〈遍路〉徳島の巻(11) 八十八ヶ所+別格の区切り打ち パート1-11/12
ヘッダー〈別格童学寺で買った孫ちゃんたちへのお守り〉
第十七番さんまで打ち終えて、鱗楼さんに戻ってきました。
よし。ここから一番近い駅へ。
さっき踏切を渡って、観音寺に行ったから、また踏切の方へ行けば良い・・と思ふ・・・
私「(念の為)駅はあっちの方へ行けばいいですかね?」
鱗楼のお兄さん「ああ、送りますよ。車に乗ってください。」
二人「えええ〜〜〜〜〜??!」
いやいくらなんでもそこまであまえてはでもすごいうれしいのはほんと!(笑)
二人「い、い、いいんですか??」
と、もう私等はお兄さんに甘えまくって、近くの駅まで乗せていただきました。
優しすぎる・・お遍路だから??
車の中で少しお話ができました。
ご家族で経営している事。
お父さんの代に今の旅館に建て替えたけど、昔のほうが風情があったこと(笑)
お遍路さん相手だから、金額をあまり高くはできないこと。
利便性を考えて駅前に宿を取る人もいる。なので、うちは味で勝負している。(みたいな感じ)
お若いのにほんとに立派な方だー
おかげで、予定より早い時間の電車に乗れることに。
「今、とまってる、あの電車が駅に行きますよ」
え、切符買う時間ない!
「整理券取って中で払えますよ〜」
ホントに何から何まで!
あーん、でもお返しするものがなにもないわ。
そうだ!!
「ほんとにありがとうございました。
なにもないのでこれを!」
お接待された時に手渡す納札(前もって名前を書いてたもの)が
、かろうじて1枚残っていたのでそれを押し付けました。
ありがとうーー鱗楼さん。
もう1回泊まりたいわー
初めて乗った徳島での電車。
JR四国。
びっくりしたのは電車の内側(乗ってる側)にドアの開け・閉め、のボタンがあること!乗ってる人が自分でドアの開け閉めをするの?
そうこうしてるうちに徳島駅へ。
運賃払わないといけないから、運転手さんがいる前側から降りようとしたんですが、乗客の波に押されて進めない。
え〜〜〜と思ってたら、またもや乗り合わせてる女性の方が
「電車を降りて改札で払えますよ」
あ、ありがとうございます。
え?マジお遍路だから?
優しすぎるよ、徳島の人(感涙)
さあ〜〜凄い早い時間に(午前11時)徳島駅に着いた。
せっかくだから観光するのも良いね。
Sちゃん「帰りの時間までどこに(観光)行けるか、観光協会みたいなところで聞いてみよう」
なるほど〜偉いねぇあなたは。
でーてくてく、進む〜あったあった。
私等がお遍路の帰りという事で、対応してくれた女性から、お接待の飴をいただきました。
お遍路さんに優しい街。
もうなんか頭が下がるわ。
で、
・周遊船に乗る
・ロープウェイで眉山に行く
と言うことに決まりました。
荷物もここで預かってもらうことに(もちろん有料)
なにからなにまでーーありがとうございますー
ん?!!!!!
私「す、すみません!このピンバッチは!どこかで買えるんでしょうか?!!」
みなさん覚えてますか?(誰にむかってや)
私が欲しているピンバッチ。
やなせたかし先生のピンバッチ。
見つけた〜〜〜〜!
なんと、対応してくれた女性がこのピンバッチをつけてるのよーーー
女性「これは、高知の先達さん(お遍路のプロの方)から頂いたんですよ」
私「高知に行けば買えるんでしょうか?!(前のめり気味)」
ちょっとまってね〜と遍路地図を調べてくれて(私が持ってるのと同じ地図だ)
女性「唐浜駅、ここですね」
ここか!よしここで買ってやる!
見つけたぜーーい!
高知は次の次の次くらいに行ける!(はず)
「ありがとうーございました(敬礼)」
Sちゃんよ。ひかないでおくれ。
私はこんなだよ(笑)
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