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みみてゃの閉鎖病棟入院記録①〜ゲーマーな私の入院中を支えてくれたゲームアプリ〜
こんばんは。
前の記事にも書いた通り、私は閉鎖病棟に入院経験があります。
一度のみならず、二度もです。
三度目の正直といったところなのか、三度目はまだありません。(そんな事がないように治療に努めています)
閉鎖病棟と聞いて明るいイメージを挙げる方はまず、いないかと思います。私自身、入院前は閉鎖病棟なんて一生縁が無いだろうとぼんやり感じていました。
ところがご縁とは不思議な物です(閉鎖病棟とのご縁とは……)
二十代半ばにして、みみてゃは1ヶ月半×二度の閉鎖病棟の入院しています。
入院するきっかけとなったことは、また別記事で書きたいと思います。
閉鎖病棟の詳しいことはネットにさんざん書かれていると思いますが、私は暇つぶしがとにかく大変でした。
「正気を取り戻す前」までは、担当医や看護師方々にとんだ迷惑をかけたと思います。
初めての入院は、え?タイムスリップでもしたのかな?
と言った具合で気付いたら知らない病室にいました。
病室といっても当時はそこが病院である自覚が無く、
「保健室」にいたのだと思っていた気がします。
意識が戻った時には6人部屋にいましたが、
(初めからこの部屋にいたかは分かりません)
(恥ずかしくて親にも誰にも聞けなかった……)
ニコニコ笑顔のおばあちゃんと歩くのが大変そうなおばあちゃんと
年下の女の子がいたような記憶があります。
そして私はこう口にするのです。
「私は時をかける少女なの!」
隣にいた年下の女の子に突然こう話しかけます。
その子は恐らく「精神科の洗礼だ」とでも
思ったのではないのでしょうか。
そう言い残した私は、颯爽と病室を出て外に行こうとします(=鍵のかかったドアまで向かうだけ)
あかない、あかないと何度もドアをゆすりますが
そりゃそうですよね。閉鎖病棟ですから。
その様子を幸い誰にも見られてなかったのか……?
いや見られてたようで、例の隣の女の子には出ようとすると退院遅くなるよ(笑)と言われてしまいました。
そこでようやく私は自分が病院にいるらしいことを思い知るのです。着ている服も、いかにも患者が着るような見た目のものでした。
そして看護師さんたちが、
「みみてゃさん起きたの〜?!」
と言った具合で駆け寄ってきたような。
このあたりはもう、うろ覚えですね。
そもそも目が覚めた時は大声を出していたような気もしました。
「おむつ、1パック800円から!」
なんて言ってた気がします……。
そう、まるでオークショニアのように。
(壁におむつ800円と張り紙に書かれてあったのです)
お気づきの方もいるでしょうか。
私は自分の奇行の6~7割は覚えています。
一体何をしていたのか分からない、覚えていないなんてことはありません。異常行動を起こしているうちの、ほとんどの記憶が鮮明に残っている為に非常に恥ずかしいのです!
私はこの先、生き恥を抱えて一生を過ごすのでしょう。
恥ずかしくて仕方ない、はたまた怖くて死ぬ思いでもしたかのような幻覚体験は別の機会に執筆します。
そんなこんなで、オークショニアとなり目覚めた私……もとい、みみてゃは閉鎖病棟の模範患者となるべく(=一刻も早く退院したい)ありのままを受け入れなければいけないのでした。
まず、スマホはしばらく触れませんでした。
ちなみに目が覚めた時はオムツしてましたね!
オムツは意識が戻った段階でさっさと取れましたが
スマホと再会するまで4〜5日はかかったような?
もっとかかったような……。
日記でも書いておけばよかったですね。
1週間程様子を見られて、その後スマホの使用許可が降りたことと、重症っぽい人たちの大部屋から多少目を離しても良さそうな人たちの部屋に移りました。(これはあくまでみみてゃの見解です)
それでも閉鎖病棟に閉じ籠りなのは変わらなかったです。スマホが戻ってきて、まずしたかったこと!
①友達へメッセー……
いえ、ゲームです。
とにもかくにも、ゲームです。
初めての、突然の閉鎖病棟はあまりにも暇すぎます。
二度目の閉鎖病棟では時間の潰し方を覚えたり、めでたく仲の良い患者さんもできますが、初回の入院はこのまま閉鎖的な空間で一生を終えるのでないかという苦悩に包まれっぱなし。
どこかのタイミングで主治医と面談というか診察があった時に、3ヶ月の入院計画だと知って愕然としました。
(経過良好にて約1ヶ月半で退院はします)
いずれにせよ3ヶ月間の入院生活は覚悟の上で毎日を過ごしていました。
暇が一番恐ろしいだなんて、若いうちに知りたくなかったなぁ。
暇な時間の潤いとなったのが(ようやく本題です)
どうぶつの森ポケットキャンプ
タイムリーな話題になりますが、
最近コンプリートver.のアプリが出ましたね。
私はこのどうぶつの森シリーズが好きで
アプリ版のポケットキャンプもたま〜に開いて
遊んでは楽しんでいたものです。
元来、ロールプレイングゲーム(RPG)が好きな私ですが
閉鎖病棟に入院するくらいの心身ではRPGなんて
とても出来たもんじゃなかったです。
当時はiPadがあってスクウェア時代エニックス時代の
ゲームソフトのアプリ版を買っていたので入っていたのですが……
三度の飯よりゲームが好きな私でも入院中期であったことからか
RPGには取り掛かれませんでした。
はたまた、ポケットキャンプといえば!
かわいいどうぶつたちとのんびりキャンプ生活♪
3時間に一回の更新が待ちきれない!!!
閉鎖病棟にいる間はずうっと、どうぶつの森ポケットキャンプから癒しをもらっていました。
心も身体も疲弊し切った時って、本当に何も出来ないんですよね。身をもって思い知りました。
その先=スマホの使用許可を与えられてからは、携帯ゲーム機でちまちまと遊んでいた幼少期を思い出すがごとく、ポケキャンに没頭していました。
ポケキャンのガーデニングなんて真面目にやったのはこの時くらいですよ(プレイヤーなら分かりますよね)
ポケキャンによって私は安然を取り戻し、開放病棟へと移ることになります。
その頃にはもうバリバリとFF7をiPadでやっていました。
好きなFFは9なのですが、7のクラウドがどうも自分と重なるように思えた当時は気づいた時にはポケキャンを卒業していたのです。
幼少の頃から何気なく遊んでいた、大好きなゲーム。
大人になると時間も限られて、なかなか遊ぶことも少なくなりますが自分の境遇によって遊べるゲームも変わることを思い知りました。
もちろん、ポケキャンはコンプリート版買いましたよ!
入院してた頃の記憶や思い出を大事に取っておきたくて。
前回の記事よりも、まとまりに欠けるようになってしまった気がする。まあいいや、文章を書くリハビリなのだから!
始動の記事ではスキ♡を思いの外いただけて、とても嬉しいです。
励みになったので、そう間を空けずに記事投下しました!
noteには私のごちゃごちゃした思考の言語化、
精神疾患を抱えた上でのあれこれ
などを綴っていこうと思います。
気になってくださった方はフォローしていただけると嬉しいですm(_ _)m