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わたしの偏愛☆1/21 トリのカイタイ~ツキイチのてしごと~

1/21(火) 本日の一品

鶏(愛媛県産)

ん?鶏って?どゆこと?ってなるよね。

今日こそはわたしの偏愛、日々のてしごとについて語ろうと思う。


鶏肉を買うとき、皆さんはどこで選びますか?

近所のスーパー?商店街のお肉屋さん?それとも、ネットショッピング?

うちはここ2年ほど、鶏肉を生産者さんから直で送っていただき、丸ごと鶏一羽(といっても、中抜きという内臓などは処理済みのもの)を解体・小分けして使うようになりました。

たまになにも考えずそんなに親しくない知人に「あ、今から帰って鶏捌かなあかんねん。」とか言っちゃって、めちゃくちゃひかれることがある。ま、そりゃそうよね。

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出逢いのきっかけはもう忘れたけど、ネットである時見つけた、面白い売り方をする鶏生産者さんの鶏肉が、どうみても美味しそうでめちゃくちゃ気になった。

なんせ買ったひとがあげてる調理後の画像が、どれも魅力的すぎる!

気になるから食べてみたいな…と思いつつ、何度もサイトを見てみるが、人気でいつも売り切れ、全然買えそうにない。

うーん、どうしようか…と困っていたら、ある時そこの新規会員募集のお知らせが告知された。定期会員で一羽売りなら空きがありますとのこと。

一羽丸ごと!!

しばし悩んだけれど、えーい!思い切って申し込んでみた。


やったことないけど、お手本の動画があるので、それを頼りに鶏を解体することに。

って、そんないきなりできんのー!?我ながらチャレンジングが過ぎる(笑)


翌月、丸ごと一羽の鶏がさっそく私のもとに届いた。

動画を見ながら止め、包丁を入れてまた再生して…の繰り返しで、なんとか無事に最後まで解体することができた。

環境の良い所で飼育され、一度も冷凍されていない生の鶏肉は、これまでに食べたことのある普通の鶏肉とは比べものにならないほど、新鮮で臭みが一切なく歯ごたえがあって、とうてい同じものだと信じられない程美味しかった。

あの日、とんでもない選択をした自分の冒険心に、心から感謝した。

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それから、わたしのツキイチのてしごとがはじまった。

生産者さんが各地で開く解体ワークショップに参加し、直々に手ほどきしてもらったり、鶏さん専用出刃包丁を購入したり、見る見るうちにどんどん鶏の世界にハマり出したわたし(笑)

はじめは2時間くらいかかっていた鶏との格闘も、いつしか動画を見なくてもすんなり捌けるようになり、たまには友人の中で興味があるひとを集めてなんちゃってレッスンをしたりするようにまでなった。

鶏肉は、モモ肉、ムネ肉、ササミ、手羽、皮などそれぞれ部位ごとに解体し、すぐ食べるものとストック用の冷凍保存とに分けておく。

骨は別に頼んでいるガラと一緒にまとめて一番だしから三番、四番くらいまでのガラスープを取り、こちらも冷凍保存。

最後は骨についている身までしっかりこそげて甘辛煮に。余すところなく使い切る。

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おかげでうちでは気が向いたらいつでも、美味しい鶏肉やスープを味わうことができる。今回のように風邪気味の時には、冷凍しておいたスープを出してきて、たっぷり生姜を入れて飲めば、大抵ひどくなる前に治ってしまうので重宝している。

それから、暖冬の今年はあまり出番がないけど、手羽をたっぷり煮込んだ鶏だしのおでんも我が家の定番だ。こちらも煮込む時に乾燥生姜をたっぷり入れて、仕上げにさらにおろし生姜を乗せて食べる。

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思いつきではじまったうちの鶏解体ライフなのだが、こんなにも自分の偏愛の対象として人生に食い込んでくるとは思ってもみなかった。

ただただ自分の舌だけを頼りに、美味しいものを追求していったらここにたどり着いたわけで、ここから先また、どんな出逢いがあるのか楽しみで仕方がない。

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さて。ここまで語っておいてなんなのだけど、詳細はあまり明かしたくない(ネットで告知して、瞬殺で売り切れる人気の生産者さんゆえ!)ので、どうしても気になるというひとは、DMなどで個人的に聞いてくださいね。

毎月届くものだから、記録も兼ねてわたしの画像フォルダには丸ごとの鶏さんから解体後のVTRごとのお肉、調理前、調理後の鶏料理など、とにかく鶏画像でいっぱい。本当はツヤッツヤでプリップリのお肉たちの姿を見てもらいたいけど…ダメな方も多いかもしれないため、生肉画像は避けました。

もしも鶏解体に興味がある!という超然奇特な方がいらしたら、解体の工程や部位ごとのおすすめ調理法などのレシピnoteもつくってみたいなと思います。


さあて、明日は何を愛でようかな。


食いしん坊の毎日はこうしてつづく。

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明日はまた別の、偏愛についてできれば語ってみようかな。


お楽しみに。

サポートというかたちの愛が嬉しいです。素直に受け取って、大切なひとや届けたい気持ちのために、循環させてもらいますね。読んでくださったあなたに、幸ありますよう。