キタカミプロローグ最終２位　パラロンゲ軸追い風偽装トリパ

今回はパラつじ（@HTJUTsCu7rX3brj）さんがキタカミプロローグにて37勝8敗、レート1865.065、最終２位だったパーティを紹介します。オンライン大会というクローズドBO1でいかに勝率を上げるかといった工夫を凝らしたパーティとなっています。
クローズドBO1でまず肝心なのは相手の初見殺しにやられないこと。イッカコノヨの並びをみてもスーカフコノヨザルなのかテクニシャンイッカネズミなのか分かりません。そこで初手におみとおしのポケモンで相手のもちものを見ることで初見殺しを防ぎます。
逆を言えば勝つためには相手に読まれない初見殺しが有効。このパーティではトリックルームをしなさそうに見せ、相手の意表をついてトリックルームをして一気にせめる初見殺しと採用率の低い技による初見殺しを採用しています。
BO1においてもう一つ肝心な事、選出。このパーティは100％同じ並びしか出さないので選出で考えることが少ない、ほぼ無です。これによりプレイングのブレや読みを減らすことで勝率を高めます。

パーティ紹介

オーガポン（水）

特性ちょすい　水テラス
実数値H180(196)-A189(252+)-B105(4)-x-D117(4)-S136(44)
ツタこんぼう/ウッドハンマー/ニードルガード/このゆびとまれ＠いどのかめん
Aぶっぱ以外調整意図は特にないとのこと、よく見ると努力値も8余っている。トリルが切れた頃に出すことが多いので素早さを少し高めている。このゆびでガチグマをサポートできたり自身がアタッカーにもなれるのが強み。ウッドハンマーが初見殺しポイント。

シャンデラ

特性すりぬけ　悪テラス
H167(252)-x-B111(4)-C216(252+)-D110(0)-S90(0-)
ねっぷう/シャドーボール/トリックルーム/まもる＠きあいのタスキ
初手に出してトリックルームをするポケモン。素早さに加工補正をかけたが逆に速いガチグマに初手に上を取られる展開はキツめだったのは反省点。
特性のすりぬけは相手の壁を貫通できるのが偉い。
悪テラスは弱点の悪ゴーストを半減することよりもイルミーゼやバルビートの挑発やアンコールを防ぐために使う。

オーロンゲ

特性おみとおし　悪テラス
H202(252)-A189(252+)-B85(0)-x-D95(0)-S81(4)
ふいうち/じゃれつく/けたぐり/ねこだまし＠とつげきチョッキ
構築のMVP、NNパラロンゲ。初手のおみとおしで相手の型を判別できるのが偉すぎる。
けたぐりは相手のドドゲザンをほぼ1撃で倒せ、ガチグマにも半分以上入る。
じゃれつくはガブリアスを倒せたり、コノヨザルにも負けん気を9割くらい恐れずに打っていける点がソウルクラッシュにはない強み。命中9割なのが弱み。
これらの技も相手の意表をついて高火力技を叩き込む初見殺しという点で強い。

ガチグマ

特性しんがん　ノーマルテラス
H220(252)-x-B140(0)-C205(+252)-D86(4)-S51(-0)
ブラッドムーン/ハイパーボイス/しんくうは/まもる＠いのちのたま
トリックルーム中のエースアタッカー、基本ハイパーボイスかブラッドムーンを打つのでだいちのちからよりも先制技のしんくうはを採用し、トリックルームが終わったあとも動けるようにした。パーティの並びで最遅と思わせないようにしているのもポイント。このルールはこのポケモンを通した方が勝つゲームだと個人的に思ってました。

オンバーン

選出しないので割愛
相手に追い風しそうと思わせる

アブリボン

選出しないので割愛
相手に追い風しそうと思わせる

選出

先発シャンデラ、オーロンゲ
後発ガチグマ、オーガポン
45戦中45戦この選出です。
先発おみとおしロンゲで安定する方向にねこだましや攻撃
シャンデラはトリックルームをしてあとは殴るだけ。
どちらかが倒れたらガチグマを出して殴る。
トリックルームが終わったらオーガポンで殴る。以上。

相手の初手がサマヨール＋ガチグマみたいなこちらが両方上を取れてそうな場合のみ初手トリックルームをしない。ここだけ気をつければ大丈夫だそうです。

おわりに

今回はパラつじさんの代わりにパーティの紹介をさせていただきました。
一緒にパーティ相談をしていて自分も似たような構築を考えてはいましたが自分では上手くまとまらず別の構築を使っていました。みせポケという発想がまずできなかった‥。ちなみにパラつじさんは最初conaさんの配信を見てパーティを組み始めたそうです。色んな人の配信見るのって大事。
オンライン大会での戦い方が詰まったパーティだと思うのでキタカミプロローグに限らず、今後の大会の参考になればと思い記事に残しておきます。