気持ちの鮮度
生まれて初めてスウェーデンという地に足をつけた時を思い出す。
ヨーテボリの空港で飛行機から降りてすぐにMAXハンバーガーを食べた時、店員さんが1人でレジも製造もしてて驚いたこと。床もポテトが散らばっていたり、テーブルに食べ終わったものがそのまま残されていたり。
外に出ると虹が出ていた。8月だったからスコールの後の空模様だった。
車から見る森の風景、可愛い家々。
その滞在中で【あ、絶対ここに住む】って思ったあの日。
友人との楽しい時間から数日経ちましたが、今もまだその時の気持ちをたどりながら生活をしている私がいます。
そして、有り難いことにここからまた新たなご縁も繋がり楽しみなことが増えていく予感です。
移住してからずっと“日常生活=成長、学習する機会”という感覚があり、空いた時間も語学学習をしなければいけないという気持ちに捉えられていたのですごく苦しくなっていました。
今は本を読めばある程度何を書いているかが分かる、ラジオを聴けば何を話しているかが分かるというぐらいにまで成長できたことを実感しています。苦しいながらも頑張った甲斐があったと敢えて自分を褒めておきます(汗)
でもまだまだ分からない単語、コミュニケーションが取りづらいと感じる存在もあるので終わった訳では無いと語学学習も続けていかなければいけないことは承知しています。
この友人との時間、そして大学生活の一区切り終わったタイミングが重なり色々と思うことが増えてきました。
今1番強く思うのは、ここでの生活において感じるポジティブな感情の質的な変化です。
ここで敢えて人は、、と思うのではなくて私は、、と主語を自分にして考えているのですが、すごく当たり前なこととして同じことをずっと続けていくとそのことに慣れていきます。だから今のスウェーデンでの生活に慣れていると思います。色んな意味で。
だから友人と過ごした時間の中で可愛いものを素直に可愛いと思える瞬間、幸せだと思える瞬間が本当に眩しかった☆
多分、何か新しい物事に出会う瞬間のドキドキを共感できたのがすごく良かったのだと思います。
そして勝手ながらもずーっとその気持を持ち続けていたいと思ってしまいました。多分その時は自分が行動するんじゃなくて、それを物事に委ねている感覚だったからかなんか淋しい気持ちも出てきたりして。
もちろん今でも可愛いものに出会うことだってあるし、感動もする。未だに牛や馬、羊などをみるとワクワクする自分もいます。でも、それがなんだか他の人が感じる感動よりちょっと慣れが入っているような、、ちょっと鮮度が落ちるような感覚があるなぁと気づいてしまいました。
だからもっと鮮度の良い?ポジティブな感情が欲しいなぁと自分勝手な気持ちが出ていることに気づいたのです。
有り難いことに、その気持に対処するヒントが出てくるような出会いもあり今からすごく楽しみです。
もちろんこの新鮮なポジティブな感情を創っていくことができるのは自分しかいない、物事や他の人に委ねてはいけないのはわかっているし、この感情の変化をネガティブに捉えるのではなくポジティブに捉えられているので、これから先は前に進むしかないという気持ちです。
でもこんな内面的なことを考えたり、聞いたり、話したりするのってやっぱり母語の方がわかりやすいですね、当たり前かもしれないけど。心の何処かで、これがスウェーデン語で出来るようになれたら嬉しいなって思うし、そうなったら思考の幅ももっと広がったりするのかな。
と、今日は本当に今思っていること、等身大の気持ちをそのまま書いてみました。
あー、でも敢えて言うならやっぱりスウェーデン大好きだ〜!うん、これは本当に正直な気持ちだし同じように思っている人ともっともっと繋がっていきたいと思います。
今日も最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
Hej då!!
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