旅館での客室清掃
お久しぶりです。mimililyです。
なんと初リゾバ満了いたしました。
秋から冬にかけて約4ヶ月半客室清掃としての業務をしてきました。
結論から言いますと、控えめに言って最高です。
もちろん、世間一般の長期休みや週末といった繁忙期は時間に追われ体力的にもなかなかしんどい思いもしました。
それではこれからリゾバを始める方、客室清掃に興味がある方のために今回の仕事内容、流れを書いていきたいと思います。参考までにしていただけると幸いです。
まずはじめに、今回私が働いたリゾート地は、岐阜県高山市の旅館です。
期間は先程も記載したとおり、秋から冬までです。
紅葉から冬の雪化粧の山々がとてもきれいでした。
業務内容は、客室清掃、共有スペースの清掃などです。
中には大浴場の清掃を頼まれていた方もいます。私の勤務していた施設は、寝室、水回りの清掃または布団あげ(ベッドの客室はシーツの変え)のどちらかを担当するというかんじでした。
私は、清掃を担当しました。
事前に旅館の客室清掃の例を調べていたのですが、ここは一人で清掃をするということだったので気持ち的には本当に楽でした。施設によっては二人一組になり行うところや、まれに誰かにみはられているという場所もあると聞いていたので私はラッキーでした。(笑)楽と言っても一人なので時間にも追われ、手は抜けないですし、誰がどの部屋を清掃したのか名前を書くので無責任なことはできません。仲居さんたちが担当の部屋チェックに最後はいるのでなにか見落としがあると指摘をされます。初心者は特に、掃除の流れを覚えるまでに時間もかかりますし大変だと思います。しかしコツなどをつかめば淡々とこなしていける簡単な作業だと思います。客室がかなり汚れているときは通常の部屋より時間を要します。これもその時の運です。もし周りになにか言われても状況説明すれば誰も咎める人はいないと思います。むしろ時間までに部屋を用意しないといけないので手が開いてる人が手伝いに来てくれたりします。
勤務時間は9:00から15:00までの6時間拘束です。
間に昼食休憩が30分あるので実労5.5時間の通し勤務です。この時間ですべての客室を掃除しなくてはいけないのでなかなかハードです。これもその時期により忙しさは異なりますが、年末年始は特に忙しかったです。私がいた施設の一つの部屋にかけていい清掃時間は特に決まりはありませんでした。あまりにも遅いのは注意されますが、だからといって適当なやり方では許されません。私はだいたい一部屋に40分から長いと1時間かけていました。経験者の方はわかると思いますが、とてもきれいな部屋とその逆の部屋の差が激しすぎます。
食事などは昼と夜の2食分をお弁当で支給されます。
お米は、板場でもらえるので温かいです。
ですが、お弁当は内容がだいたい同じなのと、揚げ物なので飽きが来ます。
ですが時々、女将さんや板場の人が作ったお弁当以外のおかずをいただくことがありとても助かりました。また、近くにはスーパーなども揃っていたのでご飯に困ることは一切ありませんでした。
そして裏方ならではの特典で、毎日温泉入り放題でした。サウナも付いています。仲居やフロント・ベルといった表に出る方たちは、お客様と鉢合わせになるためなかなか入ることができないと聞きました。入れても、お休みの日くらいだとか…。雪が降った日の露天風呂は景色も最高でした。
気になるお給料ですが、通し勤務といえども働く時間は短いので平均で15万円くらいですね。食事補助もあって、温泉も入り放題、寮費も無料なので何も欲がない人は出費はほぼないです。なのでそのまま貯金することはできます。場所によっては他に仕事を与えていただけるとこがあります。私は、一回だけ簡単な洗い場に入りました。
最後に、客室清掃というと下に見られるような仕事だと思いがちですが、表舞台の人たちを輝かせるため、お客様の癒やしと快適をお届けする素敵なお仕事です。そして何より、体も動かし、干渉もされないのでストレスフリーに近い業務だと思います。とても散らかっている部屋に当たったときは、最悪だと思いますが、綺麗に清掃し終わったあとの達成感はとても高いです。
現在は、違う職種をしていますが満了したらまた客室清掃に応募したいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
質問などありましたら、気軽にどうぞ。
それではまた。