「異世界で執事になってしまった僕である」
マキト:とある事から異世界にて執事にされて
しまった高校生、隠れドS
マリア:とある魔法の国のお嬢様、イケメンと イケボ好き、多少M性質あり
ピーター:うさぎ、とある世魔法の世界の
見習い 魔法使い
マリアに雇われている
1話
ここはとある魔法の国である
このお話はひょんな事から
異世界のお嬢様の執事されてしまった
ごく普通の高校生のお話
マリア「あー退屈だわー」
「お父様は、お偉い様方との会食で
忙しいし」
「何か面白い事はないかしら」
「こんな時は…」
「ピーターピーターどこにいるの??」
ピーター「マリアお嬢様お呼びでしょうか」
マリア「ピーター、何か貴方の魔法で」
「わたくしを満足させて」
「退屈でしょうがないの」
ピーター「ではいつものお嬢様の大好きな」
「イチゴたっぷりミルフィーユと
美味しいダージリンの紅茶で」
「後お庭に素敵な薔薇の花をいっぱいと」
マリア「あーもう、ピーターいつものは、もう飽きたわーねぇそれより…ピーターの魔法って何でも出せるのよね??」
ピーター「僕にイメージ可能なものであれば大丈夫ですよ。マリアお嬢様」
マリア「なら…人間でも??」
ピーター「僕は見習い魔法使いなので」
「お嬢様のお望み通りとはいきませんが」
マリア「それは大丈夫よ!!問題ないわ
まぁ強いて言うならイケメンがいいけど」
ピーター「でお嬢様、どう言った御要望で」
マリア「あたしいつも御屋敷に殆ど一人じゃない、一緒に遊んでくれる友達が欲しいの」
ピーター「そうなのですね
分かりました、お嬢様に素敵な友達を
ボクが出して差し上げます」
「ぇーい」
すると今からカップラーメンを食べようとする一人の男が出てくる
マキト「いただきまーす」
「うわぁ〜何だここは」
ピーター「いらっしゃいませ!!異世界へようこそ」
マキト「えー!!!!よくアニメとかで
見た事あるけど…まさか俺が」
「おい!!どうなってんだよ!!」
「俺…異世界きちゃたの??」
「いやいや…俺なんも出来ねぇし」
「あれだよな…勇者とかなるんだよな」
ピーター「怖がらないで下さい!!
貴方はお嬢様の…」
マリア「執事よ!!」
ピーター「そう貴方はお嬢様の執事!!」
「ん??お嬢様??お友達では?」
マリア「いいえ、執事よ!!
あたしは執事が欲しかったの!!
自分だけの!!」
ピーター「えっー!!」
マキト「し!つ!じ!!だと!!」
マリア「そう貴方は今日からあたし専属の執事」
マキト「いやいや…ちょっと待ってくれ
異世界って言ったら普通…冒険で勇者とか
だろ??」
「何で執事なんだ!!」
マリア「それはあたしが望んだからよ」
「だから、今日から貴方は執事」
「あたしの事はマリアお嬢様って言うのよ」
マキト「はぁあ!!なんで俺が!!」
「寝言は、寝てから言えよな」
「俺は帰る!!」
ピーター「あのですね…非常に言いにくのですが…こちらの要望を叶えて貰らわない限り
元の世界には、戻れないようになってまして」
マキト「えっーーー!ー!」
「それって勇者が魔王を討伐しないといけないみたいな!!」
ピーター「はい…その様な感じです」
マキト「いやいや、俺は勇者じゃなくて
執事だろ??
誰を討伐するんだよ!!」
マリア「討伐なんて、本当に口が悪いわね
いい事、貴方はあたしの執事になって」
あたしに素敵な恋をさせてくれないとダメなのよ!!」
ピーターそうよね??
ピーター「はい…お嬢様の願いを叶えるのが元の世界に戻れる方法です」
マキト「今…何と??」
ピーター「ですから、貴方が元の世界に戻れるのはお嬢様の願いを叶えるしかないと」
マキト「悪夢だぁーー!!!!」
マリア「何が悪夢よ!!
あたしの執事なのよ」
「そして貴方とアタシは、恋に落ちる」
「キャー素敵じゃない!!」
マキト「誰がお前なんかと…」
マリア「いいの??元の世界に戻れなくても」
マキト「それはやだ!!絶対やだ」
「俺の大好きなNTSの朱美ちゃんに会えなくなる!!」
「そんなのやだ!!」
マリア「何その朱美ちゃんって??」
マキト「お前は知らないだろが」
「朱美ちゃんは天使なんだ」
マリア「ちょっと待って!!天使はあたしでしょ」
「この誰もが羨む美貌見なさいよ!!」
マキト「…」
マリア「なんでシカトなのよ!!」
マキト「並じゃん」
マリア「はぁ!!今なんていったの??」
マキト「並といった」
マリア「並ですってぇ!!」
「あたしがその辺にいる並の女ですって」
ピーター「マリアお嬢様!!どうかその辺で、怒りをお静めになって下さい」
マリア「あら、いけないあたしとした事が
こんなちんちくりんの言う事に
本気になってしまいましたわ」
マキト「お前!!誰に向かって!、」
「俺はちんちくりんなんかじゃない」
「ちゃんとマキトって名前があるんだ!!」
ピーター「ではマキト様、素敵な異世界をどうぞごゆっくりご堪能して下さい」
「何かありましたら、何時でも僕を
頼って下さいね」
マキト「ゆっくりご堪能って…」
「元の世界に戻してくれ!!」
こうして俺は異世界でわがままなお嬢様の
執事となってしまった