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ミッコのオタク遍歴を辿る vol.1

自分のアイデンティティの根っこにオタクがあると自負するオタク、そういえば一度もちゃんと振り返ったことなかったなあ、と思って。
ただの自己満足全開で、自分の歴史をオタクを軸に振り返っていこう!という記事です。
オタクの皆さんもオタクじゃない皆さんも、基本なんのためにもならないので、暇すぎて死にそうな時のお供にでもしてもらえると嬉しいです。

はじめて漫画を読んだ日

明確な年の頃は覚えてないんですが、たぶん小学校の中学年くらい?
生まれて初めて読んだ漫画は種村有菜先生の「神風怪盗ジャンヌ」でした。
そこからなかよしとりぼんを毎月買って、少女漫画漬けの日々を過ごしてました。が、たぶんこの頃はまだオタクって感じではなくて、おそらくはじめて触れたサブカルチャーに好奇心が止まらない期くらいの感じだったと思います。

明確にオタクを体現しだしたのは、中学1年生でハマった「テニスの王子様」から

HUNTER×HUNTERとかシャーマンキングもアニメは全部見てたりもしてたんですが(ちなみに圧倒的にキルア派、ホロホロ派です)、明確に自分がオタクになったと自覚したのは中学1年生のときにハマったテニスの王子様から。
リアルタイムで見てた同級生とは遅れて、なんとなくTSUTAYAで借りてアニメを観たのが最後。ずんずんと進むオタク街道
具体的に言うと、ペンケースにキャラの名前書いてたり、ネットの拾い画像を印刷して生徒手帳に入れてたりとか…(ちゃんと黒歴史)
好きなキャラは菊丸さん、跡部様と順当に進み、バスで寝過ごす切原赤也さんを見た瞬間に心が決まりました。今でもずっと一番大好きなキャラです。
今思い返すと、小学5年生くらいからお絵描き掲示板で友達作ったり、自分もイラストサイト運営してたりしたんで(ちゃんと黒歴史)オタクのパッションはこの頃から芽生えてたのかもしれません。
そして実は、この頃からテニミュ1stシーズン(※1)にも各公演1公演くらいは通いだしてました。
その頃から好きな若手俳優さんは、今でこそもう通ってませんが、大学時代にも何度か舞台にはお邪魔した(顔が)大好きな俳優さんです。今も活躍してくれていてありがとう。

※1…テニスの王子様のミュージカルの略称。たぶん2.5次元系舞台の走り?なのかな?今は新テニスの王子様もミュージカルになってたりする。

アニメと並行して、生まれて初めてアイドルにハマる中学1年生〜中学2年生時代

アイドルといえば、モーニング娘。とあややくらいにしか興味がなかった当時。(ちなみに、はじめて買ったCDはLOVEマシーン)
しかし、私の中学生時代は嵐や関ジャニ∞を筆頭にジャニーズ大無双期でした。※1
そんな中で私がハマったのはデビュー期にあんなに騒がれてたのに見向きもしてなかったKAT-TUN。
昔から逆張りしたい精神があったのがここにも表れたのかもしれません。ちなみに推しは上田の竜也さんでした。今、自分のキャラを見いだして活躍されてるのを見ると感慨深いな〜なんて、古参ぶってる厄介オタクになってしまいます。(当時は妖精さんが見えるキャラとか、迷走されていたので)
しかし、この上田さんにハマったことをきっかけに、私が一番青春を捧げるジャンルに出会っていくことになります。

※1…時代を表現するために、あえて旧事務所の表記にしています。

中学2年生からライブハウスを出入りするバンギャ期に突入

上田竜也さんが出てるから!と買った「B-PASS」が私の人生を大きく変えました。
その紙面掲載されていたのがV系バンドで最初の本命盤(※1)であった「THE KIDDIE」でした。
顔が格好良くて気になって、調べて聴いた音楽が当時の私にドンピシャで。一気にファンになった私は、持ち前のフッ軽力で心斎橋にあるOSAKA MUSEで行われていた対盤ライブ(※2)に行くこととなります。この頃から学校終わりに大阪や東京に通う日々が始まりました。(許してくれた母親ありがとう)(なんなら最終的に母親も一緒にバンギャします) 
しかし私は自分のハマってるカルチャー以外にめっぽう疎くて。知らなかったんですよね。V系のライブがブンブン頭を振るようなライブだと。
生まれて初めてのライブハウス。ドキドキしながらやたら重たい扉を開けたら広がるヘドバンの海
正直「え、怖い、帰りたい…」て思ったんですが、勇気を持って踏み込んだ当時は少女の私。そんなか弱い少女も、お察しかと思いますが、数カ月後にはその海の仲間入りをしますし、首が筋肉痛になったらまた頭を振ったら治るよ!という意味のわからないことを言う少女に進化します。ついでにデスボイスも体得します。(今はもう多分できません)
そこからはTHE KIDDIEを中心としたいわゆるキラキラ盤(※3)と呼ばれる界隈に生息していたのですが、高校1年生の時に本当の意味で私の人生を変えてくれたバンド「DELUHI」と出会います。

※1…一番好きなバンドを「本命盤」、解散してしまったが好きなバンドを「神盤」などと呼ぶ文化がありました。今もあるんでしょうか。
※2…ひとつのライブに複数のバンドが参加するような形式のライブを「対盤」と表現してました。まだ地方でワンマンできないようなバンドとかが、束になって地方に来てくれるようなことが多かったです。
※3…ザ!みたいなゴシック系ではなく、カラフルでキラキラしたバンドを指す言葉。当時のキラキラ盤と言われるバンドは、音楽性としてもポップで聴きやすいものが多かった印象です。

なんか、バンギャ編ば思いのほか重たすぎる+長すぎるのでvol.1はこのへんで…
一生vol.2が出ないことにならないように頑張ります。

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