ともにあるということ
わきまえない。
黙っていられない。
それはわたしの欠点であり、美徳でもある。
もちろん、他人から見たらどうか、はまったくの別問題で。
ただ、自分が自分に嘘をつくことができない。
わたしは、わたし、の思うみちをゆきたい。
ただ、それだけ。
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先日、Twitterで思うことを述べた。
そうしたら、こんな部外者のいち個人のつぶやきでも、それなりに反響があった。どの側面から見るか、によっていろんなひとの見解があり、それぞれが自分の意見を表明することは、その問題の可視化につながるから良い傾向だと思っている。
そんな中、Twitterを読まれたcotree代表の櫻本さんから、わざわざDMをいただいた。正直言ってびっくりした。
部外者のこんなただのつぶやきにまで返答されるなんて、細やかな気遣いはありがたいが、そんなことに時間を割くくらいなら、どうか心を痛めたままの方々への対応を急がれてほしいと個人的には思う。
そもそも、見えないところでやりとりをするのは、自分の流儀に反する。
わたしは見えるところでフェアにいきたいのだ。
この問題や櫻本さんが別件で批判されている問題について、あれほど可視化されないことに対する不信感があると、何度も繰り返したくさんの方から指摘を受けているはずなのに、変わらず同じ対応をされることに、そして自分がそれを受け入れることに大きな抵抗がある。
こうしてここで書くことになんの意味があるのか、と思われる方もいらっしゃるかもしれないけれど、わたしは自分の見解を明確に、見えるかたちで記しておきたい。それについての批判や指摘があれば、甘んじて受けたいと思う。たとえいち個人であっても、自分の発信について胸を張って表に出せないようなことはしない、と常に肝に銘じておきたいから。
Twitterでは文字数の関係で、伝えたいことがどうしても細切れになってしまったり、全く意図しない読み取り方をされて誤解が広がってしまう懸念があるため、ここnoteで書くことにした。
なお、DMでいただいた先方からのメッセージは、わたしが公開する筋合いはないと思うので割愛する。どのような手段で見解を表明するか、はそれぞれ個人で判断されることだと思うし、わたしのやり方が正しいとも思わない。
わたしはあくまでも現時点での自分の見解を明らかにしておきたい、ただそれだけ。それ以上の意図はない。
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櫻本さま
わざわざメッセージをありがとうございます。
ですが、私に対してお詫びしていただくようなことはなにひとつありません。
たたただ、傷ついた被害者の方と、現在ご利用されている方々や関係者へのケアを最優先されることを願います。
今後、御社のサービスを必要とされる方が安心して受けられるよう、改善策や問題点をしっかりと対外的に可視化され、説明をなさった上でサービス提供をされることが一番の信頼回復につながるのではないかと思います。
部外者である一個人のつぶやきにまでお気遣いいただくほどの感受性の高さがおありになるのであれば、企業として早急に今後の指針を示し、また個人として櫻本さん自身の見解を血の通ったご自分のことばで語られることも可能なのではないでしょうか。
今後のcotreeとしての対応と発信を、引き続き見守らせていただきたいと思います。ご連絡ありがとうございました。
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わたしはわたしの大切なひとがこれ以上傷つくのを見ていたくないし、彼女を傷つけるものに対して黙っているつもりはない。
なぜならそれは、彼女がこのnoteで同じ時間を共に歩んできた、大切な友人だから。
書くことで少しずつ癒され、書くことでさらに傷つき、ここで必死の想いを綴って生きてきた彼女の足跡を見守ってきた多くのひとも、きっと同じ気持ちでいるはず。
だから、気力を振り絞って声をあげた彼女をこのままひとりで苦しませるなんて、とてもできそうにないし、そうしないためになにができるかを考えたい。
わたしのやり方が間違っていようが、他人から見てどうであろうが、そんなことはどうだっていい。
いつだって、あなたとともにありたい。
声をあげたことが間違っていた、なんて思わせない。
あなたは、ひとりじゃない。
そのことを、いまここで、伝えたい。
ただ、それだけ。
わたしにできることなんて、それしかない。
でも、ひとつでもできることがあるならば、あきらめずにわたしも声を重ねたい。
どうか、傷ついた彼女の心が少しでも癒されますよう。
そして、これ以上彼女を傷つけるものからは遠ざかっていられますように。