見出し画像

メンズTBCの500円脱毛の話

記憶があるうちに手早く書いているため、まとまりのない文章であることをお詫び申しあげる。結論を言うと、『メンズTBCの500円150本脱毛』は、本入会を強制させるものであると言えなくもない
150本脱毛では、五百円玉ほどの広さしか脱毛できず、抜く150本を意図的に見た目が不自然になるように選ばれたからである。目立たないあごの下部をするよう頼んだが、「体験は赤味や腫れの程度を見るためのものだからそこをやる人はいませんね〜」だそう。写真を撮るなりすれば分かるだろ、と反駁する心の体力は無かった。頬を頼んでもやんわり断られた。


きっかけは、ある日自宅に届いたクーポンである。ヒゲをそる面倒くささと好奇心から、立川髙島屋店に行ってみることにした。隣接する女性用の店舗に誤って入り出鼻を挫かれたので男性はご注意を。メンズTBCに入る。到着16:02。待っている客は居ず、数秒待ち出てきた女性スタッフに連れられ個室へ。あご正面とあご下からの写真を1枚ずつ撮られる。プランの説明が始まる。施術が終わるまで2時間ほどかかると言われたが終わってみると約46分であった。(入会手続きをしない場合)説明に使われた資料は持ち帰れないそうだ。レーザーは脱毛の密度が低いから顔には向かず電気は一本ずつやるからいいよ、毛周期、プラン入会金24000前後、脱毛は本数×単位値段:1500×89=133500, 3000×74=222000円、もう一つ本数の多いプランもあり、本数が増えるほど一本あたりの値段が減る。個人ごとにプランを建てると言われたのでこのあたりの値段ももしかしたら変わるかもしれない。現金、カードの一括前払いと月々5000円?くらいの分割払いがあるそう。「150本脱毛では、五百円玉ほどの広さしか脱毛できませんがよろしいですか?」と言われる。そう、五百円玉ハゲに成るか、15万払うかの2択を迫られるのだ。入会を拒否し、施術へ移行する。ベッドに寝て、アイマスクをされる。機械には抜いた本数をカウントするモニターが付いていた。痛みは些細なものなので心配しなくて良い。
終わってアイマスクが外される。
モニターを見ると、抜いた本数は152本であった。渡された鏡に映っていた顎がこちらだ。彼女の、「濃いところやってたら終わっちゃいました。」という一言か罪悪感を帯びていたと感じたのは気の所為だろうか。16:48退店、約40分で終了。




以上をふまえ、行くべきかどうかの判断規準を伝える。今回の一本あたりの値段が500÷150=10/3円、最も本数の多いプランよりも安いので入会するつもりがあるなら得である。入会しない場合でも私は行くべきと考える。デメリットとして、家に帰るまで写真のような状態になることが挙げらるが、いま毛が生えた状態の毛穴が15%ということを信じれば、一度剃れば戦略としては、ヒゲをかなり伸ばしてから行く (追終わって7時間経っても、触ってみると痺れた感覚がある。腫れも僅かにある。)
あごひげ剃り強制に対抗する策としては、髭を伸ばしまくって、長さが足りないという言い訳を封じることが有効と思われる。ぜひ試してみてほしい。また、入会しなければ家に帰るまで写真のような状態になるので、マスクは必携である。

いいなと思ったら応援しよう!