ユニコーンに救われた③
『おどる亀ヤプシ』と『ハヴァナイスデー』は両方ともミニアルバムで、1カ月ぐらいの差で、1990年に発売された。
『おどる亀ヤプシ』は確か本人たちがアレンジしないというコンセプトだったと思うが、実際にはアレンジしている曲もあるらしい。
この中ではやはり「PTA~光のネットワーク~」が面白い。あからさまに当時のTM NETWORKや光GENJIを意識した曲で、民生さんの歌い方は宇都宮隆を意識していると思われる。
しかし、このアルバムあたりから、ファンの求めるユニコーン像と一致しているかと言われれば、少しかけ離れてきたのかもしれない。
それでも本人たちがオッケーならば、それにファンもついてゆくというのが、ユニコーンの姿であり、メンバーや関係者が楽しんでいればいいのだ。
また、それに対して、そのギャップを見事に埋めてくれたのが、ミニアルバム『ハヴァナイスデー』だと思う。
これでファンは安心したと思う。これはボクの勝手な意見だけれども。
ミニアルバムながら聴きどころ満載で、どの曲も面白い。
やはりユニコーンはこういう感じなんじゃないかなと再確認したアルバムでもある。
特にEBIさんが作った「鼻から牛乳」や川西さんが作った「レベル」を民生さんが歌っているのも特徴的だ。
また。この頃。ユニコーンのライブはずばぬけて楽しかったと思う。
つづく
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
また次回、お会いできたらうれしいです。
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