化したものという考えのアメリカ。鼓膜は皮膚でできていて爪のように生え変わります。そして生え変わった古い鼓膜は、外耳道(耳の入り口から鼓膜までの間)の皮膚に変化します。
そして数カ月かけて耳の入り口近辺まで移動します。その後そのあたりで剥がれて耳垢になるのだといいます。ですから耳垢は、私たちが思っているホコリやゴミではなく鼓膜が変化したものということなるんです。
また耳垢は押し出されて自然になくなっていくので、耳の中にたまらない仕組みになっています。ですからアメリカでは「耳掃除は基本的にはやる必要がない」とされています。近年は日本でもこの考え方を推奨する耳鼻科が増えていますよ。
最後に☽☽☽
耳掃除はやらないほうがいいと言っても、やっぱり長年の習慣はやめられないものです。でもどうしても耳の中のケアをしたいという人は、耳鼻科に行ってドクターにやってもらうのが安全でお勧め。
自分では耳の入り口近辺を2週間から1ヶ月に一度くらい、綿棒でそっと拭き取る程度でいいと思います。
また耳がかゆい、痛い、耳が詰まっている感じがあるなどの症状があれば、必ず耳鼻科を受診することをおすすめします。
私自身もできるだけやらないように気を付けていますが、密かに日本からお気に入りを持参しています。( *´艸`)
※ののじ 爽快ソフト耳かき
今では二か月に一度くらいしか使わないですけど。長年の習慣を変えるのは難しいですが、できるだけやらないようにしています。
でも耳垢が溜まったり詰まったりとかの問題は特にありません。人間の体って本当に不思議ですよね。
それではまた次回のブログで。
アナタの耳は魔法の耳☽You have magic ears!
一人でも多くの方に耳ツボマジックが届きますように🌙