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☑️猫カフェに行ってみたい

猫といういきものが好きです。
ふわふわで、気ままで、そこにいるだけで安らぎを与えてくれる存在。
そんな猫たちと触れ合えるお店、なんて素敵な存在なんだろう!と猫カフェに対する興味は尽きませんでした。

1月某日。
職場の繁忙期を乗り越え、気分転換と安らぎを求めた私は、ついに猫カフェに足を運びました。
選んだのは、CAT CAFE MOCHA。
主要都市に展開しているチェーンの猫カフェで、最短10分から楽しめる、初心者にも優しいお店でした。
確かこの日は30分ほど滞在したように思います。

諸手続きを終えていざ店内へ。
ドリンクバーから飲み物をとって、店内が見渡せる中央の席に腰掛けたところ、店員さんが追加購入の猫のおやつの説明に来てくださいました。
そうしてメニュー表を手に説明を受ける私のもとへ、一匹の猫ちゃんがすり寄ってきました。
「んまぁ〜!商売上手でちゅねぇ!」とメロメロになる私。
せっかく来てくれたこの子と戯れたいなと、アイスキャンデータイプのおやつを購入しました。

買って良かった!!
当時の私、ほんとうに良い選択をしたと思います。
夢中になっておやつをぺろぺろと舐めるにゃんこ。
独り占めしたくて、アイスキャンデーの棒を持つ私の手に自らの手を添えるにゃんこ。
ちょっぴり意地悪しておやつを自分の身体に近づけると、それを追って私の膝に乗り上げてくるにゃんこ。
可愛い!とっても可愛い!
そんな姿を特等席で見つめることも、おやつに夢中になっている背中を撫でてふわふわを堪能することもできる、そんな特権を手に入れたわけです。
途中、他の猫ちゃんが物欲しそうに近づいて来たためその子にも与えようと試みましたが、最初から陣取っていた商売上手ちゃんは許してくれません。
強欲なのも可愛いなぁと眺めていると、あっという間におやつを食べ切ってしまいました。

とっても素敵な時間を過ごせたことに満足しつつ、「お腹もいっぱいになったことだし、遊びに付き合ってくれるかな?」と備え付けの猫じゃらしを手に取りました。
そのほんのわずかな時間目を離したすきに、商売上手ちゃんはなんと、店内を駆け去り他の新規客のもとへ行ってしまったのです…。
まさに天国と地獄。
先ほどまでの好待遇は、エサをくれる人類に対してのみ与えられるものだったようです。
寂しさや虚しさに打ちひしがれながらも、その気ままさや潔さがお猫様の魅力かぁ…と学んだ、猫カフェ初体験の思い出でした。

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