都営住宅ポイント式の道のり

家がねぇと生活ができねぇ。できねぇんですよ。ということで私の引っ越し遍歴と共に都営のポイント式審査通過(?)までの軌跡をここに置いておきます。私のように甘ったれで考えなしで頭弱い人向けです。真面目な人は見なくて大丈夫です。

私は現在母子支援施設的なものに在寮中。家賃がかからず様々な生活管理下の元、人並みの生活を送らせてくれる素晴らしい施設です。恐らく各都道府県に様々な様式で設置されていて、情報は各自治体HPからでしか得られないもので調べないと出てこないです。他言することは牽制されており、理由としてDVを受けた母子を匿うため。詳しい情報は秘匿されているんです。私は母の知人が申し込んで落ちたっていう話を聞いて、離婚直後に話を聞きに行ったものの最初に紹介された4.5畳の部屋でシャワーは一回100円の共同スペース。トイレも共同。こんなところに家の荷物を運び込んで子と生活なんぞ無理じゃァ!!と緊急性もクソもない理由で却下。そんな時実家の自治体HPを確認していたら設備ヨシ立地ヨシの母子支援施設を発見。でもそのためには住所を変えなくてはいけない。実家の住所に籍を置き、役所にGO。
まず母子支援施設の利用において現在の家庭状況・カネの状況・住宅に困っているか否かを面談にて確認されます。私の場合カネはないし仕事もしてなかったし家も住所置いてるだけで住めるわけではなかったです。その旨全て説明してとにかく働く気満々ですっていう猛アピール(就活かな??)をして何とか入寮決定。入寮するにあたり施設に直接向かい内見と寮則確認と誓約書記載等等…。役所の人たちはすごい事務的だったけれど、支援施設の人たちは皆さんフレンドリーで親身に話を聞いてくれます。場所によるだろうけど。
必要な書類もいくつかありましたが忘れました!!指示を待て。
もちろん寮なので集団生活のルールが存在します。何時までにゴミを出してください。何時までに帰宅してください。外泊は届けが必要です。生活に変化があれば報告してください。窮屈に感じるかもしれませんが家賃ゼロ円の手前大人しく従うのみです。
また、仕事の紹介もしてくれます。私は女性仕事センターとかいうよくわからないところに行って紹介されたパートタイムをあみだくじで決めて2年程勤めています。ラッキーでした。
そしてこの支援施設、当たり前ですがずっと住めるわけではないです。入寮期間は1年です。この間に仕事して貯金して出てけということです。最初は私もやる気に満ち溢れていましたがまあ普通に無理でした。普通の賃貸に申し込んでも弾かれるのがオチだと思ったしそうじゃないとしても1年で60マン貯金???無理に決まってんだろ私を誰だと思ってるんだ甘ったれだぞという気持ちでした。で、1年経つごろに面談が入ります。在寮継続しますか?って。ここで猛アピールでなんと2年目在寮継続決定です。女神かと思ったね。人それぞれだと思いますが、確実に職員さんとの関係は丁寧に築き上げていき自分の努力のアピールもしっかり伝えられる関係であることは馬鹿だと思いました。そしてこの在寮延長、最大は2年までです。これ以上はいくら女神でも許してくれません。この日に出てってねって通告が来ます。アピールしましたが普通に3年目は弾かれました。そらそうよ。
でもこの2年で貯金も貯まったし、引っ越しはできそう。でも今後を考えるとやはり家賃は低めで子との生活を一変させたくない。そういう思いは最初からあったため、都営住宅の抽選を2年間続けてきました。当たったら即出て行けるように定期募集をずっと応募してきました。母子家庭であることはポイントとして加算されるからポイント式も応募しました。割当も応募しました。

全滅ってお前(笑)(笑)(笑)

ユリコちゃん(都知事)からきた「落選でーーーす!!また応募してね!!」っていう手紙が6通ぐらいあります。ポイント式に関しては私より死にかけてる人間こんなにいるんやなってしょっぱい気持ちになったり、病死部屋のあからさまに倍率低いところに二分の一で外れたりとメンタルゴリゴリ削られてました。 

