見出し画像

243Qエヌビディア決算まとめ


エヌビディアの決算が発表されました。

世界の株高の立役者である半導体大手のエヌビディアが2024年11月20日(現地時間)に第3Qの決算を発表しました。世界中に注目された決算の中身を見ていきましょう。

どんな会社か


エヌビディアはアメリカを代表する半導体企業で、巨大ハイテク企業7社を指すM7(マグニフィセント・セブン)にも入っています。

M7はアップル、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)、テスラから構成をされており、米国の代表的な株価指数であるS&P500における7社の寄与度は大きく、時価総額の3割を占めます。

このように大きな影響力を持っているエヌビディアについて、今回は詳しく解説をしますので参考にしてください。

エヌビディアの事業や時価総額などの推移

エヌビディアは半導体企業として、主に以下の製品ラインアップに強みを持っています。

  • GPU (Graphics Processing Unit):ゲーミング向けGPUで圧倒的なシェアを持ち、GeForce製品が有名です。人工知能やディープラーニングなどの並列計算向けのGPUも提供しています(NVIDIA Tesla)。

  • チップセット:モバイル機器向けのARM系チップセット(Tegra)を開発しています。

  • 自動運転/AI分野:自動運転車載システム向けのAIプラットフォームを提供(NVIDIA DRIVE)。 ロボティクス向けのAIソリューションも強化しています。

  • プロフェッショナル分野:映像制作やCAD/CAMなどの設計開発向けGPUも提供(Quadro)。データセンター向けソリューション:クラウドサービス事業者向けのAIシステムやGPU仮想化ソリューションを提供。

エヌビディアの最大の強みは、GPU分野でトップシェアを持ち、ゲーミングからAI、自動運転まで幅広い分野に適用できる処理技術力にあります。

また、ソフトウェア開発環境なども充実しているのが特徴です。​​​​​​​​​​​​​​​​

エヌビディアの時価総額は、近年、急上昇をしています。エヌビディアの時価総額の推移は以下の通りです。

ここから先は

1,183字 / 4画像

みみるのかんたん投資講座

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?