『暗号資産と金融包摂』10月17日に考えたこと
暗号資産の本質的な価値は、世界中の人が、①ネットワークへのアクセス、②マシンパワーへのアクセス、③元手資金の3つの存在を前提として、同一の資産へ同一条件でアクセスできることであり、これは画期的なことだと思う。従来は(もちろん今も世界の資産の大半を占めているが)、法整備の済んだ一部の先進国に在住する富裕層のみしかアクセスできない(または好条件ではアクセスできない)資産というものが存在し(例えば米ドルとかもそう)、それが構造的な格差を生み出す要因になっていた。決して逆転を許さない構図。暗号資産はこの壁をスルーする資産であり、その一点だけでもその根源的価値があると言えると思う。
おしまい
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