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面会は続く(誤嚥性肺炎・コロナ)

父、誤嚥性肺炎とコロナで入院中。
入院後から、口からの食事ができなくなり、会話も難しくなってきた。
うーうー唸りながらの呼吸。

うつらうつら傾眠傾向。
息が苦しそう。
うーうーと唸りながら、パジャマのボタンを外そうとしたり、シーツを引っ張ったり、
手足をバタバタさせたり。
身の置き所がない感じ。
終末期の兆候だそう。

落ち着かない時は、首のあたりを触ったり、
大丈夫大丈夫と話しかける。

パチっと瞬き忘れてしまった??と心配になるくらい、目をずっと開けて、空を見ている時もあり。
そんな時は、目薬さそうねー乾燥しちゃうよーと話しかけて、
よく使っていた目薬をさしたり。

お布団を手でモゾモゾ。
寒い?暑い?
うーうーハーハー言いながら、パジャマを引っ張ったり、指のセンサーをグイッと外しちゃうし(泣)。
口の酸素チューブも外しちゃう(泣)。
これ外したら死んじゃうにー。

ベッドサイドで試験勉強しようとテキストを持って来てはいるけど、
ぜんぜん勉強はできないね、これは。
息が時々止まる気がして、目が離せない。

たまに覚醒して「ドリンク」と言う。
父の「ドリンク」→いつも飲んでいたりんごジュースのこと。
飲みたいよねー。
青森のりんごジュース。

時々、スポンジにジュース含ませて吸ってもらう。
美味しい?→うん。
でも咽せるから、口に含むのはほんのちょっと。

すごくショックだったのは、先週から腕の血管から点滴ができなくなってしまったこと。
(血管が脆くなっている、腕や手の甲の内出血が痛々しい)

腕から難しくなったので、脚の付け根の皮下から点滴をしますと主治医から話し。
この状況だと、もういつ急変してもおかしくないと。

皮下点滴は、量もたくさん入らないし、
入り方も「じんわり、ゆっくり」になる。
これから、だんだん意思の疎通も難しくなってくるだろう、
いつ急変してもおかしくない、
この週末を乗り切れるか…
なので、会って貰いたい方には面会に来てもらってくださいとの事。

すぐに兄と姉に連絡。
兄、今はマニラ滞在中。
翌日夜に名古屋着の便で来てくれる事に。

週明け火曜に、病棟で退院後のカンファレンスが予定されている。
在宅医療のクリニックの先生や訪問看護さん、
ケアマネさん、福祉用具レンタルの担当者さんが来られる。
その話し合いで退院日が決まる予定なんだが。

父のいのち、カンファレンスまで持ち堪えるかな…
退院を目標にしてきたけど、難しいのかな。

母にも今は出来るだけ父のそばに居て貰いたいので、
しばらくはデイサービスお休み。

母、YouTube観ながらベッドサイドで何曲も歌をうたってくれたり、
「お父さん!寝てちゃダメよー!」
「ゆきこが来てますよー」
「苦しいの?苦しいならちゃんと言って!!」
「お父さんが大好きなゆきこが来てますよー」
「お布団引っ張ったら風邪ひいちゃうわよー」etc

いつもの調子で(笑)
ずーっと父に話しかけてくれている。
母もガンバっている!

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