
自分が自分でいていいんだと誰もが実感できる社会へ【自己紹介】
noteをはじめて1か月。自分なりのnoteとの付き合い方が見えてきたような気がするので、とりあえず1回、自己紹介を書いてみることにします。
自己紹介
2020年4月に、ひょんなことから個人事業主となりました。
屋号は「MIMITOKU-ミミトク-」。「聴く」をキーワードにしたいと思って辞書をひいたら、「聴」の右側は「徳」なのだということを知り、聴くこと(耳)が徳をつむことにつながるって素敵だなぁ、となんだか感動して、「MIMITOKU」に決めました。
「聴く」ことにこだわりたかったのは、私が心理士だからだと思います。「聴く」ことはものすごいパワーを持っていると私は思っています。聴くことは、相手に関心を持つことであり、認めることであり、内面の探索を支えることでもあります(聴いているだけで、自分の中の答えが見つかったりします)。聴いてもらうことは安心感につながり、自分で選択する力を回復させ、思うようにいかないことと向き合う力を与えてくれます。
一方で、「聴く」というのはものすごく難しいとも思っています。全力で聴くことはとにかく疲れますし、自分の無意識と常に向き合っていなければ、知らず知らずのうちにこちらの勝手な思いを押し付けてしまったりします。
本当の意味で「聴く」ことができるのは、自分の弱さや課題と向き合い続ける人だけなのではないかと思います(弱さや課題を解決する必要は必ずしもなくて、ここに自分の弱さや課題があるのだということに気づいていれば十分。でも、それだけでもものすごくしんどいし、気づかないですむように無意識がしてくれているのでそもそも気づくことが難しい。)。
はい!はじめて投稿した記事に自然とつながりました。自分でもびっくり!(笑)
誰かを支え、救う力のある人は、「聴く」力のある人だと私は思っています。そして、それができるのは、自分と向き合い続ける強さのある人だけ。ですが、そういう人ほど傷つけられやすいとも感じています。なぜなら、自分の言動を常に振り返っているから。あのときの自分の言動は本当にあの人のためにしたものだっただろうか、自分のエゴではなかっただろうかと、常に自分に問いかけているから。だから、まわりからのネガティブな声にも耳を傾ける。でも、ネガティブな声のほとんどは、声を発する本人の無意識の不安からくるものだったりします。そうした、受け取らなくても大丈夫な声を上手に受け流せるように、十分自分と向き合っているということを確認できるように、自分と向き合おうとする人を守る場所をつくれたら…という気持ちがいつもあります。
それをなんらかの形にしていくことが今後の課題で、noteという場所も活用させてもらいながら、試行錯誤していければと思っています。
さて、MIMITOKUのコンセプトをなにか言葉にしたいと思ってずっと考えていました。まだうまくまとまっていませんが、とりあえずの暫定。↓
「自分が自分でいていいんだと誰もが実感できる社会へ」
MIMITOKUは「聴く」を中心にしてはいますが、それはあくまでも手段。目指したいのは、自分という存在自体が認められているのだということを誰もが安心して実感できる世界。いつもふんわりと思っていることを言葉にしてみると、そんな感じになりました。ズレを感じたらまた随時修正していきます。
noteという場所の活用
noteという場所の端っこに1か月いさせていただいて、記事を書いてみたり、他の人のページを拝見したり、コメントしたり、自分なりにいろいろ試させていただきました。
その結果たどりついた、私なりのnoteの活用の仕方がこちらです。
①自分と今と真摯に向き合っている素敵な人たちとつながる場所
世の中には素敵な人がたくさんいますが、なかなか出会うチャンスはありませんし、もし出会えたとしても、その人がどんな人か知るのにとても時間がかかります。なので、素敵だなぁと感じる人と出会えることは年に数回、友だちになれるのは年に1回あればいい方、という感じでした。
でも、noteではたくさんの方が自分の考えていることを披露されていて、素敵だなぁと感じる人をたくさん見つけることができて、コメントを送ったら交流ができる…、それってすごい、革命的です!
もちろんそこから本当の交流につながるまでにはもう一段階大きなステップがあると思います。でも、素敵な人がこんなにいて、つながることができるのは自分にとって励みになりますし、意見交換は自分の糧になると感じています。
ですので、自分の心が動いた時はできるだけコメントという形で言葉にしていって、スキ以上の交流をする機会を作っていけたらと思っています。
②自分の頭を整理し、言葉を磨く場所
もともと書くことは好きな方だと思いますが、最近はどうしてもインプットに偏りがちでした。世の中のコンテンツが多すぎて、アウトプットする場所も時間も少なかったのかもしれません。
noteをはじめてみて感じたのは、自分の感じていることを的確に言葉にするのは案外難しいということ。たいした分量の記事は書いていませんが、それでも1時間以上かかっているような気がします。誰かの目に触れることを前提に自分の感じていることを文字にするということは思いのほか難しいのだということを知りました。誤解のないよう伝えたいし、流れるように読めるようにしたいし、誰かの心に負担をかける可能性のある表現にならないようにしたい、そう思うと、何度も何度も言葉を洗練していく必要があって、どうしても時間がかかってしまいます。
でもきっとこれも繰り返していけば上達していくのだと思いますし、上達したら、日常の中で使っている言葉もきっともっと洗練されるはず。
たくさんの人に読んでもらうことを目指すのではなく、自分らしい表現をできるだけ短時間でまとめる練習の場として、noteを活用したいと思っています。
今後やりたいこと
「自分が自分でいていいんだと誰もが実感できる」ためには、小さい頃にどんな風に接してもらったかがとても大切だと思っています。もちろん大人になってからでもその感覚を持つことはできるのですが、長い歴史の記憶を書き換えるのはとてもとても大変な作業です。
私自身は子どもへの支援はあまり得意ではないのですが、子どもと関わってくれている素敵な人がたくさんいますので、そういう人たちを支える活動を将来的にやっていけたらと考えています。
今は自分が”できること”を中心にお仕事させていただいていますが、少しずつ”やりたいこと”にシフトしていけたらと思っています。
その中で感じたことや、うまくいかなかったことも、noteでも言葉にしていきたいと思っていますので、気づいたことや感じたことなど、よかったらご助言いただけるとありがたいですm(__)m。
さいごに
最初に自己紹介を書こうと思った時は、もっと外形的な、これまでの仕事とか経験とか資格とか、そういうことを中心に書こうと思っていたのですが、内面的な内容ばかりになってしまいました。でも、これが今の等身大の私なのかもしれません。
まずはこれがスタート。また書きたいことが出てきたら、随時更新していきたいと思います。見守っていただけると嬉しいです。
さいごまで見ていただきありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします🍀