1204:拝啓 佐々木マキさま
拝啓 佐々木マキさま
おはようございます。
今朝、昨日から読んでいた『うみべのまち』を読み終えました。
私は、村上春樹の小説で佐々木先生のイラストに出会ったのだと最近まで思い込んでいましたが、実は幼い頃、絵本で出会ったのが始まりでした。
『ふたりのサンタ』をはじめとするクリスマス関連のちいさな絵本を、小さい頃、幾度となく読みました。今でも疲れて嫌なことがあると、「壁抜け光線びびび」というフレーズが頭に浮かびます。今、アマゾンで確認したら、どうやら在庫切れのようでした。ふふふ、私の実家の本棚にはちゃあんとサンタがいます。また、帰省したら必ず読みます。
最近、体調を崩して寝込んでいました。枕元に、羊男の本を置いていました。
もうかなり体は、元に戻ったので、年末年始休暇には羊男のぬいぐるみを作ろうと、密かに画策中です。
そうそう、『うみべのまち』の話です。大変おもしろかったのです。
ちょっと気が滅入る話もあったけれど、ヘンテコでおかしくて、マンガだけれど、本を読んでいる気がしました。後書も読みました。そしたら、他の多くのマンガと趣向が違う意味がわかりました。
佐々木先生、私からのお願いです。こんど、羊男を主人公にしたマンガを描いてください。これは、村上春樹先生にもお願いしないといけないのかもしれないけれど、また「ねじけ」にも「双子」にも会いたいです。
あともう一つお願いがあります。
長生きして、おもしろい作品をいっぱい描いてください。
佐々木先生のマンガやイラストに出てくる人たちのTシャツとか帽子が売られていたら、私きっと買います。だから、長生きしてください。
『うみべのまち』がおもしろかったから、今日も図書館に行って、他のまだ読んでいない先生の本を借りてくるつもりです。先生は、自分で描いた作品で1番のお気に入りって何ですか?いつか教えてくれたら嬉しいです。
もう少しお金が貯まったら、きっと、先生の本を買いますね。
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