都営住宅とは?
自治体等が低所得者向けに賃貸する住宅。

募集要項は以下
定期募集
→年4回。1人親はほぼ申し込める。ポイント式はポイント加算式でポイント多い人から受かっていくもの。
毎月募集
→文字通り毎月募集してる。人気のない場所・条件の物件祭り。私はこいつの存在知ったの退所通告後です。手段選ばず引っ越したい人向け。
随時募集
→圧倒的多摩。常に何かしら空いてる。


申し込み期限がシビア。募集している部屋は空き部屋ではなく「空き予定部屋」のため、斡旋までに時間がかかることが多々。








そして来る令和3年2月募集のポイント式。ここを外したら毎月募集のマジのガチで人気のない立地の部屋かマジのガチでヤバイ随時募集で部屋を決めようと会社のPCをガチャガチャしながら思い耽っていた時。私の携帯電話に一つの着信。知らない番号はいつもは出ないのですが、すぐさまPCで電話番号を検索。ーーーJKK東京都住宅供給公社。
私「ジョーシ!!!!!!!!電話!!!!!電話が来た!!!!!!!!折り返してもいいですか!?!?!?!?!?」
上司「ファっ!?!?あ、うん。なに?保育園?」
私「ジェッ………ジェーケーケー!!!!」
上司「????????よくわからないけどいってらっしゃい??????」
仕事を放っぽって電話を許してくれる神上司のおかげで営業時間内の折り返しができました。JKKの担当のお姉さんが事務的に書類の確認をしてきました。総所得は源泉徴収の通りですか?ーーーはい。 住居が母子支援施設は本当ですか?ーーーはい。 入居予定はお母さんとお子さんのみですか?ーーーはい。 かしこまりました。ありがとうございます。それでは失礼します。ーーーはい、失礼致します。


5分で私の何がわかるっていうの????
大丈夫なんやろか…。なんか……え?大丈夫なん??(不安顔)しょっぱい顔でデスクに戻ったら電話が死ぬほど鳴ってて考える間もなく対応に追われました。


そこから3週間ほど経った頃です。でっかいJKKからの封筒がポストにインされており、開けた時に母子支援施設の職員さんが「あああああ!!!!ポイント式のやつですよねそれそうですよねああああよかったですね!!!!」って私より先に反応していました。当たったわけでもないのに。
そう、この封筒は資格審査を行うんで必要書類全部送ってくれよな〜っていう通知だったんです。やはりあの電話は審査ではなくて資格審査を行っても問題ないかの確認のみだったということです。そして資格審査に於いて必要書類がアホほど多かったので私のパターンを記載します。

住民票
住民票の除票
課税・非課税証明書
戸籍謄本全部事項
収入証明書
在寮証明書
誓約書(封筒同封)
同意書(封筒同封)
児童扶養手当証書コピー
健康保険証コピー(入居者分)

住民票・課税証明書・戸籍謄本はとりあえず役所じゃなくても出張所で発行できたのでそこまで苦労は感じませんでした。コピーもまあすぐ取ることができる。
だがしかしテメー、住民票の除票はダメだ。
引っ越して2年が経っていないと前住んでいたところから除票を発行しなければいけないみたいです。前住んでたところの…役所行くの……??遠いしネット申請とかわからんしもうわけんからんからとりあえずバスと電車乗り継いで行ってきました。結婚して離婚した土地に行くのよくわかんないけどイラッとしました(自業自得パーティー)
収入証明書は会社の人事部さんが有能だったので二日ぐらいで発行いただきました。愛してる。
そして在寮証明書。これはイレギュラーですね。普通の賃貸に住んでる方は賃貸契約書のコピーと家賃引き落とし口座のコピーが必要でした。
在寮証明書は本当に…2週間近く発行に時間がかかりました。他の書類は3日で準備できたので待つのがしんどかったです。ただ遅れる書類があればJKKさんに先に言っておけば他のものを先送りして審査対象にはしてくれる模様です。でも先送りの書類はちゃんと期日までには送りましょう。

と言うわけで上記までが私が経験した都営住宅ポイント式です。
現在書類を送った段階で、その後の流れはよくわかりません。電話が来るのか手紙が来るのか受かるのか落ちるのか全くわからない状態です。
そして昨日時点で毎月募集の当選も致しました。ギリギリになって色々当たり始めました。退所まであと数ヶ月。何とか当たって欲しいものです。ユリコちゃんからの当選メール待ってるヨ………。

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