ヒョリの民泊 が大好きなんです
イ・ヒョリとイ・サンスン夫妻。
ヒョリの民泊を観てないのに、この2人を知っているなら、あなたはかなりの韓国芸能界通です。
ふふふ、私は知っているのです。この2人のことを。
だけどね。それはたまたま『ヒョリの民泊1.2』を観たからです。
観る前は、ヒョリって誰? って感じでした。ましてや、イ・サンスンって? 男? 女? ってくらい知らなかった。
そんな私がなんでこれを推すかといいますと……
夫婦関係や恋人関係に悩んでいる方は、これ、必須のバラエティーだからです!!
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ヒョリがどんだけ有名だったかとか、どんだけすごいアイコンだったかを知らなくてもいいんです。そういうことはさておき。
ヒョリを受け止めきるサンスン。
サンスンを信じきるヒョリ。
この2人の言動を観察するだけで、自分の愛し方や愛され方を振り返ることになるでしょう。
もしかしたら、私は自分を偽っていやしないか?
求めすぎていないか? 応えようとしすぎてやしないか?
そんなことを考えるきっかけになるかもしれないバラエティー番組です。
少なくとも私は、2人の関係を覗いたことで、自分と夫との関係に影響があったんですよ。これが。
私は自分の気持ちを自分の言葉で夫に伝えるのが、得意です。
苦手ではない。
夫もそれを受け止めるのが下手ではない。だから、まぁまぁそこそこに平穏な日常を楽しめていると思っています。
でもね。私に衝撃的なシーンだったのは、シリーズ1の最初のほう。
3話くらいでした。
民泊が忙しくなったある朝、ヒョリはお腹が痛くて起きられない。
たくさんいるお客さんたちの朝ご飯、たくさんの犬や猫のごはん。
掃除に見送り、買い物……仕事はエンドレスに鬼のような量が待ち受けているその朝なのに!
うちの夫も、きっと心配するだろう。
ただ、私がヒョリより「忙しいのにごめん」とか「痛いけど無理する」ってやると思ったの。
だけどね、ヒョリは痛いっていって寝ている。
そしたらサンスンは、ヒョリのお腹や背中をさすって、痛みを和らげようとしている。
怒ることも呆れることもなく。
あ、私は怒られるとか呆れられるとか迷惑がられるって思うんだな。
夫の反応はそうだと思っているんだな。
実際、そうかもなって思ったの。すごく忙しい日に、私が予定通りに動けないってなったら、きっと不機嫌になるとかプレッシャーを1人でしょって私に愚痴をこぼすとか、皮肉を言うとかね。
つまり逆だったら私もやってるからなんだろうな。
そんな夫婦、嫌だな。そう思った。
この2人を見て、すごくそう思った。
そういう目でみるようになって、このバラエティー番組が
ただの済州島番組でも、お料理番組でも、IUちゃんが出ているとか、パクボゴムがとか、ユナがというのを飛び越してしまって
愛を学ぶバラエティ番組
という位置になったのです。
ヒョリが買い物しすぎそうになったときの宥め方。
サンスンが家を離れた時のヒョリの責任の感じ方。
2人の気持ちにズレが生じた時の戻し方。
私がやりそうなことも、やらなそうなことも、やってきたことも、やったことがないことも、ちょっとしたことが全て、私の愛し方の学びになりましたんですよ。
カノジョはスーパースターだし、一般人主婦の私となにもかも違うかもしれない。
だけど、不器用そうなとこ、解放できないとこ、悩み、コンプレックス、不自由さと向かい合っている。
向かい合いながら、コミュニケーションしている。
カノジョの心の解放のしかたが、本当に素敵。
カノジョの人を思う強さが、まぢで魅力的。
そのカノジョを、尊重するカレの人間味が、本当に自然美のようで、尊いとまで思える。
そんなバラエティー番組です。
まだ観てない方。
愛を観たい方。
パートナーとの関係に悩んでいる方。
どうぞ。みてみてね。
自分の中にある、愛されたい自分や愛したい自分の素っ裸な姿が見えませんか? 余計な布をはいで、自分自身の裸の愛を抱きしめましょう。
そうしたくなる番組。だよん。