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24年4Qウォルトディズニー決算まとめ

ウォルトディズニーの決算が発表されました。
内容をわかりやすくまとめていきます。

✅まずは、企業についてみていきましょう

ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)は、1923年にウォルト・ディズニー氏とロイ・ディズニー氏によって創設され、世界的に知られるエンターテイメント企業です。創業当初はアニメーション制作会社としてスタートし、「ミッキーマウス」や「白雪姫」などの作品を生み出し、アニメーションのパイオニアとなりました。ウォルト・ディズニー氏はエンターテイメントと夢の力を信じ、視聴者に夢や希望を届けることを目指しました。そのビジョンは今日のディズニーにも引き継がれ、家族向けエンターテイメントの象徴として発展し続けています。


テーマパーク事業

ディズニーのテーマパークは、1955年にアメリカ・カリフォルニア州に「ディズニーランド」がオープンしたことに始まります。ディズニーランドは「夢の国」として訪問者に魔法のような体験を提供し、現在も世界中のディズニーランドとディズニーワールドが多くの観光客を惹きつけています。テーマパーク事業では、ディズニーキャラクターや物語の世界をリアルに体験できる場所を提供することが強みであり、エンターテイメントの楽しさを直接感じられる独自の場を創り出しています。

エンターテイメント事業

ディズニーは映画、テレビ、ストリーミングサービスなど多岐にわたるエンターテイメント分野にも進出しています。映画部門ではピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、20世紀スタジオなど多くのスタジオを傘下に収め、幅広いジャンルでヒット作品を生み出しています。また、Disney+というストリーミングサービスも展開し、世界中の視聴者にコンテンツを提供しています。

✅では、決算についてみていきます

売上

第4四半期の売上は前年同期比6%増の226億ドルで、
年間では913億ドルとなり前年から3%増加。
市場予想は224.8億であり予想を上回っていますね。

特にエンターテインメント部門の収益は14%増の108億ドル
スポーツ部門は391億ドルと横ばいで
体験・商品部門は微増して82億ドルを記録

営業利益

四半期の総営業利益は36億ドルで、前年同期比23%増加。
エンターテインメント部門の営業利益は1.1億ドルと大幅に増加し、体験・商品部門も安定的な利益を確保しましたが、スポーツ部門はわずかに減少しました

2024年度通年の営業利益は、前年比21%増の156億ドル。
エンターテインメント部門が前年から大幅に利益を伸ばし、DTC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)事業の利益改善が顕著でした。特にDisney+とHuluのストリーミングサービスが好調で、DTC事業全体の収益増加に貢献

なんとストリーミング事業が初の黒字化

純利益

四半期の純利益は6.4億ドル、調整後の一株当たり利益(EPS)は0.25ドルとなり、前年同期比で79%の増加となりました。

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