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40歳からの婚活#50 ハプニングを乗り越えられるか・後編

こんばんは、うみです。

時雨月さんとの初デート。

続きです。


急に襲ってきた疲れと
無理して食べた気持ち悪さで
時雨月さんに
話しかけられ続けることにも
疲れを感じてしまった私。

ついに、尋ねてみた。


「おしゃべり、
好きなんですか?」



いやこの流れで
この聞き方はまずいやろ。爆
完全に、黙れと言っているような
もんですがな。。。

きょとんとする時雨月さん。

そりゃそうです。。。
ごめんなさい。。。

あわてて、補足した。
体調を崩してからというもの
無理がきかないこと。
(体調崩した経験は
ふんわりとだけど伝えてあった)

今日も大丈夫だと思ってたけど
実はだいぶ疲れてしまったこと。
急に黙ってしまったけど
決して機嫌が悪いとかではなく
急にスイッチがオフになることがある。
ただそれだけなのだと。

だから私から
しゃべらなくなってしまったけど
時雨月さんは話しかけ続けてくれて、
それはしゃべるのが好きなのか?
それとも気を遣って
話しかけてくれているのか?と。


答えは

沈黙が長くなるのは
どうかと思って
気を遣ってあえて
話し続けていた

でした。


相手を見て話した方がいいかどうか
判断するタイプだそうで。
相手がたくさんしゃべるなら
ずっと聞いてると。

ああそうか。
お見合いの時、私は時雨月さんが
しゃべりたいんだと思って
聞き役に回ろうとしてしまって、
あまり自分から切り出さなかったから、
それで時雨月さんはますます
自分がしゃべった方がいいと思って
話しかけてくれていたのだなと。

そう考えると確かにこの日、
スイッチが切れる前の私は
ハイテンションであれこれ話していて
そのときは、特にそれを
遮られるようなことはなかった。

相手の話題を遮ってまで
自分の話をしたいタイプなわけじゃ
なさそうだった。

お互い、様子見し過ぎていた
ということですかね。


そして言われた、
心に沁みた言葉その1。


「取説をください
まだ分からないので」



ああ、そうだよなあ。
お見合いで話しただけで、
まだ会うのは2回目だった。
LINEのやり取りが続いていたから
距離は感じなかったけど、
こんなに長く一緒に過ごすのは
初めてなわけだ。

遠距離だからと
少し長めにいようとしたけれど
たぶんまだ
3時間くらいでお開きにするのが
本当はちょうどいい関係。
それがこの日は結局
7時間半も一緒にいた

しかも映画観るみたいに
会話しなくていい時間が
あったわけじゃないから
基本的には2人で会話しなければ
沈黙ができてしまう。

ちょっと無理し過ぎた。


そして続く
心に沁みた言葉その2。


「今日は
頑張り過ぎちゃったんだね」



そう言われて私はまた
泣いてしまった。。。

いや、今回も、
涙はこぼしていませんが。。。

必死にこらえた。。。

(相手の言葉で泣けた話は↓で)

あー
そうだ、頑張ってたんだね、私。

ハイテンションだったのは
それも素の私といえばそうなのだけど、
まずは自分が楽しまないと
楽しいデートにならない

できることなら時雨月さんを
好きになれたらいいな
と思って
自らテンションを
上げに行ってた
ところもあった。

でも途中で力尽きたのだ。
それがスイッチオフのタイミング。

言われてやっと気付いた。
ああ、頑張っちゃってたんだ、私。

そして、ハッとした。

ああ、そうだ。


こういうのが
良かったんだ。


私が真面目だから、
真面目ゆえに行き詰まったり
落ちてしまったときに
同じように深刻になるのではなく。

寄り添いつつも
あっけらかんとした感じで。
落ちている事実は
それとして受け止めながら
でも深刻になり過ぎずに
うまく流したり
引き上げたりしてくれる人。

そういう人が、いいなと思っていた。

私が求めていたことを、
時雨月さんはほんと自然に
サラッと軽い感じで言ってくれたのだ。


実は長く続いた
#1で書いた3人目の恋人は
そういうタイプだった。

時雨月さんも
同じタイプかもしれない。


ちなみに、もし目の前の人が
私のような状態になって
その理由を説明されたとしたら、
私はたぶん言えても
「無理しないでね」止まりだと思う。
その人の目の前の状態に対して
「無理しないでね」止まり。

だけど、
「頑張り過ぎちゃったんだね」
目の前の私の状態が
どうしてそうなったのかまで
感じ取った上での声かけ。

そういえば、お見合いのとき、
私のこれまでについて
すごく努力してきたことが分かる
と言ってくれたんだった。
それもすごく、うれしかった。

(そのときの振り返り記事↓)

時雨月さんのおおらかさのおかげで、
後ろ向きになっていた気持ちが
少しだけ前向きさを取り戻した。

食事は、結局食べきれなくて
そのまま半分残した。
申し訳ないから
自分の分は自分で払うと言ったけれど、
時雨月さんは笑いながら
新幹線代かかってるんだからと
ごちそうしてくれた。

気付いたら
私もまた普通に笑っていたし、
ちょっとだけ心も軽くなっていた。


と、いう感じの初デートでした。

うーんと…?
これは
なんとなく良い感じなのか??

いやでもね、

まだ全然
異性として好きでは
ないんですよ、
残念ながら。。。


そして、デート直後は
疲労とやらかした感でいっぱいで
冷静に考えられなかったので。

次の記事では、
改めて時雨月さんについて
良いと感じるところと
引っかかってることを
整理してみようと思います。

ちょっと冷静になって
まとめてみます。。。

うみでした。

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